ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2430】 裏サブロン (東京・三河島) つけ麺


<キュキュッと4名席!肘ぶつかるも何かの縁ーヽ(´o`; >


 年に一度か二度ある常磐線方面への外出機会!。いろいろ狙うところあるんですが、そんな日に限って体調崩して午前休暇を取得してクリニックへ。診察受けて処方箋もらったら、だいぶ気が楽になるというか安堵して、体調が復活です。でもかなり出遅れたので都内で一杯食ってから仕事です。途中下車する「三河島駅」。近くの薬局で薬もらって、トコトコと南下。そんな交差点の脇に逸れて裏口へ回ると「裏サブロン」さんがあります。スゲーすでに先客がシャッター街をされておられます!。その後開店前に向けて少しづつ増えてゆきます。最近、テレビに出ましたからねーこの店。しばらく、混雑するかもです。








 しっかし、想像以上に狭い店内。横幅的にね。客がこの店に合わせるように、体を差し込んで入店するような気分です。4名でぎゅうぎゅう。前金制で、足下においた鞄から財布出すのも一苦労。目の前には、最近見かけなくなった小型液晶テレビ。RamenWalkerの情報がずーっと流されており、それを眺めてつけ麺が出来上がるのを待ちます。ただ、次から次へと紹介される店は、全て訪問済みだったりして・・・・どんだけラーメンに散財し時を費やしてきたかしてきたのか、自らを振り返り恥じます。


   











【意外にオイリーで甘すっぱい系の味わい!鶏豚のコク広がり醤油のキッパリ感も滲むか!?】


 こりゃ配膳する方も大変だね、この狭さだと。一番奥の席だと店主の手がようやく届くかと言う感じで、身を乗り出しながらのサーブです。そして先につけダレが配膳されます。おお!醤油がかった濃ゆい茶色がいい感じ。豚魚を想像しておったから、ちょと気持ち良い裏切りが嬉しい。そして表面をコーティングするラードが、凄く分厚くてこれも意外。非常にまったりとしつつ、微妙な魚介が滲んでいかにも大勝軒と感じたけど、これに近いのは実のところ直ぐには頭に浮かばなかったー。








 落ち着いてみると、甘すっぱい醤油系のつけダレがじんわりときて、実に食べやすいー。シャバいタレの系統なんだけど、オイリーさが濃ゆいので、非常に腹持ちの良さとズッシリ感を受けるかも。胡椒を差っ引き油を足した丸長といったフレーバーが良いね。一部ピリッとした辛さのエッジングを感じますが、これは赤唐辛子の欠片から滲んだエキス。砂糖の甘さと柔らかい酸味、そして香ばしさ感じる醤油が、ベストバランスです。









 ベースの味は鶏がメインのような印象。だからスッキリしている一方で、しっくりと来るんでしょうか。ラードとの入りまじりで動物感に複雑さが醸し出されます。さて、少々気になるところとしては、「温度」かなー。ちょっと温いかもしれません。ラードが厚いため、熱を逃がさぬ工夫が、少しだけ勿体無かったかもー。












【褐色めいた素朴な多加水麺!ムニュムニュっとした歯応えとオイル貼りつくスベリがナイス!】


 麺もまた個性的に映ります。微妙に灰褐色な色合いに見えます。それがむしろ素朴さに拍車をかけて、個人的には好きな見映え。二本タグって何もつけずにすすり食うと、なかなか風合いもしっかり出てます。また歯応えも独特と言うか素朴。微妙に細めな太麺なんですが、密度感は低めでプツプツと安易に切れ込む、潰れる感覚です。多加水なりのモチモチ感はありますが、かなりソフティーな印象。前歯でクチクチクチリと安易に切れて、奥歯ではムニュムニュムニュリン!とすり潰れる感覚です。








 また腰つきが緩やかな上に、スベリにも柔らかな印象を与えます。表面は貼りつくようなしっとり感覚がある地肌。それが、つけダレに浸してリフトすると、一気にラードを貼り付ける感覚です。コーティングと言うより、クリマの車体フレームを電着塗装したような感覚をイメージしてしまう。ヌルヌル一歩手前ー。なのですべりはオイリーな感覚ですが、ハネが飛び散らないように、一層気をつけないといけません。














【チャーシューは醤油ダレの浸透深く香ばしさあり!ゆで卵ハーフは必須アイテム!】


 700円で並でも腹一杯になりますので、文句は言えませんが、肉はもう少しくれーと言う感じかも。やや薄かったかなー。でも味わいは一定レベルで飯にあうタイプです。つけダレのイメージ通り、甘めの醤油タレが深く染み込んだ感じ。ロース肉で余計な脂身がないため、するすると食えるかも。そして後で寂しさを覚えてしまった。どうも常連はみな肉増しを頼むみたい。








 メンマは一定の感じで、よくある柔らか目の短冊タイプ。薄味系でサクりと切れ込んで飲み込みやすい感じ。またゆで卵のハーフはいいね。トレードマークみたいなイメージに近いか。甘すっぱいタレの味によく馴染んでいた。







【スープ割り:コール&デリバリーシステム/淡い鶏系の出汁】


 お願いすると、蕎麦猪口みたいなサイズの器に注いで持ってきてくれます。それを一気に注いで・・・・最後の余韻を楽しむー。淡い鶏系の出汁は、つけダレに投入されても全体の味バランスを崩すタイプではありません。しかしやっぱり、濃い味から、淡い味を味わうと・・・・実にほっこりとするね。
















 総じまして、「裏と言う妖しさひっくり返す質実定番大勝軒!」と言う何の捻りもなくて、そのまんまの感想でごめんちゃい。とは言いつつ、私は関西オリジンな人間なので、山岸さんの味わいは随分後で知った次第。定番とは!?と語るに相応しくない人間なのですが。それでも、大勝軒愛に溢れた店とその一杯のオーラは、伝わりました。個人的には、このまま店を広げず、どこまでも裏を突き詰めてもらいたいかも。あの狭苦しい空間が、妙にハートフルな感じもします。出来ればラーメン女子と出会したいかもー。とまあ・・・今回もいい感じでラーメン活動できて幸せ。健康に感謝しないとね。と言うことで・・・・なので詠います!



   裏口で
   オヤジがカラダ
   押し込めて



   膝すり肘すり
   これも縁哉



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



   




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