ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン839】 ラーメン二郎 府中店 (東京・府中) ザルラーメン・ニンニク

【ここにしかないもの・・・・・ザルラーメンを求めて】

  そろそろまたラーメン以外の二郎を試してみたくなりました。「汁なし」は一度経験しましたので、つぎは「つけ麺」かといろいろネットで物色をしてみました。すると偶然「ザルラーメン」という文字が目に飛び込んできたから、どこぞ!と詳細を見てみたら・・・・府中店だった次第。もう、ザルラーメンの実物を見たさに出来るだけ早めに退社いたしましたよ(笑)




【隣がラブホなのね・・・・・ドキドキするこの対比】

  いつも初訪問の店には、スマホの地マップ機能がかかせません。グーグルさんありがとう!でも・・・・位置センサーがたまに微妙にずれるのよね・・・・。仕方ないけど、アタクシ今回は、一つ曲がる角を間違えて遠回りしてしまいましたわ。そのため、細い路地裏のラブホ前を通り過ぎることになるのですが、何もうしろめたいことないのにドキドキしますよね。足早に通りすぎようと歩を早めると、すぐそこは「二郎」なのであります。

  しかし、こんなに薄暗い二郎も初めてやなと苦笑い・・・。狭さもなかなか雰囲気出すのに貢献をしています。ザルラーメンのボタンもちゃんとあって安心しますが、アタクシ以外にこれを押した人はみかけませんでした(笑)。チーズのボタンもなかなか人気の様子でしたが。




【面白い意味で・・・予想を裏切られるスープ感やね!】

  思ったよりも早く回転するこのお店ですが、オーダーの順番間違いなどがあり、アタクシのザルラーメンは異様に早く提供をうけました。その時間着席から5分程度。ハイお待ちです!とどどんとつけダレから配膳。お次に麺の出番です。なるほど・・・・。やはり、ザルラーメンなんだけど、ザルじゃなく、ラーメンドンブリに盛られて来るわけやね(笑)。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「二郎のつけダレって・・・武骨なんやけど、やさしさあるやん!」


1)いかにも武骨なスープの表情は見たことね〜

  二郎で初めての「つけ麺系」ですので、予想は付かなかったのは仕方ないとして・・・・さすがにこのつけダレの風貌は、素朴を通り越して「武骨」としか言いようがありまへんな・・・。 地味な色合いなどは許容範囲として、その上層の油の層がオイリー!しかも、表面が薄皮一枚の膜を張ってあるかのごとき・・・・ゴツゴツして見える!これは、他に類を見ませんぜ。 脂が固まっているのかどうかは不明。なれど、米粒くらいの脂の塊が星雲のようにあちこちに散らばっている存在感は、スタートレックでのワープ航法に入る直前の瞬間のような構図ですわ・・・。脂の粒が星雲なら、油の輪は赤色恒星か・・・。二郎のつけダレに、無限の宇宙を感じまする・・・。

2)実は微乳化ライト系なスープボディー

  初訪問がつけ麺系なため、こちらのスープの分類はしっかり解釈できませんが、つけダレだけから判断するに・・・・・「微乳化系」でかつ二郎の中では「ライト系」に属するものかと察します。隣の客のラーメンを覗き見しても、カネシと油の層が混じりながらも完全乳化にまで至っていないような風貌でしたから・・・。それに、つけ麺系のつけダレでも「ゴクゴク飲める」程度でしたので、ラーメンでは一転して「こってり派」とも思えません。このライト系だからこそ、適度なエッジを醸し出す塩気が生きるというものですよwww。


3)塩気はオーディナリー!カネシのエッジングの方が伸びる

  その塩味ですが、グルタミン酸ソーダと結びついた独特の塩気を存分に発揮するかといえば・・・・むしろ塩味は「適度」という具合でして、二郎らしくない「質実さ」すら感じる余韻。しかし、塩味無くしては魂が半減するのか・・・・「カネシ」と結びつく塩気と申しましょうか、いつもとは違う塩味を感じてしまうわけですわ・・・。つけダレに色合いからしても、ややカネシ強めな味付けかな? 個人的には、面白いと思いましたが!

 ※味のまとめ:微乳化ライト系と一応わがままに分類しましたが、塩気がカネシとの結びつき強めで・・・・またちがった二郎の世界がそこにある!




