ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン790】 soup (東京・神保町) 地鶏だし淡麗塩soup 3点盛り

【たまには・・・・うどん食うはずやったんやけど・・・結果としてsoupをいただく】

 神保町のランチタイムは、にぎやかでいいですね〜。この日は、二郎の並びを横目に・・・とあるうどん屋に向かうのですが・・・・、二郎と同じくすんごい行列で凹む・・・・・。限られたお昼休みなので、つけ麺「北かま」に逃れますが、こちらも待たされそう(泣)。あわててスマホで検索し、わりと評判良さそうなこちらが近かったため、急遽突撃です。すると、ガラガラでんがな・・・・。余計な時間を費やしたので、速攻で券売機のボタンを押して座席に着きます。先客1名ということもあるのですが、ずいぶんとすっきりした店内が好印象。ついでに、店主とスタフの3名体制の対応もすがすがしくてナイス!新規オープンな店なんですね・・・、ぜひこれから頑張っていただきたいもんです。応援も兼ねて一番高いやつをチョイスです。



【おお!クリア系ながらしっかりとした塩ボディーがナイス!】

 そもそも、soupというそのイカした感じがする店名と、メニュー構成から、柔らか系のお味を連想してしまいます。また「淡麗Soup」という名称からも、ジンワリ系なお味かと・・・・・勝手に予測するアタクシです。こうやって味の空想しながら待つのも楽しいですね・・・・。客が少なかったから配膳も当然早く、あっという間の着丼。麺顔も、空想の範囲を超えず、中々クリアーなスープが食欲と興味をそそります。しずしずと・・・・・備え付けのレンゲでまずはその自慢のSoupからいただくのです・・・・すると、

 「旨いがな!(*゚0゚)ハッ・・・・メチャ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
 「地鶏というイメージとは裏腹に、塩のコクが綺麗にストレートに引き出されてまんがな!塩が伸びやか〜!」

 ・・・・と感じますな!レンゲですくって色を透かしてみても、ほのかに色合いを感じるていどの透明感がステキです!またとにかく、味わってみて塩の感じが濃いのにすっきりとしているのがナイスです。地鶏のコクもありましょうが、まるで地鶏が裏方みたいに感じます(・・・・って味音痴なだけやんか(笑))。決して尖ってない塩ですが、かといって「まろやか」でもないのですな・・・・。どうも塩はいつも避けてるんだよね〜っという方は、いわゆる濃い味を求めておられるのかと、自己解釈をしておりますが、この一品は、すっきりしていて濃い味なのです。家系の塩まではいかないけど、少し白いご飯が欲しくなる程度の塩味。しかも、すっきりしている分だけ、白ご飯との相性もよさそうです。

 地鶏のコクは、表面のきらきらした油玉模様が証明してくれているように、濃厚でゆったりと漂うものではなく、さらりとした感じ。また、他の旨味の味わいを捜し求めると・・・・・、わずかに節系のアミノ酸感覚を感じる程度。ほぼ動物系で占められたスープコクの構成。具材からにじみ出る味の影響も少ないと思われ、まさし「塩Soup」という感覚です。これで「淡麗系」だとすれば・・・・・、残る「熟成系」はいったいどんな味わいになるのか、逆に興味津津!

 ※味のグラデーション:ぴっちりとした塩味>鶏清湯コクのさらり感>薬味ネギの甘み>節系の芳ばしさ
   シンプルな味の構成というより、しっかりとした一枚岩みたいな感覚・・・・伝え辛いな、今回は・・・・



【細い麺がまたステキに見える!カッツリした中加水!】

 まるで博多麺のような細さを感じるストレート麺です。色合いもかん水極力控えめな白さを感じますし、凛とした存在感すら覚えます。麺を底から引きづり出し、表面を眺めてみると、表面の薄〜い一枚層だけが透明系の滑りを感じさせます。そしてその下の中心部は、ちょっぴりなアルデンテ感を感じないでもないな・・・・・。すすると・・・

 「あーーー!やっぱりこういうのが好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
 ※前歯の処理が、プツプツプツプツ!と小気味よく順番に千切れていくようにすら感じる快感!
 ※奥歯の感覚が、細めんなのに、ややクッしりと感じ入るところがまた、食べ応えあっていいね! 
 ※細めんゆえのスープの持ち上げもナイスで、スベリもいい。

 旨かったので食するスピードが早かったのか・・・・口の中がやけどしてしまいました(笑)



【腕肉ナイス!また・・・・穂先メンマがまた風流!】

 チャーシューが、腕肉っぽく「くっさり」とした「カスカス感」も少しあっていいですね!肉自体の歯ごたえと味も感じますが、スープを若干吸い取っているところがまた、味の深みを感じます。大きさも適度だし、肉の厚さも申し分ありません。今回は、麺を巻きつけて食うとうのではなく、肉のみをジンワリと味あわせていただきました〜♪

 さらに、メンマが・・・・穂先メンマをカットしたものでしょうか?独特の「くにゃり」感と、繊維のほぐれ方が、穂先メンマと感じさせます。こちらも基本的には薄味でスープを良く吸い込んでいて旨し!お酒のアテにもなりますねw。

 あと味玉は、初めから半分にカットしてあり、もう片方は、スープの中に沈んでいます。黄身がトロリとするジェル系タイプでして、こちらも申し分なし。白髪ねぎと水菜は少しばかりですが、意外と薬味ネギが最初からスープに溶け込んでいていい感じです。海苔は、印象に残っていませんが、だらしなくスープに溶け出すこともなく、最後までパリパリとしてましたので、麺とからめて食して旨し!でした。

 ※具のおさらい:チャーシュー2枚、味玉1個、海苔3枚、穂先メンマ、水菜、白髪ねぎ、薬味ネギ



 総じまして、若いパワーとハイセンスを感じる一杯に遭遇!という感じですね。奇をてらった技を使っているでもなく、基本に忠実と思えるその創意なのですが、若々しい「伸び」を感じてしまうのですわ・・・。勢いがあるといいましょうかね。店の雰囲気とか、器の選び方で、アタクシみたいなオッサンはすぐに惑わされてしまうかもなのですが、塩のアピールの仕方とか、麺の選び方合わせ方など、いちいちツボにハマりますやんと言いたい!ホンマに、最近の若い料理人はやるやん・・・と、ぶつぶつ帰りながら、神保町駅に向かうのでありました・・・・。なので詠います!

 おっさんが
 伸びやか塩に 
 魅せられて


 眩しく見える
 若さとセンス

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!




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