ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2638】東京味噌らーめん 鶉 (東京・武蔵境)辛味噌らーめん 大盛り


武蔵境駅界隈ではずば抜けの美味さ!貴重な味噌専門店!!>


 味噌系のレビューが続いておりますが、毎年前半のある時期はこんな感じで、一つのテーマを突き進める感じになっとります。そんな感じで久しぶりに「鶉@武蔵境」さんを訪ねてみました。武蔵境と言えば「きら星」が有名でして、私が関西にいた頃でも、ラーメン好きなら一度は耳にした名店あり。しかし、駅の反対側に全く別ベクトルの名店が誕生と言う感じでして、結構地元民にはすでに認知された店です。しかも味噌専門ってところがナイス。味噌は夏場苦戦しそうだし、また本格的だと中華鍋振るう手間がかかるので、若干回転が落ちる。されどこの界隈では、食い合うこともない系統なので、うまい選択かもしれません。開店時間に行けばもう行列が発生しておりました。








 (この日は、いつものiPhone忘れたので、iPadにて記録撮影・・・店内では妙な動きとなりました:汗)







汁:「味噌粒子がきめ細かくて滑らか!野菜の甘みと辣油のパンチえ意外なシナジー効果がいいね!」


 久しぶりの対麺ですが、相変わらず綺麗な盛りです。味噌系と言えばワイルドさとか素朴感で演出するところが多い中で、こちらはどこかしら崇高なまとまり方をしているのがいい感じ。しかし、辣油系の香味油を垂らすなど、ラーメンフリークの感性をくすぐる遊び心も感じる。マイルドそうな黄土色と、透明感ある辣油たれと、撹拌される前の入り混じりが・・・不安定な美しさをと、爆発前のパワーの溜め込みを感じさせます。







 味わうと、これがまた辣油系の突き抜けが冒頭から響きます。しかし咳き込むほどでない旨味を感じる辛さで、こう言うのをコク深い辛さと言うと思います。と言うのも味噌スープのボディーも当然そこい含まれているため。では次に味噌味い注目して味わってみると、これがしっかりした味噌の熟成味は感じるものの、酸味は少なく、また塩気もマイルド。しかし薄い味噌という感覚はなし。野菜のエキスが味噌や塩気の尖りを滑らかにしてくれてる・・・・そんな風合いが実にうまい。また、味噌だれの粒子の細かさがとても印象的です。当然スープを平らげるのですが、その際の舌全体に感じるスープの流れに、実にきめ細かい粒子を感じました。







 後半は、カウンターにあった既製品の「S&B さんしょうの粉」を少しばかりかけて、味の変化を楽しみました。入れ過ぎては行けませんが、程度に振るとやはり味が深まる・・・。味噌と山椒の相性も捨てがたいと改めて認識を深めます。













麺:「ピロピロ手揉み麺が最高!モチモチさとニュルつく加減に味噌エキスを吸い込んで最高!」


 茹でる前に、太麺を体重をかけて手揉みする。茹で前の麺は褐色めいた色合いなのですが、茹で上がるとナチュラルな小麦麺の色合いになるのね。潰されて揉まれるから、不定形でピロピロっぽい形になります。十分に味噌スープとか、野菜トッピングと絡まる準備を感じさせます。







 最初にジュルッと一口・・・この口当たりが非常に滑らかな上に、べたつかなニュルっとした感触がなんとも艶かしい!。奥歯へと一気に運んでしまいました。プレスして潰す時のモチモチした反発がまた気持ちよい。なんと自家製麺らしいのだが・・・これはうまいね!。もやしと絡んだ複雑な歯ごたえもさることながら、このモチモチ感がとてもソフトで、また滑るニュルつき加減が、とてもシルキーとすら感じます。


 ところで、券売機には注意です。大盛りボタンはありません。「味噌らーめん」と「味噌らーめん大盛り」のボタンの違いで識別します。値段は同じです。ま、間違っても口で説明すれば対応できますがね。







具:「くたった感じの野菜が絶妙!肉の半レア状態もナイスで崇高感覚を高める」


 肉は、半レア状態のロース肉。実に作りが丁寧。こういうのだと自然と酒を欲してしまう・・・・。ちゃんと製作ロット毎に包丁切りされたような風合いです。切り置きってどうしても切り口が劣化するので、半レアだと一目瞭然。気を配ってますねー。味わいも塩気控えめで、肉本来の味主体でかなりうまいです。








 一方、野菜炒めは、「くたり加減が絶妙」と言えましょう。とは言え誤解なきように言うと「シャキシャキ度合いもある程度キープ」しているところで、くたった美味さが絶品という感じ・・・。スープにも出汁の元として貢献しながら、しっかりと味噌スープを逆に吸い込んで、味わいを深めてます。












 総じまして、「武蔵境の誇りと言えそうな質実味噌系の開花」とも思えまして、かなり期待をし続けているお店です。久しぶりに訪問しても味にブレなしといった感じで、安定感も磨きがかかったような風格。今後も地道に営業続けて欲しいと思います。お若い夫婦船営業で子育てとの両立も大変でしょうが、応援してまっせ! もう少し訪問頻度を上げてみたいと思いましたー。機会があれば家族で訪問させていただきます。そんな感じで、寒さの中に春の気配を期待させる時節になりましたが、今年度も最後まで頑張って乗り切りましょう!。と言うことで、鼻をすすりながら詠います!。



   上着脱ぐ
   立春過ぎた
   緩い風



   花粉漂う
   味噌の香のせて



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






関連ランキング:ラーメン | 武蔵境駅


多摩さんぽ~武蔵境編 [DVD]

多摩さんぽ~武蔵境編 [DVD]

武蔵境自動車教習所55周年記念 ― ありがとうの手紙55選

武蔵境自動車教習所55周年記念 ― ありがとうの手紙55選