ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1542】 ラーメン 麺たつ (東京・大塚) 塩ラーメン


 だいたい・・・・、午後5時前後でオフィスに帰って一仕事できるタイミングというのが、実に悩ましい。このまま直帰すると、今日は最後に手を抜いたようにも思えて罪悪感を感じるし、かといってわざわざ帰社しても認めてくれるわけでもない。ならば、このまま変えるべし・・・と思う月曜日の夕方。山手線の北側におりながら、名店「蔦」の訪問を取りやめて、「麺たつ」というここ最近の宿題を片付けてまいりました。候補としては、浅草のざる中華か煮干しもあったのですが、それはいずれということで・・・。



 ・・・などと考えて「大塚駅」におりたったものの、このエリアは実にラーメン誘惑が多くて困る。軽く考えて4店舗は食いたいと思うところがあるもん。そこを、わざわざ一番遠めの宿題店に向けて闊歩するのだが、焼き肉やガールズバーの誘いを払いのけて突き進む。スキーの大回転のポールを叩き付けてすり抜ける感覚でね。巣鴨高校の学生さんに混じって信号待ちをして、ある交差点を過ぎるとそこは鄙びた商店街。ああ・・やっと落ち着くエリアに到達したわと、歩くスピードが思わず落ちます。小さいスーパーや、クリーニング店、誰が買うのかわからん総菜屋や、マッサージ店などを横目に見て・・・、そろそろ目的地だというポイントには、おまわりさん。ネズミ取りですか?ご苦労様ですねということで、「麺たつ」に到達です。12分の散歩は楽しかったけど、蒸し暑かった・・・。









 さてお決まりの店の外観撮影。パシャリとシャッター押したその先に、店内からご店主の目が・・・・(汗)。「すみません、私はラヲタです。迷惑はかけないラヲタのつもりですので、申し訳ない」という気持ちを隠しつつ、何もなかったのごとく「えーーーっとぉ〜・・・・塩ラーメン!!」と注文する自分が、本当はあほらしかったりします。しかし、そんなズッコケなスタートだったが、実はこれがまた、個人的には度肝を抜かされた思いでありまして、参ったマイッタということに。いや〜・・・点数とか採点以上に、これは染み入った・・・・。感想を一分で表すとこんな感じだ。



 ラーメンって・・・こういうフラッと立ち入って食う気軽さの中に高品質を感じる・・・・。この瞬間がすばらしいので、やめられない!











【スープ:なとなくクリスタル世代のハートを鷲掴みにするクリスタルキングな塩スープ!】


<スッキリ&クリスタルな上質鶏清湯!塩気のバランス仄かでスルスル食える>


 しかし・・・こんなロケーションに!?と言っては失礼にあたるのだが、配膳の瞬間には久しぶりに息をのみました。丸い半球状の器が素朴に感じさせるのだけれど、むしろ平べったい丼だったらさぞかし塩スープが一面にキラキラとしておったであろう・・・そんな印象。メニューの最後に「(鶏油)」という但し書きがあるのだが、個人的には最近は「神奈川淡麗系」を連想してしまう。そうは言っても、それらとはまた別もので、実にあっさりとした軽やかさが「十分に美味い!」。そんな感じさせるオーラがありますやん!もう、この時点でこの一杯に私は、取り込まれた・・・・と感じています。


 鶏コクと言ってしまうと脂のコッテリさを感じさせてしまうのですが、これは「上澄み」のような脂コクを感じさせます。軽やかでありサラリとすり抜ける楽しさがある。それだけなら味わいが薄いのだが、むしろ後味に「鶏」を感じてしまう。いやはや、これはずるいですよ。次へ次へとスープを欲するという連鎖を起こします。


 塩気は、わりと普通に効いている。旨味と塩気と区別つきにくいところがあるが、これは塩ラーメンだとアイデンティティを感じさせる程度の塩気は持ち合わせます。しかしそれでもこれは「淡麗塩」のカテゴリーでしょう。このスープは一気に飲み干せます。例え蒸し暑くとも、汗をかいた分、塩分補給の一杯です。








<意外に節系の香ばしさがアピールなのだ!>


 ところが、この一杯はの最初は鶏ではなく、「節系魚介」の風合いに包まれるのです。順序が逆になりましたが、メニュー名から鶏清湯を想像して待ち受けていると、節の香ばしさが最初に語りかけて来てドギマギするのです。あ・・・あんたそういう性格やったん?とつき合ってから分かるという認識ギャップと少し似ている。ここは、良い方向にズレるのです。


 煮干しとちがって節のコクは塩気を華やかに感じさせる思うのです。そこが鶏で相性良いと思わせた塩気が、節でも後押ししているという感覚で、同時に塩気も後押ししているような感覚。塩気と香ばしさがコラボしているという感覚で、汁を啜ることに一点集中状態です。これは、久しぶりにいい塩系に巡り会えたという幸せと充実感です。一日の良い締めくくり!












