ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2275】 中村屋総本山 (埼玉・南古谷)煮干そば+たまねぎ

 リストラとは、意味だと「再構築」なので本来的には、縮小や削減の話とイコールではないけど、そうい負のイメージが付きまといます。今回はまさに「再構築」を考えているのでありますが、なかなか既得権益を手放すかのように、多方面から手ごわい返しを受けております。このままでいいのか?これまでで出来なかったから、新しく取り組むだけなのに、上からは確実性なる結果を求められ、下からはしがみ付かれて守ろうとする。ここまで来ると、腹をすえてコツコツと立ち向かうしかないです。本当は嫌われる仕事じゃなかったはずなのに、どこでボタンを掛け違えたのか・・・・。などと文句を言うとめげるので、成功した後のことしか考えないようにしているこのごろです。ま、晩酌の量が増えているのが他にも気になりますが・・・。


サバイバル・カンパニー: 渡辺獏人短編集2

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<なぜか埼玉・・・・クルマ前提の超郊外型質実煮干専門店>


 ・・・・などと平日の悩みを抱えてはいるものの、週末は今回こそはゴロゴロっとしようと心に決めた。そのはずなのに、午後から子供の友達が家に遊びに来るということで、狭い我が家に居場所はなく、放浪することとなりました。しかなねぇ、やること他にないから、ラーメン食いに行くかというアホな展開です。それにしても、最近埼玉県エリアを集中して攻略しておりますが、実に飽きません。いい店がめじろ押しでして、行くところに迷うくらい。久しぶりに「四つ葉」へ行こうと思って訪問してみると、店前がクルマの渋滞。やめた・・・・。254号線界隈は、クルマで行動するしかなく、他に機転を利かせて選んだところが「中村屋総本山」であります。一見、神奈川・海老名の名店と関係があるのかなと思いましたが無関係のようですな(笑)。


   






 ここは、埼玉大陸の田園地帯の中心にそびえており、一応近くにバス停があるものの、基本的にはクルマだから駐車場が広いのがありがたい!軒先きの店外待ちのスペースもご立派だし、喫煙コーナーも店外に整理されてるから、ドライバーにとってもありがたいねー。おとなしく並んでいると、店員さんから先に食券を買ってから並ぶようにと促され、一番適当な掲題のメニューをチョイス。最近胃もたれ気味なので、さっぱり食べたいと「玉ねぎ」を追加させていただきました。












【デフォルトが既にやや濃厚煮干!動物系の下支えも分厚い!】


 クルマで来るしかなさそなので、週末は家族で昼食ってパターンが多いようです。小さい子供達を連れたファミリー客もそこそこありますが、テーブル席も完備されてますのがいいです。こんな小さいお子様が濃厚煮干そばを食うのか?と思えば、すごい英才教育かもしれません。さて私が誘導された席は、目の前・足元には柱がででんっと通っていて座りにくのですが、ちゃんとお詫びのメッセーイが目の前に貼ってあって、まあ気にしてはいなかったけど、文句も溜飲が下がるというものですね。








 こちらは煮干専門といった感じ捉えられますが、専門店の濃厚を外して普通の「煮干そば」としたつもりが、いざ配膳されるとその重厚感に逆肩透かしをくらいます。豚骨と鶏のエキスが十分にに出された感があるスープに醤油ダレの色合いと、煮干フレーバーが香ります。オーダーミスかと思いきや隣客も同じ煮干そばで、間違いはなさそう。デフォルトでも、それなりに濃厚スープだと思えます。煮干の苦味はあっさりとしているようで、しっかりと上質な風味を色濃く感じさせます。甘いエッセンスは控えめで、ニボっぽい香ばしさがするっと入ってきます。そこにトッピング追加の玉ねぎのフレッシュな苦味が混じり合い、苦味のコンチェルトといった感じ。我ながら無意識に選んだ玉ねぎトッピングは、戦略がバッチリはまったかも。醤油ダレのカエシもこれに加わり、香ばしさがなかなかハイセンスかもしれん。







 またコラーゲンもそこそこ滲んでいるので、非常に腹もちが良さそう。豚のエキスもあるのでしょうが、個人的には鶏煮干か?と思うほど、動物感も高かったという印象。デフォルトでも重いめのスープと言えましょう。ここでも、玉ねぎのフレッシュ感がいいバランスを取ってくれていて、重厚な味わいの割にはスルスルと勢いよく食えたという印象です。













【気持ち良いほどに密度感じるハード麺!ボリュームのサービス精神素晴らしい!】


 ああ、ここも麺が美味いね!重厚なスープを支えるには十分な質感です。煮干そばには、低い加水のパツパツ麺が好みですが、そのフィーリングにベストにはまりましたよ! とにかく麺の密度感が非常に高い!ハードな麺! もともとハードなニュアンスの麺なのに、それを生かすように「固めの茹で上げ」がデフォルトとなっております。







 前歯を差し込むのに、いつもより力が要るようですし、噛みちぎるとプッツンプッツンとした切れ味。その瞬間に粉の風合いがブワッと広がる感じがとても痛快です。汁を吸い込まない系統なので、いつまでもこのフレッシュな麺のグルテンが香るような感じ。奥歯へ運びこんでプレスしてすり潰しに入っても、粉の風合いが消えません。味わいは、スープのデンプンの糖質が絡み合って、いい感じ。








 また表面がとてもきめ細かくて、それはまるで漆喰のようですよ!スープはコーティング剤のようにうっすらと満遍なく麺に張り付くような印象で、重いと思った麺でもスルスルと滑り込むように口の中から喉奥へと流れるように滑ります。感心するところは、並、中、大と料金が同じ。並盛りでも180gあるというサービスぶりで、これでもお腹がかなり膨れます。


   











【トロトロの豚バラ肉!海苔はこだわって岩海苔】


 デフォルトでも惜しげもないチャーシューのサイズ。二切れですが肉厚なバラ肉。まるでちょいとした豚の角煮かと思えるようでして、また柔らかさもそれに匹敵するかのようです。煮豚タイプのバラ肉。自重で崩れるほどにトロトロとした柔らかさ。豚肉の脂の甘さが、煮干エキスの中ではいい箸休めとなっております。これなら、ライス追加でも十分にチャーシュー丼が自分で作れるかも。








 また海苔は岩海苔タイプ。個人的には一枚大判の板のような海苔が好みなのですが、スープや麺に絡んで香りをアピールするには、岩海苔に軍配かも。ここは店主のこだわりなんでしょうね。












 総じまして、「埼玉大農業地帯にガッツリ構える重厚良質煮干!」と言う感覚でしょうか。川島町まで行って「四つ葉」諦めての訪問という流れでしたが、いやいや大満足ですよ。これなら体調を整えてまた来たいと思います。所沢までの混雑をクリアしたら、あとは、254号に流れればすぐですしね。本当に、埼玉にはまだまだクルマで行くしかないだろう!というサディステッックなロケーション店が多いけど、どれも美味そうだしまた美味い。しばらく、腰を据えて攻略したいエリアです。下げモードで始まった休日が一気に気分が上昇気分。この店この一杯には感謝です。とういことで・・・なので詠います!



   煮干味
   陽射しも強く
   快感で



   額の汗も
   嬉しからずや



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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0331-12 埼京線・川越線 快速 (指扇?南古谷) 205系

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