【2軒立て続けに振られた・・・涙の中崎町ブルース】
いや・・・立て続けに悲しい目に遭いましてたどり着いた中華店です・・・。1件目は、先輩レビュアーさんご推薦の刀削麺のお店、もう一見は新規開店舗。どちらもお休みとのことで、今年に入って一番凹むできごと・・・。もう・・・こうなりゃと中崎町の交差点の近場で、適当に飛び込みで入りましたこのお店です。すごくマイナーで小さなスーパーマーケット(と呼んでよいかもあやしい)の道路側の一角に、このお店があります。先客ない・・・・。この時点で地雷踏んだかの予感!?しかも店員さんが無愛想(泣)。おもむろに座り・・・とあるメニューを告げると通じない???
実は、まだ日本語お勉強中の台湾の方らしいのです。なんだ〜と一安心。メニューを指差してゆっくり伝え、しばし待つこと10分間で配膳となりました。いやいや、本場の方がおられて調理なさるとは!これは、失礼ながら店の雰囲気にそぐわず、中々本格的かも?と期待が膨らみます!
【中華は火力!と思い知る!!】
いやはや・・・これは台湾の大衆食堂の感じ!ちょいと日本向けアレンジありましょうが・・・。昔、台湾出張で駐在員に紹介してもらった場末の食堂を思い出しましたよ。とにかく・・・・これまで大阪で食してきた麺のなかで一番「激熱!!」なスープです。しかも、タカノツメ炒めが入っていますからもう、鋭い熱辛刺激にシャキっとします!
スープは、醤油ベースですが、具材を炒めたエキスとあいまって半分濁り系なダークブラウンです。すすった感じは、熱いのは記述済みとして、味わいは「食が進みそうなあっさりコク旨」と申せましょう!人工的な調味料も含めて、旨いものは何でも使う!的な大衆旨みを感じます。和の醤油感より、野菜やら肉やら炒めて旨みを引き出して、調味料で整えた・・・・という渾然一体とした味の輪郭です。わずか〜にGAVAN感覚も感じたりしますが、崇高系が何やったんやろう・・・と思うほど、嵌るかも・・・・。
【中華のタマゴ麺!定番?】
麺は、日ごろ食べなれている和な「自家製麺」とか「業務用」とかと一線を画する、「中華料理の麺」です。全卵の卵麺かしらん・・・・・。標準よりやや太めで丸いストレート麺です。アルデンテがどうのこうのと関係ない、全体が歯ごたえある感じでして、またあれだけ極熱のスープにあって、熱ダレがしないところが旨いです。これは、台湾風焼きそばにしても旨そうなポテンシャルを持ち合わせていそうです。
【具として、初めてホールのタカノツメを食する】
そうなんです。初めて小見出しのような体験です。たいていタカノツメは小口切りにされてますからね・・・・。少し焦げ目があったりして不安一杯だったんですが、タカノツメは問題なく食べられますし、違和感なしでした。また、台湾ラーメンのニラは定番として、たまねぎは、歯ごたえと苦味が新鮮で全体にもクリッピングポイントとして面白い味わいでした。GOODではないでしょうか?
総じまして、気持ちよく大台の評価をしたいところだが、あえてここはマイナス少々でよろしくお願いします。なぜって・・・・・・理由は、これ・・・・明らかにオーダーミスだったからです。本当は、「台湾風坦坦ラーメン」が正解です。日本語が堪能なご店主が来店タイミングで買物不在で、調理場とホールがともにまだ中国語しか話せなかったらしい・・・。どうりで調理場の方が「タンタン?タンタン?(中国語発音)」と聞きなおしていたな・・・。あれでオーダー通っていると安心したが、「たんたんではないんだな!」という確認だったわけ。僕にオーダーを確認できなかったんですね。でも結局おいしかったから全然OK。でも間違いは間違いだからね。応援していますから、あしからずということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
お探しの店舗のページはありませんでした