ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3032】 前川 (東京・恵比寿) もやしそば 大盛り ~腹パン覚悟の大盛り感!喜び溢れて、餡かけ漏らさずなセパレート方式もやしそば!

【東京都内で格安「もやしそば」ならここ! その3】

 

<恵比寿方面外回りの昼飯止まり木!和みの街中華!>


 日に日に年末に向かっているのを感じるこの頃の外回りです。たった4年前までは、営業としてお客様を訪ね歩いてカレンダー配りをしていたもんですが、もう随分前のことのように思えてしまいます。今では担当変わったので他の方に任せてしまった・・・。当時、カレンダー配り終えたら、近くでラーメン一杯食うのが日課だったんですが、それが今となっては寂しい限りです。

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外観

 

 

 


 そんな境遇の変化があったものの、今回は都内で会議があるものだら、昼飯時間に恵比須の「前川」さんに寄らせていただきました。この店は昼だけ営業でしかも短時間だから、昼飯は並ばない程度に混む。外は少し雨がぱらついておりましたが、丁度満席状態から一人先客が食い終えて立ち上がったところに、滑り込むようにタイミング良く座ることができました。

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テーブルセット

 

 


 久しぶりに営業再開ということで、先日は天津メンをいただいたばかりですが、その時妙に、他客が食ってて気になってた「もやしそば」に狙いを定めての訪問です。しかも、冬が近づくと食欲が旺盛になってしまうと言うか、妙に腹が減りすぎていて、大盛り対応できるか不明なれど、伝えてみると快く受け入れてくれました。「もやしそば大盛り」・・・・520円+100円というリーズナブルな価格設定は、まさに薄給サラリーマンの味方でございます。


 

 


<大盛りだとセパレート方式!? もやし餡掛けをつけ麺スタイルで味わい始める>


 大将の立ち位置の目の前に座ります。炒め物と茹で釜の対応ですが、とても器用に並行作業されてて、さすがベテランという感じがいいね。動きい淀みが一切ありません。なので数種類同時に注文が入ってもテキパキと配膳が進みます。多少オーダー配膳の前後はあるんだけど、目くじらたてるほどでもありません。ワクワクと待っておると、なんと「もやし餡」だけが別皿で配膳されました。それがこの配膳姿。

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もやしトッピング

 

 

 

 

 一瞬、目が点になりましたが、「麺はもう少しまってね」と告げられたことから、上乗せトッピングと麺が別々になっていることを知りました。前回訪問では見かけなかった展開でして、おそらく大盛りだとこういうセパレート方式になるのではと、推察する次第です。もやしそばだから、ほぼ「もやしだけ」ですね。当たり前ですが、若干豚コマ肉が入っており、ニンジンやニラなどは一切入らないタイプのもやし炒めです。餡はとても緩めにかかっていて、ほぼれんげで救い上げてもサラサラと流れ落ちるような粘度で、舌触りとしてはライトな滑りです。味わいとしては、野菜の汁が少し溶けだしてサッパリした醤油餡かけという感じで、胡椒も控えめ。少し甘目のニュアンスある味付けが施されており、やや甘塩っぱい味の輪郭があります。そこをモヤシの汁で丸めているような味風景です。もやし自体は、シャキシャキ度合がやや峠を越えた感じで、やや物腰柔らかくなりかけな感じ。しかし餡が存分に絡むので、薄味になる気配はありません。

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麺顔全景


 

 

 

 

 

 麺とトッピングを別々で配膳されたわけだが、一気に麺丼にもやし餡を投入するとあふれ出る。なので前半は、つけ麺あつもり風にそばをすくい上げて、つけだれのようにもやし餡を扱って食うことになります。なんだか妙な気分だね・・・。

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 そして半分くらい食い進んでから、一気に残ったもやし餡を、麺丼のほうに一気に投入。この時点で馴染みある、もやしそばの麺顔が完成いたします。

 

 

 

<汁を吸い込みがちな中太捩れニュアンス!噛み締めて旨味を大いに感じたい!>

 

 もやし炒め餡かけに麺を投入して食らうときは、麺でモヤシ炒めを挟み込むようにして、口へと運び、ワシワシと咀嚼しながら食い続けました。モヤシのやや緩いシャキシャキ感と、麺のスパスパとした切れ味の、歯ごたえコントラストを楽しむのも一興です。そう、この麺はわりと太目でイエロー地肌なところはサッポロ系を意識させますが、以外に大人しくてしなやかさがあるのです。密度感もやや控えめで、その反面汁を吸い込むことには長けていると感じます。そして、麺のグルテンの風合いもしっかりと感じ取れるところがナイスでして、大盛り+100円はとても満足できます。

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麺アップ

 

 

 


 もやし餡かけをすべて丼に移してからは、一気にそばを啜り食いたくなってきます。餡が完全に汁にとけて抵抗感が一段と低くなりますから、ここからは一気にズボボボボボボーーーっとライトにすすり上げます。一層スパスパと切れ込むし、奥歯でプレスすると低反発のテンピュールのように潰れて旨みを感じます。大盛りのボリューム感もなかなか良いし(ひょとして2玉?)、飽きがこなくて丁度良い。ぼこぼこっとした中太いフォルムものど越しにシルエットを軽く感じさせますし、この店なら、私の場合。大盛り必須となるかもしれません。

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<醤油味わいのボディ感ある大衆清湯醤油! もやし餡が移っても輪郭キッパリ!>


 セパレートで出されたので、ベースの汁の味も今回はチェックできました。割としっかりと醤油の輪郭をかんじさせるスープ感で尖った塩気では、ないところが印象的です。少し霞濁りがある醤油清湯で、軽く鶏ガラの旨みを感じさせるところに甘みと錯覚しそうになる味わい。そこにモヤシ等の汁けがゆっくりと溶けてゆくため、後半になれば飲み干したくなってしまいます。

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スープアップ

 

 


 もやし餡が緩いため、汁に溶けやすいのですが、麺から吐き出されたグルテンの風合いも味かさねとなってスープに甘みを増すような感覚もあり。シンプルな醤油系大衆中華スープなんですが、シンプルなようでコンプレックスさも併せ持つ、魔力的なかんじもいたします。

 

 

 

 総じまして、「腹パン覚悟の大盛り感!喜び溢れて、餡かけ漏らさずなセパレート方式もやしそば!」と言う、今回もまた何の捻りもなく、見た目そのままの感想でごめんちゃい。セパレート方式だとなぜか有難味を増すのは何故なんでしょうねー。大阪の夫婦ぜんざいに共通する何かを感じますが、あまり深堀しすぎても回収ができませんのでこの辺で。

 風邪引きな私には、今回は身体の芯と心を温めてくれた貴重な一杯でしたので、この冬はできるだけ通いたいと思います。食って満たされた状態で山手線恵比寿駅まで。駅にたどり着いたら泣き出した雨。普段なら鬱陶しく思うところが、雨音が妙に心落ち着く・・・人は腹が満たされると心にも余裕が生まれるのね。そんな単純なこと忘れないうちに、とっとと最後に詠って締めることとします。

 

   外回り
   冷たき雨に
   もやしそば

 

 

   心温もる
   大盛餡かけ

 

 

 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

 

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