麺屋楼蘭さんの焦がし味噌に似たものがないか・・・・と適当にWEBで検索したら出てきたのがこのお店このメニュー。東京/関西WalkerとYahoo!の期間限定企画で、次世代ラーメン投票をやっていて、その中に一メニューなのでした。ということで、仕事終わりの午後7時、気温33度の阪急梅田から役17分。南茨木駅から徒歩13分かけて訪問です。先客0人でしたが、続けざま5人のご入店。家族連れも便利なテーブルがあり、結構大きなハコですね・・・・。
オーダー後、メニューを拝見すると、味噌は定番でないのですね。味噌は中華鍋で炒(チャオ)するから風味が出るので、味噌を定番で出していない店でどんな処理をするのか・・・と少々不安でした。しかしそんな心配無用。数分後、調理場から火柱があがっていました。「あ!俺の味噌ラ−メンの火じゃー」ってカウンター越しに眺めていました。そんなこんなで、10分程度あとに、お目当ての品が配膳されました。
第一印象は、出たー!石油ラーメン!!お察しの通り、正体は「マー油」です。スープ一面に覆いつくうされています・・・。これに、コントラスト美しくピンクのチャーシューが目を引きます。ローストポークの如く美しい肉の上に、細く立てに長く切った白髪葱とワケギ少々。そして味玉とメンマというトッピングで、結構にぎやかな一杯です。おそるおそる、スープをすする・・・。
マー油の風味と味噌風味が半々か、マー油強し。マー油の香ばしさが先にたつ。味噌は思いのほか濃くはなく、奥の方にほのかに魚系の出汁すら感じます。マー油を潜り抜けても、こげ茶に近い色のスープ。おそらく、味噌とマー油を鍋で十分に炒めていると思われ、味噌に風味と色が移っていると思われます。なかな手が込んでいると思いました。
麺は、いつもながら、いいわーーーー。きんせいの麺!細くてもエッジが立っていて、低加水麺って感じがします。コシとのど越し、歯ごたえがさえわたります。どちらかといえば「ジャンク」な一品に、凛とした雰囲気すら感じてしまいます。
総じて、これが、「Junk story谷町きんせい」で出てきたら納得してしまうかもしれません(Junkじゃないけど名前のイメージの話)。新しい試みとか、限定麺とかやらないと、店は長い意味で続かないと思うので、僕はありだと思います。ただし、きんせいさんの他のメニューがすばらしいため、まだ試作段階の麺としては、同じ点数には届かないなと思います。次世代という取り組み、企画。すばらしいと思いますので、80点一歩手前の79点とさせていただきました。あしからずです。
今日も暑かったけど、足を運んで気持ちよかったです。また来ます。
今日も本当にごちそうさまでした。
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 茨木市別院町4-22
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- (写真提供:さる隊長5868)