【見栄えと歯ごたえがもはや・・・・アミューズメント化しとりますわ!】

 いやはや・・・一方の麺ですが、これ食うと「あ、府中に来て思いでが出来た」と思いますよwww。これは、なかなかインパクトある麺でして、一回食っとけーな感じですよ(笑)。

「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「こんな剛麺は・・・なかなか体験できんすよ!またそれが二郎だからこそ、オモロー!」


1)いかにも武骨な麺の表情は見たことね〜

  さて・・・・府中の二郎の特徴は、実は麺であるらしいと、配膳の瞬間に気づくのです。アタクシ・・・・まだまだ二郎巡礼の駆け出しではございますが、こんなハンドメイド感あふれる二郎の麺は見た事おまへんで!! 「平打ち」「不規則さ」「極太」「縮れ」「捩れ」「ザラツキ」・・・・それら判定パラメーターがMAX値を指しておりますわwwww。これは「ザルラーメン」だけの特注かと思いきや・・・・デフォ麺との感じ。この風貌は、ちょっとないですよwww。体験として実食する価値ありです!


2)〆られた武骨な麺の歯ごたえは興味本位を超える

  また見栄えだけではないのがこちらの麺の特徴! 二郎の麺自体を〆て頂くということも、個人的には心のお祭りなのですが、そうやって出て来た麺の歯ごたえがまた・・・・これまでで類を見ないか同等の個性ですよ! これは「グミ」ですよ、「グミ!」。グミでなかったら・・・・「スニッカーズ!」ですよ! キッチリと冷水でしめられたようで、やや冷たい感触。それが最初の歯当たりは普通として、奥歯の噛み応えの抵抗感が独特なのです。 擬態語で言うならば、「ギュニィーーーーー!」っとした感覚と言うのか・・。兎に角、体験として実食する価値ありですよ!


3)暴れまくるその滑り!

  そんな個性豊かな麺ですが、意外に表面がふやけたゴツゴツした風貌でして・・・、「はっきりスベル」のです。しかし、極太・極縮れ・極強コシなので・・・・クチですすり上げる前後で「ぶるんぶるん」と暴れ出します。最初は・・・ 「クチの手前でスベってハネが飛ぶ」 →「舌触りがよいけど咀嚼のたびに左右前後と感触を感じる」→「奥歯でギュニィーーーーー!」とする →嚥下と共に喉越しに抵抗感を強く感じる・・・。 とにかくエンタテインメント性では随一です。

 ※麺のまとめ:「縮毛」のごとく極太で、不規則な楕円で、うねり狂い、強いコシを持ち、水分を得るとスベリよく素直になる・・・・。




【スープと麺がワイルドだけど具はマイルド感・・・】

1)豚 (おとなしく感じる?)

  もう、「つけダレ」と「麺」で意識を使い過ぎてて・・・オーバーフローでしたから、あまり覚えていません(泣)。されど、記憶の断片をつなぎ合わせると、珍しく脂身のない豚であり、肩肉のうような繊維質重視の柔らかいほぐれを感じることができたかと・・・。何回でも言いますが、高ランク二郎の豚は、外れがありません!これは普通に旨いと思います!


2)ヤサイ(サッパリしとる)

  ヤサイはもっと記憶から飛んでいます。だって・・・食べている途中から温度が段々と冷めて行くものだから・・・。つけ麺系の宿命だからこれは仕方ない。明らかに根っこのキャベツでガッカリしながらお、実は丁寧に湯通ししてあって、逆に柔らかく甘みを感じたくらいだし。記憶にあるのは「さっぱりしていた」という箸にも棒にも掛からないコメントなのだが、やはり普通のラーメンを食わんと・・・・ちゃんとした特徴は掴めないなと思った次第です・・・。


3)その他

  その他で気になったのは、海苔とニンニクですかな・・・。海苔は、笑うほど吹けば飛ぶような厚さでして、実際に一枚カウンターの上に飛んで行ってしまったが・・・(笑)。そして、ニンニクは、刻みがワイルド!というか微塵の状態が粗めだったということ。これは、つけ麺には都合良く、麺自体によく貼り付いて、スープと一緒に一部ガリっと噛み砕くことができて、新鮮な感覚もありました!


 ※具のまとめ:豚がほぐれるような優しさ有り!その一方で、ニンニクだけが相変わらずワイルドwwww




 総じまして、全体的にワイルドな一品でしたが、するりと食えたので凄く気分もいい!(量が少なかった???) 実は今週は体調が良いのですよ・・・。なぜって、それは「断酒」を続けておりましたので(笑)。週末の二郎突撃に備えたわけではないのですが、オッサンになってくると、朝のだるさが異様なこともあるんですわ・・・・(泣)。それで試しで数日酒を抜いた次第。この成果を仕事で生かせればいいものの、二郎を食うのに生かしてどうすんじゃい!・・・・と自分でも笑っております。なので詠います!


  断酒中
  府中の杜を
  訪れる


  変わり二郎の
  強さに酔いぬ

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。 




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