ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4609】 麺恋処 いそじ (東京・代々木) 冷やし中華 中盛 + サッポロラガービール赤星 350ml缶 〜もはや夏の東京名作冷やし!和魂洋才フュージョン系冷やし中華!

※緊急事態宣言前
遅ればせながら今年も来たよ!毎年絶対に食らう冷やし系!相変わらず旨し!
 東京に再上京した頃から、やっぱり東京って凄いなーと感じたのは冷やし中華。昔ながらの町中華スタイルも素晴らしいのが多くあるのだが、創作的!独創的な冷やし中華があちこちに展開されてて、ちょっと度肝を抜かれたような当時の記憶です。私が本当に冷やし中華にハマったのは、東京に来てからなのは間違いないと思います。数年前、ちょっと色々とまとめてみた一部が下記です。ご参考まで。
 

f:id:TOMASSOON:20210705203309j:plain


 
 ここにピックアップしているものは、毎年夏には食うようにてるんですが、その中でも特に必ず食うようにしてるのが数杯あって、そのうちの一つがこちら「麺恋処 いそじ」さんの冷やし中華。最初のコロナの年の夏だって食っとります。だから今年も食わないはずはなし。ちょっと多忙な平日で、昼飯前後に余裕がなく、昼飯抜いて早切り上げで退社しました。超遅い昼飯になってしまった午後5時前に、仕事終わりとして訪問させてもらいました。こちらは通し営業なのがいいね。実は、予定調和だったりする:笑。個人的には、創作系・ニューウェイブ系と分類しております。普段のレギュラー中華そばを、しっかりベースに捉えてるところが実に秀逸!。そして創造性が実に豊か!。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202545j:plain

 
 
 
 
<酒> サッポロラガービール赤星:知らぬ間に黒ラベルから赤星に変更!それにしても注ぐのヘタ過ぎぃ〜毎度泡だらけ(爆)

f:id:TOMASSOON:20210705202709j:plain


 
 確かこちらは「サッポロ生黒ラベル」の缶が置いてあったはず。ところが食券を出すと、アサヒかサッポロか選べる。ちょっと趣向を今回は変えてアサヒ!と言いかけたんですが、確か自宅の冷蔵庫にあるのはアサヒだと思い出して、やっぱりサッポロと伝える。ところが、黒ラベルを待ち構えてたところで、出てきたのが赤星だったのだ。ウッヒョー!知ってたら、もっともっと早くに訪問してたよ!。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202748j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705202802j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705202756j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705202740j:plain


 
 もう毎度毎度クドクドと他の板でもコメントし尽くしてるので、詳細は省きまくりますが、苦味と甘味のバランスがいい。苦味は華やかさが心持ち少ないと思うが、ズシリとした苦味がしっかりとしており、ビールとしてはとても分かりやすい。長年ラガービールに親しんでいる人ほど、心捉えて離さないイメージかと。しかし一方で、後味は軽めな甘味が広がる部分もあり、若い世代にもそれなりに受ける味わいなのではと、個人的には思っております。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202809j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705202815j:plain


 
 しかしオレは、ビールをグラスに注ぐのが下手だ。毎回下手だ。今回も泡泡。泡ばかりの写真をかき集めて見ると、同じグラスだったりするんだがー。このサッポロオフィシャルグラスは、両手で傾けながら注ぐ仕様になってるのか、スマホ持ちながら片手注ぎだと何回やってもこんな感じになってしまいますー(言い訳)。 
 
 

 

 
 
<全体> こってり豚骨魚介が冷えて固まる!洋風冷製スタイルも滲む独創性溢れる名物冷やし中華!

f:id:TOMASSOON:20210705202717j:plain


 
 配膳の前のコミュニケーション。厨房と「辛子」の要る要らないのチェックが入ります。冷やし中華で辛子を省く人って、ほとんど居ないと思うんだけど、そんな少数派にもしっかり気配りって感じですね。今回もお願いしますと素直に伝えた後、目の前に配膳されたのはこんな麺顔!です(もう分かりきってるけど)。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202622j:plain


