大至のラーメン。意識してなかったけど・・・去年の今ごろ食って以来随分と間が空いてしまった。確か・・・・一番キツいと思ってた仕事が一段落して、ヘロヘロになって食いに出かけた。あの仕事は確かにキツかった・・・・。もうあれ以上のことはないと確信していたのだが、2013年度になってそれを越えた。結果は・・・・聞かないで欲しい。それでも、今まで生きてて一番働いた気がする。
まあ気持ちよいほどに、ボロボロ感でまたこの季節に大至に来たということですな。何気なく、心の赴くままに注文するのはワンタンメン。後で知ったけど、約一年前もワンタンメンを食ってた(笑)。
・・・などと思いながら、しみじみとビールの小瓶も注文し、一杯が来るまでに軽くやる。ああ、庶民って気持ちよいよな・・・とつくづく思う瞬間ですな。そしてここでは、軽くたばこをふかせられるのがとてもいい。非喫煙者の方には大変申し訳ないですが、邪魔にならない程度に気を使っているものの、肩身が狭い。今夜だけは許して欲しい・・・。
ふかす煙を眺めながら考える・・・・。一年中、仕事の行き帰りに都内でラーメン食っているのに、ええかげんに疲れると思うときあるよなと。そんなとき「大至でええやん」といつも思う。それほど通っていないクセに、いつも心に棲みつく店。私にとってはそれが大至(実は、ソラノイロもそれに近い:笑)。
【スープ:大いなる素朴、大いなる定番・・・そんな真面目な醤油味が好き!】
<角が丸い醤油味に仄かな香味が加わる絶品!>
大いなる当たり前。素朴にて質実なるスープというのをいつも感じます。こちらの醤油スープは、はっきり言って流行でも何でもないのだけど、侮れない何かをいつも感じてしまうんですよね・・・。ピッチリとした醤油ではあるのだけど、どこかにニコやかにも思える優しい甘みある塩気を感じます。鶏ガラのゆったりとした旨味。そしてどこかほんのりと香味を感じる油感。香味油がほんのりと表面をコーティングしている。どことなく、風味の中に生姜の風合いも漂い、かといってワンタンをほおばると肉の味わいに占められて、香味はより一段と淡く、仄かな存在になりますな・・・。
<ワンタンのエキスも加わりよりコク甘く>
そしてワンタンから滲み出るエキスにより、旨味に深みが増します。ワンタンエキスのまず最初は、餡からくる肉のエキス。皮で塞がっているのだけど、食べ進めるうちにどことなく肉汁が湧き出るので少なからず影響を与えます。そして豚肉の透明感ある旨味を放出して、動物感に厚みが増すという感覚。食べ応えを感じる瞬間です。
またワンタンエキスには「皮」からくるエキスもあると思うのです。皮=わんたんなのでなんと表現すべきかいつも迷うのだけど。小麦粉の風合いって麺から来るものがほとんどなのだけど、ワンタン自体からくるグルテンの旨味ってほんのりと汁にも放出されると思うのですよ・・・。なので、食べ始めよりも後半の方が、より味わいが丸くなるような感覚になる。そういうところとても好き。
【麺:緩やかな茹で上げが・・・ワンタンとすごくマッチ!麺も具も・・・ちゅるりん!】
<ややもっちりとした?柔感覚がワンタンメンらしくもある>
今回の麺は、どことなくいつもより微妙に柔らかく感じるのだけど、体調と気のせいだと思う。でもやや柔らかいほうがワンタンメンとしては一体感があると思えてならないです。アルデンテは完全に越えた感じですが、だらけた様子はなく、クチクチとした歯応えが魅力。そして弾力をやや感じますし、ワンタンを食って皮の弾力を味わい、麺と交互で食うときに何となく親和性を感じる弾力なのです。多加水っぽいチュルピチ!とくる舌触りが一段と映えますな・・・・ワンタンと一緒だと。
<汁の吸い込みよく、後半の滑りはより滑らかなり>
それに一段と後半の汁の吸い込みを感じる・・・。これは、今回大盛りにしたから尚のことそう感じるのかも。また・・・・調子にのってビール小瓶などを一杯ひっかけたから、いつもより腹が膨れて食べるスピードが落ちていたかも。なので、汁を吸う時間が伸びただけかもしれませんが・・・いやはや、だれたところなく、優しいスベリとコシの感覚。和みます・・・・。ちなみに、ビールは、小瓶より・・・業務用生をグラスでやった方が良いと感じました。私以外の常連さんは、入店すると「生」と一言・・・・。ワンタン等アテとしんみりと旨く食して味わっておいででした。次、絶対に真似します(笑)。
【具:皮も餡でかい!意外にも迫力あるワンタン!】
皮もデカけりゃ・・・・餡もデカい! 皮は肉厚でして少々煮込んでも溶け出すような心配は一切ないでしょう。汁に染まったような褐色がまたいい感じで旨そう。皮自体が旨いと思える厚みを感じる。皮というか・・・小麦?グルテン?が旨いと感じる絶品です。また餡も中々ボリューミーでして、豚肉がいい感じでやや粗い。そして自然な肉味でして、薬味とか中華の風合いをあまり感じません。かといってスパイシーでもなくどこか崇高な家庭的な肉味です。この餡が・・・スープにも影響を与えておるのだな・・・。旨し!
総じまして、「心の終着駅」みたいなもんですわ・・・私にとっては、ここの一杯が。
いろいろ、私にとっては大切にしたい店が数々あるのだけど、ここではゆっくりできる雰囲気があるのでとても好き。スタフと語ることもなく、だまって気兼ねなく過ごすだけのオッサンだけど、ゆったりすごせるんですな。ま、戦士の休息ということで・・・。なので詠います!
プロジェクト
思い起こせば
時早み
一日重み
今も味わい
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!!
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