常磐線方面に珍しい外出機会を得ます!これは、松戸で途中下車か!とみ田詣を試みようといたしますが、とても待ち時間を考えると寄り道程度では終わらない・・・・。でも、常磐線とくれば、やはりこってり濃厚つけ麺系を食いたいので、兎に角へと方向転換するつもりが、松戸を乗り過ごし〜(泣)。ということで、最近人気のあるランキングをネットで検索し、こちらの情報を得まして急遽突撃いたしました。
さてさて・・・本当にのどかな住宅街にぽつねんと存在するのね、このお店。入店時、どこか気持ちが焦ったか、券売機を見逃し店員さんにご指摘受ける。そして、セルフ給水から氷しか出ないと焦ると、氷・水のセレクトボタンがあるとの再ご指摘あって、さぞかしぎこちない客に見えたでありましょう(笑)。一番奥に着席してしばし店内を物色と観察をして時間を潰しました・・・。
【タレ:濃厚なのにさっぱり頂けるという凄み!3度唸りましたよ・・・】
<確かに濃厚!されどゴクゴクとイケるスムースさが凄いね〜!>
確かに見慣れたタレの顔。一時期見飽きた濃厚豚魚な風貌バリバリですが、配膳までの観察により、これは豚魚ではなく鶏魚介であるとのこと。なるほど・・・モミジ投入でこってりとさせますか?と邪推していたら、いやいや・・とてもナチュラルな濃厚さで粉感も少なく、素朴なクリーミィーという全体的な感じがいたしますよ!この時点で唸り声を心の中であげます。
味わいとしては、こんだけ濃厚なのに「角が無い」という感覚。塩気とか甘さとか出過ぎたところがまるでない。これだけで、すーぷ割りもせずにゴクゴクといけてしまうという味わいのマイルドさです。ここで二度目の唸り声を呟く程度で出します。さらにさらに、玉葱のシャリシャリ感で呼び起こされたか・・・ベジポタを感じさせる自然な甘みと鶏のコラーゲン感の見事な融合にて、独特の旨味に、完璧に「むーぅ・・・」と声が出てしまいますわ・・・。
<鶏ガラ・丸鶏の豊かさとスッキリさの計算がいいね!>
泡立ちが特に気になりまして、麺を投入するときにぷくぷくと細かい泡ができ、とても麺に絡みやすそうな粘度がいいね!豚コクも含まれていると思うのだけど、全体的な動物系のすっきり感と、魚介のマイルド感が見事にバランスされとると確信いたしますぜ! そして、繰り返しになりますが鶏の適度なコラーゲン感がいい。モミジどかんと胃もたれする濃厚感というのはもう過去のことかとすら思える・・・定番なのに新しさを感じる濃厚つけダレ。バランス感覚ある計算がとても光りますな・・・
あ、そういえばレンゲくれと言うのを忘れた。麺を投入してたら持ち上げが良過ぎてあまり残らなかったから、一気にスープ割りして終えてしまったっけ。いつもレンゲでスープ粘度を確かめる写真とるのに、なぜか忘れてたわ・・・。
【麺:コレ好き!個人的に一番すきなタイプ・・・クッシリ風流麺!】
<加水中程度に感じるもクッシリ感覚抜群の全粒配合!>
こういう全粒粉配合の太麺ストレートは無条件で好きです。全体的な全粒の潰し込みが良く効いていて茶褐色で少し透明感ある地肌がキレイ。そこに殻?の微妙な斑点が残っていて見た目にも風流。歯応えは、実にクッシリ!中加水な感じですが、少し芯を残す程度の茹で上げと締めのコントロール。この微妙さが実に心地よく、芯の部分にややはっきりしたグルテン感を感じる。ま・・・明確に芯を主張しないてい程度なのもまたキレを感じたりする。
<水切りシッカリ完璧なまでに・・・貼り付くような地肌!>
水切りは100%と思えるほど完璧でして、大ザルを振り上げて水切りしたうえに、力を上からかけて絞り出す。なので水が良く切れていて、その結果、地肌が貼り付くような感覚。ゆえに・・・・タレの粘度もありましょうが、麺自体も持ち上げる力が高い。つけ麺ってやはりこうでないといかんなと再認識ですな。
【具: 崩れるほどにホロホロな肉、泳ぐような大ぶりメンマ!】
<沈んだ穂先メンマが大きく2本>
デフォルト・並で750円というリーズナブルな設定ゆえに、そうそう贅沢な具材を求め過ぎてはいけませんが、メンマだけは存在感が光りますかな。大ぶりな穂先メンマが二本、つけダレの中に泳いでおりまして、なかなかこれが良い。ささくれ立った部分が、タレとの絡みがよく、柔らかいシャリシャリ感もマッチして大変美味しくいただけるという感じです。麺と一緒に食うとまた一段跳ね上がる食感ですな。
<トロトロに崩れたブロックチャーシューは定番>
ブロックタイプで溶け込んでやや崩れている感じ。個人的には、一枚肉の方が好みだけど、それくらいしかツッコミを入れる部分が少ないと言えますかな。醤油ダレが染み込み過ぎとか、香ばしさ強めというタイプでなく、ナチュラルにつけダレとの一体感ある肉のかたまりでした。
総じまして、素晴らしき「途中下車の旅〜千代田線編〜」。これは、大変拾い物だった寄り道でしたわ!今にして思うと、平日の中途半端な時間だったから、並ばずに食えたのでしょうかね。狼煙・・・・三代目も幡ヶ谷にできると、先輩ラーメンラバーの方からも伺いましたし、これは愉しみです。一代目は、豚魚。二代目は、鶏魚。三代目は・・・・何?興味が尽きませんな。この方面は、そうそう外出機会がありませんので心残りですが、仕事に余裕がでれば(もしも・・・)、再訪問の有力候補であります。また来ますわ。なので詠います!
昼下がり
梅雨の晴れ間に
寄り道し
優しく包む
上出来鶏魚
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!

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