 
 おおお!海苔がなかったら、もはやサラダ感覚が冷製パスタなる一品にも感じますな。キュウリと大葉と青菜の緑、トマトの赤、ヤングコーンの黄色がどれもキッパリした色合いで実に夏らしさを感じさせます。そして豚骨魚介のタレがいつものイメージ通り。ただ全く馴染みとかけ離れるのは、冷えて凍ってジュレ状態になってること。それがまるでパスタソースのように中太麺に絡もうとする寸前な状態です。その麺も中盛だからかなりボリューミーな感覚!。とりゃ腹パンになっちゃいそう。冷やし中華って物足りないって思う方にこそ、一度試してもらいたい一杯ですな!。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202555j:plain

 
 
 
 
<タレ> 豚魚エキスが淡い酸味を伴い冷えて固まる!シャーベット&ジュレ状態!キン冷え感が麺と具材に絡まる!

f:id:TOMASSOON:20210705202916j:plain


 
 今年も似たことを同じように語ります。タレの個性が2つ。それが「シャーベット」と「ジュレ」です。あの「まあおま」感に似たマイルドな王道豚骨魚介のスープを、忠実に冷やし固めたような感覚。多少の酸味は足されてるようで、冷やし中華感を演出って雰囲気もあります。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202939j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705202957j:plain


 
 しっかり流水で熱処理された麺の上に、べっとりとジュレ状態になった豚骨魚介ダレがのしかかってる。。これと混ぜて絡めながら啜るので、感覚的には「冷えた混ぜそば」って感覚に近いかもしれません。豚骨エキスは、冷やされるとぺトぺトした感覚。混ぜる前の冷えたミートソースのような状態。これがゆっくりと溶けて全体に絡むという仕組みですが、例年以上に冷えてるのか、私の食らうのが早すぎるのか・・・あまり溶けて底に溜まろうとしませんな。また魚介系の甘味もしっとり響いる。この感覚でかなり全体的には和風感覚と落ち着きが感じられる旨さとなっております。チャーシューやトッピングの野菜等を、このジュレで絡めて食らうのも一興かと。酒が進むかもしれません。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202858j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705203133j:plain


 
 そしてジュレが凍ってるがこれがタレの氷。氷と言ってもハードなシャーベット状態の塊といったイメージ。カチカチ氷とは別物です。いつも例えに感じるのは、ハウス食品のシャービックっていう自宅で作る氷菓子(フルーチェよりずっと前)。それとこの豚骨魚介の氷が似てる気がする・・・。豚骨魚介のハードなフラペッチーノとか言う方が分かりやすいんだろうか?。あ、突然思い出したが、ハウス食品もその昔、就職活動で訪問して落ちた会社だったー。わざわざ東大阪まで行って、手土産にカレーもらって帰ったのを思い出した:笑。
 

f:id:TOMASSOON:20210705203228j:plain

 
 
 
 
<麺> 自家製麺!冷えての明るくモチモチ!引き締まってプリプリ!噛み締めるとヌチヌチ!豚骨アイスと絡まりヌメる楽しさ!

f:id:TOMASSOON:20210705203003j:plain


 
 相変わらずモチモチ!そしてプリプリ!「いそじ麺」は本当にいいね。艶やかで上品な乳白色。形状がまるで丸麺のように表情で優しいイメージ。そして口当たりがいいねぇ~。冷やても遜色ないどころか、風味が強まってより良いじゃないか。引き締まりが出て、密度感がアップし、そしてハードに感じるプリプリ歯応えってな感覚。プツリと千切れ弾けるようです。何もかかってないところは、麺素地の風味が豊かなと感じますし、中盛サービスは大正解!。
 

f:id:TOMASSOON:20210705203010j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705203018j:plain


 
 やがて時が過ぎると、冷えててもタレは「ジュレ」から「フラッペッチーノ」になり、やがて「シェイク」状態に変化します。そうなったら麺との絡みは抜群に!。仄かな酸味に麺の風味が混じって、豚骨と魚介の甘さが加わり一体化して旨いのです。
 

f:id:TOMASSOON:20210705203102j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705203241j:plain


 
 またまた性懲りも無く、冷やしでも海苔で巻き付けるなどして変化を楽しむ。今回は大葉でもトライしたりして存分に楽しみ尽くしましたー。
 

f:id:TOMASSOON:20210705203157j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705203127j:plain

 
 
 
 
<チャーシュー> 冷えても旨し!冷製旨豚肩ロース!少し濃ゆめな旨味が内へと凝縮!?噛み締めていい塩梅!

