念願の汁なし系を求めて・・・
拉麺 イチバノナカ (埼玉・所沢IC) サーモンとイクラと生のりと山葵の和えそば 飯割付 〜ラーメン食べて詠います
- <全体> まるで鮮魚具材の宝石箱のようやがなぁ〜と彦摩呂だったらそう叫びそう!
- <タレ> まるで鮮魚系の塩ダレのようなコク深さ!具材が溶ける風合い!山葵の余韻!
- <麺> 菅野製麺所:非常に上品な平打ち縮れ!タレを絡めてしなやかさ抜群!
- <サーモン&イクラ> レアなところを麺の温もりを移す!脂が蕩けるような余韻が堪らん!
- <ご飯割> こっちもメインディッシュ!崇高な鮭親子丼の味わいやがな!
- 総じまして「まさに贅沢旨味の凝縮!比類なし哉!トップクラスの鮮魚系汁なし!」
なんたってTRY新人賞汁なし部門2位ですからねー!気合い入りまくり。相当前倒し気味にやって来て、楽々ポールポジションです。もう食うものは決めまったも同然。和えSOBA。サーモンとイクラの山葵和えそば・・・と言う副題付き。飯割も付いて950円はお得感ありますねー。・・・って考えつつ、やはりビールが気になる。瓶と缶、両方揃えとるがな:汗。クルマでしか来れんところで、これは目に毒じゃ・・・。
<全体> まるで鮮魚具材の宝石箱のようやがなぁ〜と彦摩呂だったらそう叫びそう!
なんだ前のめり過ぎたかと、ガラガラの店内に滑り込みますが、後から客が来るわ来るわ。店前の駐車スペースだけ埋まってると言う感じで、すでにガッツリと固定客掴んでる様子。たまたま楽々座れただけなのね。どうやらクルマ移動の営業車っぽい方々がよく利用してる感じ。こう言う時だけ、営業って羨ましいなぁ〜と本当に感じ入ります。そんな考えても仕方ないことを考えているうちに、とんでなく早く配膳が完了!。それはこんな麺顔でした。
おおお!何と場違いな美しさだこと!麺顔全体が輝いてる上に彩鮮やか!色バランスも良い。これは料亭クラスのオーラか妖気を垂れ流しておるではないか。箸をつけるのを躊躇するどころか疎ましくも思えてくる。素材の良さも伝わってくる。イクラの一粒一粒がプリプリで旨そう!サーモンピンクとはこんなにも柔らかい桜のような色合いだったのか。もう見ているだけで少し頭が疲れてくるよ(うそです、大袈裟です)。
<タレ> まるで鮮魚系の塩ダレのようなコク深さ!具材が溶ける風合い!山葵の余韻!
「下の方からよくかき混ぜてから召し上がってください」と曰われるが、最初から素直に従ったことないオレです。まずは素のタレを味わいたい!。そっとレンゲを差し入れ、掬いとろうとすると・・・おやおや?意外と白濁して微妙にオイリーなイメージです。オイリーと言っても動物系の濃密さはなく、サラサラしてるのが印象的。白濁塩ダレを味わうと・・・おお、コクが深い。
この塩ダレのコクが全く謎なんですが、まさか鶏?個人的には鮮魚系の塩ダレと感じているが、私のペラい知識と駄舌では全く見当つかずで自分を嗤うしかありません。しかし自然とかき混ざってゆくうちに、トッピングの風味が溶け出すのでグングン旨味がたされて美味しくなる。例えば生海苔の風味は一番わかりやすいし、イクラの塩気もなかなか良いじゃないか。うん!・・・イクラは最強!。
しかし何と言っても山葵の溶け込みが実に愉快!。メニュー表題にあるが姿を見せずな山葵。溶けていたのか?。白濁し香味油で濃ゆくコク深い風味の中にあって、一陣の清涼感を与えてくれる!。これが病みつきになって、そのあとは山葵の風味を軸として、サーモン・イクラ・ほぐし数の子などの味わいが展開されてゆきます。
<麺> 菅野製麺所:非常に上品な平打ち縮れ!タレを絡めてしなやかさ抜群!
軽く透明感すら感じる純白の地肌。上品この上ないのだがフォルムは素朴。平打ち麺には縮れがあって、ボコボコとした波打ちは素朴そのものですね。加水は高めで腰つきは実にしなやか。白濁塩ダレには少々粘度があるため、それを絡めまくりです。
時々イクラもひっかけてきますが、生海苔とほぐし数の子をペタペタと貼り付けてくるのが楽しい!。ニュルッとした舌触りの後、奥歯で潰すとクチリと麺が潰れる一方で、プツプツと潰れる数の子の感覚が快感です。また海苔は磯の香をフワッと感じさせ、山葵の風味と凄く調和しますし、食欲そそりまくり。一つ苦言があるとしたら・・・これには麺大盛の設定がないこと。きっとバランス崩れるためだと思うけど、もっと食いたいもっと食いたいと、食欲が全く最後まで収まらないのでしたー。
<サーモン&イクラ> レアなところを麺の温もりを移す!脂が蕩けるような余韻が堪らん!
この一杯のエキサイティングポイントは、サーモンとイクラを絡めて食うところ。これは麺でも後の飯割でもそうなんだけど、最高に興奮を覚えます。イクラは上質なのは既述ですが、サーモンもなかなか。マリネに似合う半レア肉が、ふわふわで不思議な刺身状態です。くどさは一切ないので鮮度抜群かと。これが混ざった麺の熱をゆっくりと影響を受けるので、脂がゆっくりと溶け出すようなイメージ。生暖かいサーモンが異様に旨い!。甘みを更に増すと言う感じで一気に箸が進みまくりです。
あまりの旨さに、途中から・・・「飯割」のときまで少し取っておこうかと思い付きます。麺でこれだけ旨いと言うことは、プチ・サーモン丼風に飯と食えば更に旨いかも!。
<ご飯割> こっちもメインディッシュ!崇高な鮭親子丼の味わいやがな!
食い進めていくと、途中で小さいご飯茶碗を差し出されます。半盛りのご飯には白胡麻とおかかが降りかかっている。それを麺を食いきった後の丼に全投入してゆきましょう!。この瞬間に旨さをすでに確信してしまう。
カツカツとレンゲで白飯を崩しては解して混ぜ込むよ。ゆっくりと白濁塩ダレが白飯にも浸透してゆき、雑炊風のトロトロ感が生まれてくるところで一旦休止。あとは食うだけ・・・・。
岩海苔とほぐしイクラがもはやソースに溶けているようだが、玉ねぎの微塵切りと白髪葱が雑炊に混じって甘みを生んでてナイス!。更に山葵の残り香と共に三つ葉の清涼感がさす!。サーモン・イクラの旨味のみならず、薬味の色合いが最後の飯割りでも素晴らしく実力を発揮!旨し!。一気に食い切ってしまいます。嗚呼・・・ここに最後の一口で、ビールがあれば至極幸せだったんだが・・・。
総じまして「まさに贅沢旨味の凝縮!比類なし哉!トップクラスの鮮魚系汁なし!」
・・・と言う感動。遠征してでも食いに行った価値ありな逸品でございました。場所は所沢ICのすぐそばの卸売市場の中。なのでクルマを使っての仕事の合間や、レジャー・余暇の移動の合間にご利用可能かと!。さすがTRY新人賞の部門2位の実力でした。旨し!激しくオススメ!こうなれば他のメニューも食いたい!ちょっと時間かけても制覇したいと考え中です。そんな感じで応援と今後の発展を願いつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!