ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1761】 やきとり家 すみれ 武蔵小杉店 (東京・武蔵小杉) 濃厚鶏白湯ラーメン

<年末年始にレビュー整理>

 これは、塩系を求めてラ活をしていた時期に、どうしようもなく腹が減って、心が折れて食った鶏白湯の話・・・。

 いやはや・・・・時間が無くてね、乗り換え駅の武蔵小杉で一杯食わねば死にそうです。もうこうなれば、駅ビル内にある「TETSU」しかあるまいと思っては見たものの、混んでいるではないか・・・・・。仕方ない、どこか近場で何でもいいさとビルを抜け出したところにあったのが、こちらのお店。どうも「やきとり居酒屋」のようなんだけど、ちょっとオサレ〜な雰囲気もあります。だけど、ちょっと高いのね・・・・。いつもなら踵を返してどこかへ行くところですが、本当に余裕なくて飛び込んでみました。塩ラーメンだったらいいな〜と思ってはみたものの、鶏塩湯らーめんで空腹を埋めます。













【スープ:鶏料理もとても旨そう!専門店の実力度をしっかりと味わう】



<鶏専門店らしく濃厚かつ円やかな崇高感がいいね〜!>


 配膳の瞬間、少し見本写真とギャップも感じるのは、海苔が汁に完全に埋没しているところが大きいかもね・・・。あと細かいことを言うと枚数。少しマイナス気分で実食スタートですが、スープを味わい出すと少し旨さに唸ってしまいます。







 やはり地鶏の専門店。焼き鳥等で旨い鶏肉を知り尽くしている店という感じで、大山鶏を丁寧に煮出した感がとても伝わります。天下一品も好きなのだけど、やはりそれとは明らかに違う崇高感のレベルを感じます。引っ掛かりが全くない濃厚鶏スープ。濃厚なのにさっぱりと感じる。これはいいですよ!当てずっぽうで飛び込んだ店でしたが、これはいい拾い物をした感覚です。何によりもいいのは、濃厚なのにエグ味がまるでない。コラーゲン感もあり、モミジの張り付き感も少し感じる程度。思いがけず、お隣客のぼんじり丼についているスープが目につく・・・。清湯系の鶏スープ!これも実に旨そうなのですが・・・・、こうなれば清湯系の鶏そばも、繰り出してほしいな〜・・・。








<塩気が実にナチュラル・・・・鶏感を損なわないバランス感>


 これもどうしても天下一品と比較してしまうのだが、塩気のバランス感がとてもいい!濃厚なスープには、しっかりと塩気を効かせて輪郭を示したいもんですが、ベースがいいと塩のノリがいいというか、仄かな塩気でも程よく感じるかも。ひとことで言うなら、ナチュラル!むしろ、鶏の感覚を損なわないように、控えめに染み込ませているような仕上げ感です。













【麺:スープ持ち上げ重視スペックの細麺】


<スープの持ち上げ重視のストレート細麺!淡泊にクツクツと潰れ千切れる感覚!>


 スープの絡みを考えたのが良くわかりますよ〜、細麺というチョイスがとてもいいです。多加水の感覚で、密度感もほどほどな緩さがあり、淡泊にクツクツっと感じさせます。意外と素朴さも感じる風合いが印象的。正方形に近い角麺でして、見栄え(麺の流れる風貌)もいい感じです。できれば、もう少しボリュームがほしかった・・・。大盛りにしたかったのだが、デフォルト800円から+150円は痛いね・・・・。








<やや、もつれる感覚でズコっと口に飛び込む所もあるのだな・・・・・>


 多加水なのですが、表面のスベリが少しザラッとしている感覚。これによりとてもスープの持ち上げがよろしく、ザラついているものの、スベリは悪くないです。ただ・・・麺同志が絡まりやすいので、所々縺れる部分がズコッと口の中へ飛び込んでくることもあるかも。ま、ご愛嬌の範囲ということで、あしからず。







【具:ブランド鶏の自信を感じる】


<自信あふれる大山鶏の煮込み!しっかりした気持ちの良い歯応え>


 本当に大山鶏ってよく見かけるようになりましたね・・・・一大ブランド鶏に感じてしまう。博多系の水炊き肉のような柔らかい中にも、しっかりとした歯応え。スープを逆輸入して吸い込み、味わい深い・・・。もう少し、もう一枚ほど欲しかったかな・・。これは、肉味をそのまま味わいたいタイプなので、白飯とかき込むより、酒で味わいたい仕上げ感ですね。









<レモンと胡椒の薬味で更に飽きが来ず、更にグビグビと飲み干せる!>


 スープは合格点であり、そのままでずーっといただきたい気分でありましたが、別皿でわざわざカットレモンがありましたから、少し絞ります。やはり酸味が入ると更にさっぱりと頂けるのが嬉しい・・・。後から専用の胡椒を持ってきてくれるのですが、こちらもバランスを壊さない程度に振り掛けてとても旨し。もう一気にグビグビと飲み干せる気分ですよ。












 総じまして、「流石鶏専門店!という仕上がり感覚と、二毛作店らしい素朴感が織りなす、濃厚鶏白湯!」。これは、全体的に伸びシロを感じる一杯と前向きに考えますので、引き続き応援したいと感じました。尚、つけ麺もありますので、こちらも期待。一度、夜に訪問して酒を飲みに来てもいいかも。そういえば・・・・お茶のポットがとてもデカいなと思っていたら、あれですね。なので詠います!




   長閑かな
   昼間の酒場
   明るくて



   お茶のボトルは
   ビールピッチャー





 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


関連ランキング:焼き鳥 | 武蔵小杉駅新丸子駅向河原駅

武蔵小杉食本 (ぴあMOOK)

武蔵小杉食本 (ぴあMOOK)