ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2335】 中野大勝軒 (東京・中野) ラーメン・細麺

<選ぶの面倒なときは必ずこれー中野定番な一杯>


 武蔵境の病院に向かう前に、ちょいと腹に入れておきたい。そんな食うぞーというモードでもないのに、食っておきたい。そんな曖昧気分なら、私は中野大勝軒でラーメンです。ここでなら「もりそば」だろと言われそうなんですが、500円台でそこそこの満足という程度と、腹一杯になり過ぎない満足感というのが、妙に琴線に触れるいっぱいなものでねー。食ってレビューしてもしなくてもいいし、とにかく気軽なので私を毎回誘うのでしょう。








 平日午後5時でも先客4名。みな、もりそば。通し営業という点も重宝する店ですから、だいたいサラリーマンばかりです。今回は、まだこれから人に会うので、日本酒は控えました。












【スッキリと安定した豚骨と魚介の煮出汁!時折変化する塩気が楽しみ】


 最近ここでこれを頼むと、少し麺顔が荒れ気味だったんだけど、今回は原点回帰じゃないか。ここ数回の中ではすごく整っています。やはりエースが作るとこうなるのね。いつものパーツが並んでいるだけでも、質感が随分違います。










 無化調という触れ込みなれど、そういう崇高さを感じさせないところが笑います。実に食べ慣れた清湯系の醤油スープで、じわっとする豚骨の旨味と、強く荒節を煮出した魚介のエキス感の感覚は、50対50。普通にうまし!まさに今回求めていたもの!。







 今回は、少しカエシが多めに出た感じかな? それともタバコ吸う暇も無かったから、舌ベロの感じ方が鋭くなっているだけかも? はたまたメンマの汁が少し多めに滲んだだけか? それ以上は思考を停止してしずしずと食い続けるのみです。後半テーブルセットにある、フライドガーリックを少し投入し、香ばしく仕上げながらグイグイと食い進めるギアをシフトアップしました。












【今日はナイスな細麺の茹で上げでありました!】


 おお!麺が最近のこの店の体験では、最高にうまいぞ!ちゃんとリクエストを聞いてるやん! 細麺のカタメがよく反映されております。さすがはエース! 芯があるわけではない。だけど、全体的にクッシリと感じさせて風味もチョイと感じさせる。そう高級でなくとも、こういう感じは麺料理では大事だと思う。








 写真では分かりにくいが、前半の麺地肌は、黄色味がかった漆喰のようになめらかでした。多少捩れても直ぐに解れて、スルスルとした滑り心地を演出。後半には徐々にスープを吸い込んで、噛むと仄かにでんぷんのうまさを感じさせてくれます。また、小腹が張ればいい程度の思いだったけど、割としっかりとした麺量。コスパも光ります。












【見た目よりかなり淡白な肉とタレの味】


 肉は毎回イメージの違う部位が当たるので、不満があったり無かったり。不満の時は大抵レビューに載せない。神か!と思うような大ぶりでご立派なバラ肉が当たる場合もあれば、固めのロースが当たる場合もある。今回はおみくじで例えるなら小吉ですかな。噛み締めてうまし!そんなロース肉が実に薄味で、妙にうまいぞ。この程度で良いのかもしれない・・・最近のラーメンには美味すぎるチャーシューが出まくりかも。








 メンマは、サイズといい、太さといい、量もいい。そこそこ深い色合いをしているが、塩っぱくない。くにゃりとした部分と、コリッとした部位がいいバランス。これを食うとつい冷酒が欲しくなる。












 総じまして、「何か小腹に入れたい気軽さが嬉しいこの一杯」と言う感じでしょうか? 中野駅前で、570円で、この質感とボリュームなら文句あるか。しかも通し営業。近年、少しづつ消費税アップに押されてか値段アップしてるけど、まだまだ競争力あるね。引退したら、ここ通いつめるかも(気がはやい)。さてこれからお見舞いである。ハシャギ過ぎない晩飯にぴったりでありました。ということで・・・なので詠います!



   雲重く
   梅雨の寒暖
   いつもの麺



   エアコン冷えの
   身体を温め



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






関連ランキング:つけ麺 | 中野駅新中野駅東高円寺駅