f:id:TOMASSOON:20210705202846j:plain


 
 豚肩ロースの分厚めのスライス。サイズも申し分なし。非常に馴染みのあるボイルタイプで、食べなれた味わいです。しかし、冷めた肉なんだが、妙に旨いね。冷めた方が旨いって食べ物ありますが(茄子の煮浸しなど)、温かい状態とは別の旨さですね。素材の内側に込められたような旨さの展開に感じました。豚骨魚介タレに付けることをせずそのまま食らう!。素地の旨さをダイレクトに堪能しました。肉追加してもよかったかな。一枚食い終えたあと、もっとくれとつぶやいた・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202951j:plain

 
 
 
 
<野菜> 夏野菜パレード!個々の下処理の丁寧さ!味付けの上質さ!丁寧な仕事ぶりが溢れまくり旨さ全開!

f:id:TOMASSOON:20210705202852j:plain


 
 これは必ず女性ウケしますね。にもかかわらず、オヤジを泣かせるようなアイテムも仕込まれているので、万人ウケといったほうが正しいか。まず夏の季節感の彩りと丁寧さ。何気な完熟トマトが、しっかりと皮むきされており、まるでフルーツのよう食感と素材からくる甘味が旨い!。キュウリは、見栄えと食感を両方楽しませるもので、皮をボコボコに細工した飾りつけ。そして舌ざわりと歯応えが鮮烈に感じさせます!。またヤングコーンも素直に旨い!コリコリとして素材の甘さを伝えてくれます。
 

f:id:TOMASSOON:20210705202840j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705202821j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705203049j:plain

 

 
 昨年の夏も同じことを呟いてるが・・・オヤジを泣かせるようなアイテムというのは「茄子」。煮びたしにしたような茄子を、また冷やして引き締めたような仕上がりで、これがマジで旨いわ!。これにもちょっぴりと、豚骨魚介の出汁ジュレを絡めると更に旨い。酒も更に進むことでしょう。 
 

f:id:TOMASSOON:20210705203114j:plain

f:id:TOMASSOON:20210705203120j:plain

 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 冷えても旨し!タレ浸透深く温かみ覚える甘味!濃厚濃密な卵黄が箸休めとして和ませる!
 

f:id:TOMASSOON:20210705202910j:plain


 ハーフだけど・・・あるとないでは大違いだし、ましてや質感高いので実にありがたい。いつもの通り、やや深めなタレ浸透を感じますが、よく卵黄と馴染んで濃密なる甘みを高めています。また白身がしっかりと浸透で引き締まったようにも感じ、白身だけ食ってみたけど味が適度に染みているのがナイスバランス。しかも、チャーシューで感じた、あの冷めてこそ旨い要素もあるようで、これも妙に旨いではないか!。嗚呼、やっぱり今回も味玉は旨さでハズレなし!。
 
 

 

 
 
<スープ割> 冷→温への急変化!「いそじ」本来の味わいを最後に温かく伝える旨さの形式美!満足感極まる!

f:id:TOMASSOON:20210705203314j:plain


 
 冷し中華でスープ割を供してくれる店。他に思いつくのは「中華そば みたか@三鷹」くらいかな?。溶けたタレが少し残った状態で丼をそのまま返す。すると別の器に入れ替えて、熱い出汁を注いで返してくれます。ふやけたクルトンがまた旨い。やっぱりホスピタリティの高さありありのお店でございます。
 

f:id:TOMASSOON:20210705203301j:plain


 
 そのスープ割りの旨さは・・・いつもの汁系にも近いが、冷し中華なりの酸味が残っている分だけちょっと変わった味わいになります。また微妙な変化がこれまでとは違った広がりになるので、2倍楽しんだ感覚になる。ゆったりと濃ゆめい味わいを楽しませます。最後までしっかり味わい尽くせる!。
 

f:id:TOMASSOON:20210705203328j:plain

 
 
 
 
総じまして「もはや夏の東京名作冷やし!和魂洋才フュージョン系冷やし中華!」

f:id:TOMASSOON:20210705202605j:plain


 
 ・・・と言う感動の嵐!。今年の夏も食うべきもの食ったという達成感!そして紛れもない旨さに感動です。まだ夏の本当の暑さはこれから!やはり暑い方が冷やしは楽しめますね。山手線代々木駅から近い距離。通し営業ですから、外出機会にズラしてゲットするのもいいかも。ともあれ唯一無二の旨さであることは確か!一回食っとけ!激しくこの夏オススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20210705204049j:plain


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 南新宿駅代々木駅北参道駅