【東京都内で「辛ネギラーメン」ならここ!シリーズ その5】
平日のモヤモヤ気分を抱える週末。まだ明け切らぬ早朝に目が覚めてしまい、余計にモヤモヤしてしまい二度寝に入る。その二度寝の夢で、可愛い猫に囲まれた夢を見たので、何かの予兆かとネットで夢占い調べて見た所、「不安を抱えて精神不安定」のようなことが書いてあった。そのままの今の現状と同じ内容だったので、何の解決も期待できないことが分かり、余計にモヤモヤしてしまいます。
- アーティスト: 東京ファンの人達,B.クレウ,O.ハマーステン,門田ゆたか,R.ロジャーズ,鈴木勝
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/07/12
- メディア: CD
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まー、そんな時はクルマを流すか、チャリで遠出して気分転換しようということで、今回はクルマを選んだのですが、これがまた各所で道路工事に遭遇してばかりです。ツマラナイ渋滞に巻き込まれてしまいましたので、早々に近場でラーメン活動することに切り替えました。そんなわけで、先日食した「カレーソバ」の印象が良くてまた来てしまいましたよ・・・飛田給。狙うは「中華 長陽」さん。こちらで「ねぎラーメン」があるのをちゃんと確認してましたのも訪問理由の一つです。
しかし、飛田給駅のスッキリ整然とした駅前は、青空が広く見えて非常に清々しい。再開発されたばかりで、また人も少なく、何処となく長閑なんだけど、ここは東京都調布市。寂しくもなく、スタジアムも近くにあり、空には飛行機が間近に見えます。近くのローソンでタバコをふかしてから、悠々と再訪問させてもらいました。入店するなり「ねぎラーメン」を速攻で注文です。
<作り置き感のない丁寧な辛味ねぎ!細かい千切りでサクサクと感じる>
慌てなくても混まないから楽な店です。先客は丁度来たばかりの2名。相当な老人とその息子さんらしき組み合わせで、親子昼飯なんだなと和やか気分。何を注文するのかと別に気にしてなかったのですが、瓶ビールを注文した後、がっつりメニューを4品目ぐらいオーダーしておられ、全部食えるのかと思わず心配になる。まあ余計なお世話ということで、あしからず・・・と思っていたところで、店の大将の奥さんが運んでくれましたのが、この麺顔です。
うん!実に攻撃的でない町中華の顔をしております。通常のラーメンに辛葱が乗っただけというシンプルな構成。これでいいんですこれでいいんです。実はねぎラーメンを注文した後、調理場でトントントントン・・・と響く包丁の音が聞こえまして、ねぎを刻み始めたのが手に取るように分かりました。作り置きしてないところが嬉しい。こういうトッピングは、下準備程度で冷蔵庫でストックしていることが多いのですが、少し冷えた感じが興ざめするところ。そういう不安がないことだけでも好印象です。山盛りの標高は高くないが、質感が高そうな辛葱という感じです。
この辛葱が嬉しいのは、葱の千切りがとても細かいので、上品に思えるところ。ザクザクと前歯で潰し切る間隔もいいのですが、繊維が細かく刻まれてサクサクと上品に切れ込むのもまた良いわー。チャーシューは混ざらないタイプですが、その代わり一枚スライスのチャーシューがそばに控えています。
味付け的には、豆板醤の辛さが先行するイメージでしょうか。辣油もありますが、少しばかりの発酵感がありいい感じです。辛葱と一口で言っても、辣油・赤唐辛子・豆板醤等の強弱が店によっても変わりますから、違いを楽しむのもラーメン活動の面白いところかもです。
チャーシューはロース部位のよくあるタイプ。大判ですがやや薄めで、一口で食べきった方が美味しく感じると思います。タレなどの塩気も強くなく普通にあっさりとした味わいで柔らかく食えます。辛葱と麺を巻いて食って楽しみました。メンマは深い色をしていますが塩気は強くなく、くたっとした歯応えでライト間隔でさらっと食えます。青菜は、小松菜で茎の部分の淡い苦味が、辛葱とは違った清涼感を与えてグッドです。
<マットであっさりな醤油清湯にじわじわ滲む豆板醤と辣油の辛味>
トッピングの味が滲む前に、ベーススープを味わいましたが、かなりあっさりめでは?と感じました。動物系の旨味は、色気を感じるというより、淡白でマットなイメージ。昔ながらの王道な東京醤油麺と感じさせる分かりやすい味わいがいい。華やかさより、マットな仕上げで安定感ありと感じます。
二口目からじわじわと辛葱の味浸透が始まります。辣油の攻撃性は低めで、また赤唐辛子のパンチも控えめ。しかし豆板醤の風味は前へ前へと広がりまして、酢とは違った発酵感からくる仄かな酸味が辛さと共にやってくる感じ。後から辣油のような油の味が分かるという運びで食い進めました。ただ・・・・一言添えるなら、今回はもう少しだけ、熱量が欲しかったかも。
<滑らかでソフティーなモチモチ感が快感を誘う中華麺>
スープの熱量の感じ方もあって、熱ダレもなさそうです。以前感じたように、多加水らしいモチモチした感覚が楽しめますが、密度感がそれほど高くもなく、汁を吸い込む部分もあってソフティーな歯ごたえ感覚です。前歯がとてもリズミカルにスパスパと切れ込みましたし、また奥歯ではクチリとあっけなく磨り潰される。そこに微妙に細ねぎが絡むから、また楽しくもなります。
喉越しについては、全く問題ない滑らかさで、ズボボボボボーーと一気にすすれます。葱の引っ掛かりも気にせずにすすれます。辛葱なのにむせません。マイルドな豆板醤が貼り付いただけですから。
総じまして、「町中華のプチご褒美を感じる優しい辛葱麺」と言う感じでしょうか。690円という価格設定も嬉しい限りで、町中華の心意気すら覚えます。ここはまた来るつもり。ねぎラーメンの隣に書いてあった「鳥あんかけソバ」というのがとても興味をそそりますし、当分飽きさせませんねー。スタジアムでイベントがない週末を狙って来ようと思います(近隣コインPの料金が飛躍的に上がるため)。ということで、平日のモヤモヤ感が和らいだところで・・・とっとと最後に詠って締めることとしますー。
冬晴れが
仕事憂鬱
打ち消して
軽やか気分で
軽やか葱麺
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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