【麺:クッシリ感・・・・その適度感が素晴らしい「中加水」と感じるのだがいかが?】


<密度感しっかりとした細ストレート麺!風味も感じる品質感!>


 こういうスッキリとシャープなスープには、やっぱり細麺ストレートだね!しかも、麺密度が高い方が望ましい。期待通りってやつでして、風合いというか、地肌の色合いもナチュラルでとても交換が持てます。スープに浸っているうちは、スープの色合いもあいまって玉子イエローぽいのですが、リフトするとこれまたナチュラルな小麦の色合いで心が和む。


 前歯を当てるとそこは、中加水のクッシリ感があって、目には見えないものの筋が通ったような「締まり」を感じ取ることができる。また奥歯で束になった麺をプレスすると、プツプツと淡く潰れ込む感覚もあって、最後はクチリとハードに潰れる感覚が楽しい。一言、高品質であると感じます。どこの製麺所じゃろう・・・・確かめようとして忘れた。








<仄かに汁を吸って滑らかな滑り!フォルムをキッパリと感じる>


 こういう密度が高い細麺とうのは、啜りが気持ちよいかも。麺同士が引っ付きやすいのでスープが持ち上がりやすいし、また固めの麺は啜って内頬や舌触りに感じる麺の形状・フォルムを何気に感じる。ので、食ったあとも印象というか、イメージが残りやすい。また汁を少し吸った程度が、スベリもしなやかだし、なめらかさを増すのでちょうど良い。こういうの好きなのです。


  









【具:全体的に「まとまり」があって・・・それぞれが、かわいいと思える】


<肉繊維に沿って淡く解れるロース肉、薄味がスープにマッチ>


 さてチャーシューだが、これはオーソドックスな作り。塩気のスープには、醤油ダレより塩系のサッパリ味が良いなと思っていたらその通りであって嬉しい。ロース肉スライスは、肉繊維にそってスープがスキマに染み入り、肉の脂身の美味さと相まって保湿するかのよう。そして、噛む段階でスポンジから溢れ出るようにじゅわーっと一気に放出されて、肉・スープそれぞれの旨味が化合していい感じで「チャーシュー味」を醸し出してくれます。これは白飯よりも、酒のアテとして食いたいと思わせる出来映え。通えるロケーションではないので悲しいが、常連なら肉食ってビール!という感じだろうね〜。羨ましい。








<脇役も凛々しい・・・>


 さて、最後にトッピングの話。水菜・海苔・メンマ・薬味ネギ・・・という極めて普通のメンバー。特に光るというものはないが、全体としてとても、どれも、決まっている思えないだろうかね〜。そこそこ感があって、脇役の仕事をキッチリしているというか。安心して見ていられる具たちだと思っています。


 水菜にしても、寂しからず・出過ぎずな分量と青々しさが鮮度をアピール。メンマは、高級!とは言えない日常感あるけど「だらけていない」安定感ある風貌。海苔は、ビシッと立っているようなのではないけれど、大きさ控えめながらも、風合いも良く、鼻孔をくすぐる磯の香りが良かったりする。一瞬で終るものバカりだけど、とても良い調和だと思っています。







 総じまして、「街中の崇高なる塩ラー・・・ここにアリ!」という感想だろうかね〜。前々からとても気になっていた一杯を、ここぞ!とばかりに突撃した甲斐があったというものです。夕方になってひっそりと開店し、地元の分かる人を相手に質実なる麺を提供している、ここのご店主ってどこか憧れてしまう。そんなに気軽じゃないと思うけど、きっとそばの交番のおまわりさんも、ここのファンに違いないし、一帯にファンは多いはず!次はいつになるかわからんが、必ず再訪問いたします。塩のオタクなら食って頂きたい次第(・・・・お元気だろうか)。なので詠います!




   蒸してくる
   暑さの余韻と
   曇り空




   キッパリスープで
   気持ちは晴れ晴れ





お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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耐えて、咲く

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