<ロングロングドライブつけめん>
いよいよ第一四半期も終わろうとしており、色々なことが立て続けに押し寄せてまいります。公私共々この重い感じは梅雨曇りの如しです。週末寝付けず妙な早朝に目が覚めてしまい、憂さ晴らしにクルマに乗り込みます。埼玉方面は走りやすいのでただぼーっと・・・。そしたら、川島町も突き抜けてしまい、ここまで来たら長年の宿題店舗「次念序」さんへと目指します。それでも早く着いて結局ポールポジション。
それにしても、この界隈はクルマがないと生活がしにくいでしょうね。コンビニを始めドラッグストアもそこそこデカい!殺風景だな〜夏の行列は厳しそうと思って待つと「中にお入りになってお待ちください」とのこと。なんとご立派な待合室完備ですよ! 冷たいお茶も準備とはやるね! 来てよかった! 店主スタフの開店前の試食の啜り音を聴きながら、冷房待合室は快適でございました〜〜ψ(`∇´)ψ。
【絶頂期の六厘舎での衝撃を思い出すような・・・質実剛健オーディナリー豚魚!】
やがて店主とスタフの朝礼が行われそれを待合室で聴いて・・・しばらく経つと席に誘導されます。大体開店時間に25名程度の行列が発生しているという感じですね。つけめんは少々茹でに時間がかかるため、中華そばのお客さんから配膳が開始。つけめんは並でも300gはありますので、大きなテボザルのようなので人数分が一気に茹で上げられて・・・約5分遅れで一気に配膳が進みます。
さて配膳されたその麺顔。お初のようには思えません。どこかでお会いしたような・・・・大崎あたりで?そんな風貌。そしてつけダレを啜ったとたんに確信に変わりました。私が、ラ活を始めた頃の「王道の濃厚豚骨魚介つけめん」を彷彿とさせるではありませんか! 最近、くり山@白楽のつけめんを食って以来、こういう王道つけめんが妙に斬新に映ります。
濃厚なれどしつこくはなく、あっさりでもなくほどほど濃ゆい。豚骨から滲み出る動物系のエキスがググッと迫りつつ、魚介は甘ったるくなく香ばしさを醸し出す雰囲気。魚粉もほどほどで、コペコペっとしていない。海苔は完璧にお飾り程度なのが、むしろ和みを覚えます。いいね〜! 食い進める内に、頭の中で三味線のジャガジャカした大音量のBGMを思い出す。あの偉大なる「またおま」の世界観が広がるような味わい。懐かしく思い、自分としては食いながら、LINEで次念序で食っていることを伝えたところ・・・・「七味で味変化せよ」とのレスを受け取りました。
アドバイスは素直に受け止めた方が良いね。味に飽きたわけではないけれど、特製の七味を後半に投入。するとこれまた趣向が少し変わって、これまた食が一気に進むという感じ。匂いから食欲が起こされることを体感しますな。香ばしさが心地よく、一気に麺をつけてフィニッシュ!
【極太ヌチヌチ感が楽しい〜〜風流な全粒打ち込み麺】
瑞々しくも美しき茶褐色。全粒の風合いを強く感じます。細かくすり潰したため全体的に満遍なく打ち込まれて、全体的に均一な茶褐色。茶色い漆喰のような落ち着いた色合いが実に風流に映ります。2〜3本たぐってそのまま頂くと、粉の風合いがグルテンを通してしっかりと受け止められます。また歯ごたえ的には、ハードなヌッチりとした感覚。加水は極度に低くなってないので、食べ易いですが、ハードなモチモチ感とテンピュールに似たようなクッシリ感の、ちょうど中間に当たるような歯ごたえです。前歯での千切りは、ややはずむ程度でヌツヌツとした切れ込み。奥歯へ運びこんでプレスすると、ヌチヌチっと明確な弾みを感じます。
また表層はきめ細かくて瑞々しい。張り付くようなねっとり感も若干あるようですが、つけダレを絡める程度にとどまり、すすり上げによるズボボボボボボボボボボボボーーっとした吸引に見事にはまります。極太麺だけど、ストレートだし口当たりも良いし、ずいぶんと食べ易い部類かと。
それにしても、デフォルトでこの品質の麺。ボリュームは300g。それで750円というのはとても頑張っていると思えます。中華そばなら650円という破格。やはり、地方だと土地建物等の固定費の低さが反映しているのか・・・・。すげー・・・遠いので早々頻繁には来れないけどね。
【沈んでいるけど重厚な豚バラ肉が二枚投入!】
だいたい皆さん、特製とか、味玉とか辛味追加など追加をされてます。デフォルトは私だけ。つけダレに沈んだ具材をレンゲでサルベージしてみますが、ざっくりとしたネギとバラ肉チャーシューが目を引きます。
さてそのバラ肉チャーシューですが、リフトする段階で崩れてしまったけど、二枚は投入されてます。なので崩れるとなかなか細かくなって、最後までどこかに隠れているように残るかも。非常に素直なバラ肉ロール。厚さもほどほど。脂身はトロトロでして、豚魚のつけダレに絡むと非常によくマッチします。繰り返すけど・・・・海苔はもう少し欲しかったかも。一方、メンマもほどほどに投入されていて、麺と絡みながらポリポリと食うとうましです。
【スープ割り:ブーメラン方式/安寧の割出汁、豚魚イメージ崩さず】
スープ割は、器を目の前の高い台に乗せてコール&ブーメラン。珍しく「ゆず」はなしでお願いしました。味変化で七味が投入されてるので、味で喧嘩しないようにとの配慮。さてそのスープ割りですが、基本的に味はそのままストレートに飲みやすくしたタイプ。やや淡い味わいになるだけですが、これまた汁系を彷彿させるほど、素直に美味しくいただけます。旨いつけダレと、旨い麺なら、多少つけダレが覚めても旨いままですが、やはり少し後半に温かみが足されますと、満足度が格段に上がりますな。
総じまして、「10年経っても衰えぬ忠実さと高品質感じる逸品豚魚!」と言う感じですかね。見事としか言いようがありませぬ。味とサービスの高さを守り続けるって本当に凄いよね。そしてそれを仲間と楽しんでいる〜〜。見習いたい仕事への姿勢でした。今回は何か魂を得たようなラ活だったかな……。と言うことで・・・・なので詠います!
モヤモヤの
憂さを晴らして
ひた走り
胃も憂さ晴らし
ガッツリつけめん
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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