ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1600】 阿夫利 六本木店 (東京・六本木) 柚子塩らーめん・淡麗


 日頃、新橋がお似合いの私ですが、最近、阿夫利を追い出すとオサレなところばかりに出没することになります。というか、少し足を延ばせばそういうところに行けたのを、これまで避けてきただけですが。今回は、六本木に出没。このエリアで食ったのは・・・移転前の「楽観」までさかのぼりましょうか? Bee Hiveとどちらが古いか、わからないほど久しぶりです。



 メトロの出口に近いので便利と思っていたら、大江戸線は地下にもぐりすぎて、地上に這い上がるだけで相当疲れる。暑さと疲労で汗がたらたら・・・・。冷やしが恋しくなるが、お腹が優れないので、やっぱり塩系の淡麗と参りましょう。疲れてきたら、阿夫利が一番!


  











【スープ:仄かな柚子は・・・クセなくフルーティー!柔らかく広がる塩ダレ感!】


<柚子の香りは、苦み少なく・・・よりフルーティーエッジング


 毎日、同じような麺顔(笑)。こうも同じ系列の一杯を食い続けるとデジャブを通り越して、リアルに先日のことを思い出して しまいます。今回は、ようやく「柚子塩」をチョイスしてみました。どの支店に行っても「いち押し」のPOPが「柚子塩」ボタンに貼られてあり、自信のほどがうかがえます。3年くらい前か・・・恵比寿で食って依頼となるこのメニュー。この記憶は飛んでいるので、新たな気分で対峙できました。やはり「淡麗」でお願いしました。







 塩らーめんの記憶を呼び覚ましながらレンゲですする(木の田舎レンゲ風って個人的には扱いにくいけど)。すると・・・ベースの一致は見られるけれど、味の輪郭というか、後味が仄かに変化を感じます。そりゃ柚子塩だものということなのだが、柚子の香りと言いた一方、予想していた柑橘系の苦みはほぼ薄れている。かと言って酸味がアピールするわけでもなし。いや仄か〜な酸味といえるものはあるようで、酸味というより「フルーティー」と言ったほうがいいかもしれない。個人的には、一般的な柚子風味というより、淡い柚子。いや、フルーティーな塩という穏やかな感覚で味わいます。







 
<前半は柚子の風合い・・・・後半は鶏油の風合い・・・・>


 またベースの昆布の出汁感とか、すっきり鶏コクの煮出し感も淡いね。うっすらと感じるフルーティーな味わい。それは前半に は軽やかにグビグビと飲み干して「柚子塩」を感じる。しかし、慣れてくるというやつか・・・、後半になると柚子の感じ方が薄らいでくるような感じかな・・・・。徒然思うに、塩らーめんに柚子がプラスされているのに、引き算のようなすっきり感が秀逸ですね。足して円やかになり、最後にはすっきりする・・・。阿夫利って好みな訳がこのあたりにありそうな・・・。








 




【麺:ハード細麺の良いところがしっかりと表現されました!ナイスコントロール!】

 
<今回はより一層にクッシリ度合を感じる「芯をかんじさせる」タイプ>


 お昼のピークタイムというのに、とってもお若い女性スタフ2名体制でこのそこそこ大きな店箱を回しているのが、ある意味すごいね。チャーシューの炙り役やら、カウンターの対応役、洗物対応など、麺場だけなく掛け持ち状態。「ものづくり」の観点からすると、非常に効率よいセル生産体制が確立されているということですかね。いやはや、これは何気にすごいことだぞ。


 そんな感じでスタフもアップアップかなと考えると、少々アルデンテピークアウトしていても許そうと思っていたりする。だがそんな心配は全く余計でありました。いやはや・・・この数日間、阿夫利をくい続けた中で、一番のクッシリタイプで旨し!表層の半透明が透けて芯が淡く視認できるといった感覚。グルテンの風合いがとても新鮮にクシクシと食えるのがいい。








<水菜の歯応えも入り混じり、複雑なクッシリ加減を織りなす>


 このクシクシっとした感覚に、ところどころ水菜の茎が入り混じり。面白い歯ごたえになる。粉の風味とみずみずしさが交錯するといった感じかな。また、茹で上げが決まっていると、箸でリフトしても、角断面がきちっと揃うような感じで麺がきれいに整列する。それだけで、スベリ感はかなり違う。いやはや、今回も麺で参りました。


  










【具:柚子にポエムを感じるね・・・】


<肉質多めタイプのローリングチャーシュー・・・片面炙りで肉汁キープ>


 今回は、脂身が少ないローリングチャーシュー!若い女性スタフが丁寧に一生懸命に炙っておられました。いや〜、こう言っては何だが、少ない人員構成ながら、すごく機能していると思いますよ。炙りに焦げなど粗相もないし、香ばしいちょうど良い塩梅。返す返す、スタフ教育がいいね。








<玉子に柚子が髪飾りのようでかわいい>


 玉子に柚子皮でバッテンの飾りだが、かわいすぎて髪飾りですなまるで・・・・。ここに「+100円」のスペシャリティを感じますが、コスパの感じ方は人それぞれでしょうね・・・。スープ全体に溶け込んだ、柚子香味エッセンスを含めてご判断いただきたい。ちなみに、塩の名店で柚子をオプションしているところは、たいてい100円プラスである印象。特別高くないと思うが、味玉の+180円は痛い・・・・。












 総じまして、「汗だくで・・・塩分補給にはちょうどよい昼飯!」という感覚。ライトな感覚がこの夏には特に良い!冷やしでなくとも、違和感なくスルスルと飲み干せる柚子塩スープに感服といった感じです。ではでは、お姉さんスタフに負けないように、オッサンもそろそろ昼から馬力を入れ直そうかな・・・と店を出ると、ありがとうございました〜の声。女性に元気付けられて、オッサンも奮起。なので詠います!





   外出で
   ミッドタウンで
   一休み



   結局汗だく
   塩ラー補給




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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