<今年も来たぜ!名物冷やし中華2016バージョン!>
梅雨らしい日と、夏らしい日が交互に訪れるこの頃。代々木駅を降り立つともう日差しでクラクラします。急がねば!麺恋処いそじのある方向へ歩く人たちが、全員ライバル、競争相手に見えてしまう。
冷やし中華提供開始の情報を得ますと、居ても立っても居られなくなります。明らかにこれを食わないと夏が自分の中で始まらないのです。いろいろ仕事の都合がありまして、訪問が今になってしまいました。開店時間に訪問すると、予想の通り、すでに満席な上に行列が発生。仕方ないですが、強い日差しを受けながら待ちましょう。
【今年も冷え冷えトロトロ〜〜!シャービック状の豚魚タレ!】
軽く汗が滲んだ頃に店内に入ることができ、何とか落ち着きを覚えます。置かれた冷水でまずは熱気を下げます。大体3割くらいが冷やし中華のオーダーでしょうか。もうこれ狙いでやってきたと言う輩が集います。確か昨年は、歯科治療の後に食した覚えで、麻酔が残るクチであたふたしながら食った思い出です。
冷たいものは冷たく! そのセオリー通りの対応です。器は予め冷やし中の冷蔵庫の中から出してくる。茹で上げた麺は、流水で締めますがその仕上げには、冷蔵庫に保たれた冷水を浴びせて、再度締め上げると言う徹底ぶり。極め付けは、一部のタレも凍らせてあり、まるでシャービック状であります。
さてそのタレですが、これもドロドロでありつつ冷やされているジェル状です。豚魚の動物系のエキスに魚介系の甘さと香ばしさが、しっかりと残っています。そして冷やし中華なりの「酢の酸味」も柔らかく忍ばせる味わい。ひとつまみほどの和辛子もアクセント。溶き入れると味わいがさらにしっかりとしますな。ご店主は、お好みにより酢を追加投入して下さいと促しますが、個人的にはベスト酸味なデフォルト感です。
意外に塩気も効いてます。そのため味の薄まりが一切感じなくて、一気に喰い進めるイメージ。この塩気の感覚が、後のスープ割に生きるわけだね。
【冷えてなおさらヌチヌチ!縦伸びも気持ち良く冷え冷え〜〜な多加水中太麺】
いつもの中太ストレート麺ですが、冷やしでは少し面持ちが違いますね。強めに熱を取っていますから、ヌチヌチとした弾力が強いです。そして弾力が強く弾む感覚。前歯の切断の際に、いつもより力が要る感じ。そして縦に伸びるような感覚も少しあったり。奥歯で束になると、口が疲れますかな?
そしてジェル状のタレが強く絡みます。べっとりと絡みつきますからヌメヌメしたすすり心地です。多く麺を手繰りすぎるとゴボゴボっとむせてしまうかも。少しづつ絡めながら上品に食えない私です。
【トッピングは、細工も美しい野菜といつもの仲間たち】
野菜が綺麗なんだよね。特にキュウリはいい感じだし、しゃりしゃり感と野菜の味が濃ゆいです。それはヤングコーンも同じかな。タレがなくても地の味のまま、うまく食えます。また味玉もしっかりとした味付けでありそのままのお味でいただく。
豚肉はいつもの味わい。しかも今回は、冷やされております。多少いつもとは違うスカスカッとした味わいなんだけど、塩気も程よく、いい箸休めとして美味しくいただきます。ロース肉だから、冷えてもスッキリ食えたかも。
【スープ割り:ブーメラン方式/冷えた舌を暖かさで迎える】
実は昨年は、冷やし中華にスープ割など存在するはずがない・・・・と思い込んでて、また店員さんのアドバイスも耳に入らなかったようで、スープ割を逃していた次第。今回初めての体験ですが・・・普通にうまいやん、と言うのが正直な感想でしょうか。味変化はあまりなく、王道の魚介出汁で若干淡くなった程度で、スルスルと飲み干せます。やはり、冷えたあとの温かい汁物ってのは、無意識にありがたく思えます。シャービック状のつけだれが、一気に解けていくのがまた一興。しずしずと・・・・一服の茶をいただくように味わいました。うまし!
総じまして、「不思議さがいつの間にか定番に!すでに代々木の夏風物詩麺!」と言う感じですかね。これ食って、やっとラヲタとしては、夏の活動の序盤が一息ついたというところでしょうか。あとは、地道に気になった冷やし系を食いつなぐといたします。いや・・・また関西からラー友が上京してくるので、話のタネに一緒に食いに来ても良いかな。飽きないと思うし。という感じで、東京の名物冷やし中華は、今年も健在でありました!ということで・・・なので詠います!
ジリジリと
照りつく陽射し
痛めつけ
求める癒やし
今年の冷やし
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
- 出版社/メーカー: ハウス食品
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 出版社/メーカー: ハウス食品
- メディア: 食品&飲料
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る