ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1568】 麺屋 ごとう (東京・駒込) ラーメン


 オープン当日に突撃するってのは、実は経験が少ない。しかし、なぜだかこの店は行きたかった! それでも相当混んでるなら適当にスルーしてどこかで昼飯済まそうと思っていたランチタイム。混んでいるピークのはずだったのだが、雨のせいか思いのほか行列が少なかったりする。ラッキー!!!外出の帰社途中のランチタイムをたっぷりとつぶしてしまった。おかげで帰り道は、習慣の昼寝は電車の中でしてしまい、一駅乗り過ごしてしまいましたが:笑。









 それにしても、移転しても旧店舗同様に、地下一階なのね。地下の方がご店主は気分が落ち着くんでしょうかね。雨が降るなか、通りすがりの通行人が怪訝そうに中をうかがっては去って行きますが、ランチタイムとなれば、それなりに混雑してきます。さてさて、こういう新規開店時には、日頃お世話になっているネットの住人も行列の中におられるかも・・・。などと考えてチラチラとお顔お姿をチェックしながら、待ち時間を過ごしてしまいました:爆。


  











【スープ:スルスルとしたしっとり感!そして程よい食べごたえも持ち合わせる定番豚魚】


<すっきりしつつも味わい深い王道の豚魚!ザラつき一切皆無>


 とても馴染みのある麺顔。しかし西池袋時代に1回しか食べていないので、馴染みなどというのは嘘くさいのですが・・・。でもそう感じさせるのは、大勝軒風な定番さあふれる「豚魚エッセンス」が色濃いからではないかな。実物はとても豚魚のさらさらとしたライトなベージュ色!質実としたものを感じます。


 意外にもさっぱりとしているし、その一方でシャバシャバとして薄さも感じない。また豚魚系特有の魚粉のザラツキを一切感じず、どんぶりを平らげても粉が一切残らないという実にシルキーな仕上がりには、唸るばかり。豚骨過ぎて重いということもなく、魚介が過ぎて甘ったるいという感じでもない。すっきり感とそれぞれの味の濃さがとてもバランス良いと思えてなりません。表面の軽いラード感もあって腹持ちもよさそう。最後までグビグビと平らげても喉の渇きは抑え目で済みます。








<醤油ダレや塩気がマイルドにバランス!程よい塩梅>


 とは言っても個人的には、西池袋で食ったイメージは少し残っていて、豚魚たる濃厚さをちょっぴりとアピールしていたかもと感じています。なので今回は洗練されたのか?と思ってしまうが気のせいなのか。それと同時に「塩気もすっきりしたな」と感じています。そんなの食べ手の体調次第の範囲なのでしょうが、この日ばかりはサラサラ〜なマイルド感がたまらなく素敵。程よい塩梅とはこのことかと思うしかないね〜。













【麺:実にクッシリ度とつるつる度が楽しめる・・・・最上級自家製麺


<密度感覚溢れる中太多加水ストレート麺>


 麺が実にうまし!こりゃ久々に思い出したようにうまいね〜。見るからにみずみずしい多加水の様相を呈する中太多加水麺ですが、まさしくクッシリとした歯ごたえ。前歯の刺さり具合から、奥歯のすりつぶしに至る一連の動作全体で、クッシリと感じます。麺自体に潰し込みを感じる。またグルテン自体に密度刊を感じる・・・。そのグルテンに意識を注目しだすと・・・・どことなく、もちもち感も感じたりして・・・・。豚魚スープとのマッチングもよく、少々熱々の麺でも腰つきに影響を及ぼしません。これなら、もりそばでも威力を発揮しそう。またあつもりなら、なお個性が生かされるかと!



<スルスルと滑らかに気持ち良いほどにスベる>


 ちょいとライトなスープに薄らなラード感。そして地肌がつるつるとしていて、いかにも滑りがよさそうです。そしてその予想を超える滑らかさでして、いかにもシルキー!中太麺でシルキーと思わせる一方でハードな物腰であり、のど越しやすすりで、麺が一本一本意識できてしまうようなシルエット感。それらが一連一体となって素晴らしいですね〜。風味感もありますし、それになにを隠そうこのボリューム感!


 デフォルトのラーメンでも300g程度はあろうかと思います。いかにも満腹感ありありで、しかも730円という価格設定にとても納得感がありますよ! 駒込で爆食いしたくなったら、この店しかなさそうだね・・・。







【具:やりすぎないところがいい感じ!心起きなく食える高品質・・・肉とメンマ】


<定番のロース肉チャーシュー!適度なクッシリ感と解け感>


 奇をてらわないというか、実に基本的なロース肉チャーシューです。適度な大きさと厚さ。それが二枚組なのがうれしい。スポンジタイプのスカスカ系かと思いきや、適度な脂のさしもあり、また歯ごたえあるのだけど、ほどよく解けるように崩れる。スープに浸してもうまい。周囲の醤油ダレの濃さも香ばしく、食欲をそそる部分もあり、これならチャーシュー麺にして死ぬほど食って埋もれてみたい気もいたします。









<実にトラディショナルなメンマと味玉>


 このくらいの質感がいい。全体調和というやつか、サクサクとした薄味タイプのメンマが等身大の親しみを覚える。固ゆでで黄色い黄身がノスタルジックにすら思える。一括りに「トラディショナル」と言い切ってしまうが、欲張らない、比較しない気軽さがあって今の私には訴えかける品質感覚ですな・・・。








 総じまして、「全くブレの心配ない質実な豚魚の一杯!」ということでよろしくお願いします。個人的には、山手線駒込駅からから数十秒でたどり着けるという駅近なロケーションが実にうれしい次第。その一方で、巣鴨駒込で降りる駅もより一層悩むという、うれしい悲鳴。いやいや、駒込でも東西で行きたい店がいろいろあるぞ!うひょ〜・・・・今、山手線北エリアが熱い!この熱さで気持ちもどこか明るくなるね〜。なので詠います! 




   腹減りて
   ため息混じりの
   梅雨空に



   満腹食って
   気分は快晴




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合唱!!今日も本当にごちそうさまでした!!!