ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン603】 神田ラーメンわいず (東京・神田) ラーメン(麺固め、濃いめ)

【そろそろ・・・神田攻めじゃい!】

 むぅぅ・・・・、パワーレビュアーさんのお膝元をそろそろと開拓させていただきます。ミルクホール以来の神田界隈でしょうか。未知の領域に踏み込むこの瞬間に心が躍りますぜ! てなわけで・・・・どうせやったら話のネタになるような店・・・激辛のあの店とか、大盛りの殿堂系とか考えたんですが、今回は家系とさせていただきました。だって・・・・かなり家系食するのに間が空いてしまったから・・・。久しぶりに食いたい!しかも本場の関東でと相成った次第でごじゃいます。一見新橋界隈と似たようなごたつきの街。ラーメン屋の熾烈ぶりで言えば、神田もどっこいどっこい。こりゃ・・・・地域制覇はできそうもないや(笑)。





【おおうぅぅぅ・・・・獣が香るねぇ・・・・】

 まぁ・・・・うちの嫁はんなら、アカン系ですな・・・。家系ってこんなに獣系?と思うのは、まだ関西人ゆえの不勉強からか。しかも、濃い目・固めでオーダーを通してしまったので、こいつは個性をガツンと全身で受け止めるしかないでしょう。訪問時満席ながら、若い女性もかっこよく啜っておられるし、やはりアタクシがまだ「あまちゃん」だと思い知らされる瞬間です。隣のお兄ちゃん・・・肘がアタクシの前に出過ぎでっせと言えない軟弱な性格・・・・。なんか、肩身が狭いな・・・・・この店では。

 とか言っているうちに配膳と言いたいが、少し待ったぞ10分後。配膳完了。その瞬間・・・・独特の匂いを鼻孔から思い切り吸い込みます。そして、味わいに入るのですが・・・・・味の方にも、この個性が十分に配合されておりますね。当たり前のようですが、匂いがきつかったけど、食べるとそうでもない・・・と言いたかったところが、ダイレクトに「それ」と感じます。そしてワイルドやなぁと・・・食べ進みます。 体感したのは、九州とんこつ系のあの独特な香り。そして鶏油でボディが強化されておる立体的な動物感あるスープ。カエシの風味というより、濃厚ゆえの辛さがイメージに残る、味のエッジ感・・・・。白飯が欲しくなる。

 後半、ニンニクを投入しますが、獣個性は半減。旨みの方向性がくるりと変化し、これまた楽しみが倍増しますね。ニンニクって面白いし、豚骨に本当にあうね!しかし、それでも、かすかに獣の残り香りを感じるアタクシは・・・、やっぱり・・・・なにか引っかかりを覚えるのよねん・・・・・40代のおこちゃまだから。





【固めチューニングゆえ・・・クッシリええ感じ!】

 麺がええやないのと、マイチューニングゆえのエコヒイキです。中から低へ傾斜したような加水感を感じます。光沢ある肌が滑りの良さを感じさせます。ストレートとはすこし言い難い・・・・ところどころの曲線が、旨さを強調しますな!食べ応えを感じるナイスな品質。



【海苔を立ててくれ・・・・】

 個人的に、家系の海苔は立っててくれと思う次第でして、そんなのどうでもいいのかもしれませんが・・・。しかしあえていうが、そう・・・・・品質は感じないけど、一定の旨さなり。

 ついでにチャーシュー。脂少なめの「カスカス」な肉質ながら、スープを吸い込み「うまい」と思える・・・・と予測していたところ、それなりに脂がのってて、普通にとても旨いチャーシューやったので複雑な印象。旨い!けど、家系ちっくじゃなかったかも・・・・。




 総じまして、ここはいつか、この界隈を拠点としているパワーレビュアーさんに、一度ご指導をいただきたいと思いましたわ(笑)。いつか、たのんまっせ! それまでに、関西に帰ってもう一度関西の家系を食して、マイ家系パラメータをリセットしてきまっさかい。というわけで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

(PS という感じでいつも帰りの新幹線ではレビュー三昧!@のぞみ255号車内にて)




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神田ラーメン わいず

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