環境が人間を形成するのか、人間が環境を変えていくのか。
基本的に、前者だと思ってきました。
例えば、日本人で産まれた赤ちゃんが、直後渡米し、アメリカ
の教育環境で成長したならば、日本人という見た目より、中身
はアメリカ人だと誰で思う理由からです。
極端な例であることは否めませんが。
だから、自分の子供には、自分よりいい人生を歩ませてやりた
いため、お受験や習い事などさせて、アッパーミドル以上の環
境から人生スタートさせたいのでしょう。まず、環境を手に入れ
ることを優先させる理由です。
ちょと強引な結びつけですが・・・。
そして今、今、大人になって親がしてくれたことに感謝していま
す。その一方で、自分より能力や運のいいやつなどみると、
「自分とは元からの能力がちがう」、
「自分よりスタートラインが元々上」,
など考えて、自分を納得させてしまう。
しかし、せめて自分の置かれた環境の中で、精一杯生きること
が美しいのだとまた再度置き換えて、がんばってゆくものだと思
っていました。
でも、それってどこかお人よしな解釈とどこか思えて、頑張れなく
なるときがときどきあります。
ところが、別の考え方もしめされています。
【今の環境は、自分がしてきた結果として、今ここにある】
【環境が原因、自分が結果ではない】
【自分が原因で、環境が結果である】
例えば、関西転勤にしても結局自分で決断した、この会社に入る
のも自分が決断した。大学も高校も・・・ずっとそのときの自分がや
りたいことでもって決断した。
つまり、自分の決断が今の環境を作り上げている。そこに、人との
であいとか偶然性が大きく関与しているので断言しすぎているかも
しれません。でもその偶然だって、自分がその道に進まなかったら
遭遇しないはず。
☆今日気付かされたこと
・自分(原因)が変わらなければ、環境(結果)も変わらない。
・いい環境を実現しようと思えば、いい自分になるしかない。
・その環境があまりにも飛躍していれば、自己矛盾に陥り、悪循環となる。
・自分をよく理解することから始まる。
・そして一歩踏み出す勇気が必要
分かっているようで、分かっていないことが整理できました。