ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4056】 自家製麺 然 (川崎・武蔵小杉) らーめん並盛 特製トッピング 〜ほどよい重みを感じる豚骨魚介!がっつり汁を受け止める質実自家製麺!空腹から腹パンまで一気に突き抜ける満足感!

武蔵小杉でガッツリ食いたいならここ!豚骨魚介と自家製麺の人気継続!
 

 


自家製麺 然 (川崎・武蔵小杉) らーめん並盛 特製トッピング 〜ラーメン食べて詠います

f:id:TOMASSOON:20200205184828j:plain


 

 ちょっと会議の都合で昼飯食えず。集中しているときは問題ないのだが、ふと午後から外出するにあたり気が抜けると猛烈に腹が減って来た・・・もうヘロヘロ。都内へ向かう途中で食うつもりだったがもう待てず。乗り換えの武蔵小杉で食うこととします。ところが午後3時に近い時間帯で店を選ぶのに限られる。猛烈に腹が減っていたから、ここはすこしヘビーなものを食いたい・・・・。そんな思いで選んだのが「自家製麺 然」さん。昼は豚骨魚介、夜は屋号を「味噌ごろう」と変えて味噌専門の店。どちらもいい感じでヘビーな旨さがいい感じです。
 

f:id:TOMASSOON:20200205184629j:plain


 
 ここはデフォルトでも240gという嬉しい麺盛。そして750円なら納得感あり。ピークタイムには店前に並びもできるほどで、ガテン系な方やら若い学生&サラリーマンで賑わう店というイメージです。そろそろ昼の部の閉店準備に入ろうとしていたタイミングで入店すると、私と同じような疲れたオヤジさんが一人ゆったりと食ってる。ガッツリつけ麺気分だったんだが、妙に旨そうに食ってるのが気になって、結局汁系をチョイスしてしまいました。そして特製ボタンが250円。丁度千円で特製というのは、このご時世いい感じじゃないか!。躊躇いもせず特製ボタンをプッシュです。
 
 

 

 
 
<全体> 実に質感高さとパンチのある麺顔!特製を激しくオススメ!

f:id:TOMASSOON:20200205184701j:plain


 
 それにしてもまた武蔵小杉界隈で、TETSU・高倉・町田商店が新たに開店しているじゃないか?。また過当競争に入る様相。その中で豚骨魚介と自家製麺という組み合わせはバッティングすることなく、店は増えようともこちらはそんなに影響ないかと思える・・・。質感も高いですからね。そんな依怙贔屓してしまうような麺顔はこちらです。
 

f:id:TOMASSOON:20200205184717j:plain

 
 
 おおお!ぎゅーっと詰め込まれた感ある賑やかな様相がいいね!。一番目をひく海苔は肉厚で扇状に5枚。要部分には魚粉があしらわれ、豚骨魚介の雰囲気も高めております。また海苔の下にはとてつもなくチャーシューが横たわっており、その脇には枕木が積まれたようにメンマが高く重なってる。スープもそうだが、具材トッピングが素晴らしい出来栄えで、パンチのある麺顔!やっぱりここでは特製を激しくオススメですよ!
 

f:id:TOMASSOON:20200205184806j:plain

 
 
 
 
<スープ> 少しオイリーな豚骨出汁に粗めな魚介の溶かし込み・・・腹持ち良さげな濃密さ

f:id:TOMASSOON:20200205184846j:plain


 
 ダークブラウンで濃ゆい色合いに見えますが、意外とライトさも感じるスープです。濁り方・乳化も割と大人締めで、醤油ダレと魚介の色合いで深く見えているだけのよう。豚骨特有の口の周りに貼りつくようなコラーゲン感は低く、それよりもラードを連想させるコクの方が主体。そのため個人的にはややオイリーと思える質感です。ここに少し粗めの魚介が溶けており、そこに甘味とコクをプラスさせる味風景が広がります。
 

f:id:TOMASSOON:20200205184921j:plain

 
 
 豚ゲンコツもナチュラルな煮出し。髄を溶かし込むようなワイルドさはない印象です。また煮干も苦みは排除したようで甘味主体。むしろ粗削り節を溶かしたようなザラツキ感が印象的ですが、実際にはザラザラした舌触りはありません。麺の地肌に多少貼りつく程度でしょうか。
 

f:id:TOMASSOON:20200205184927j:plain


 
 また後入れ的に溶け込む粉節(魚粉)ですが、これがまた香りを高めているようで、甘味よりも香ばしさがいい感覚です。たったこれだけの少量を溶かすだけで、一気に豚オイリー感より魚介感が頭に残るのだから、視覚と臭覚だけで随分と味イメージって影響するんですね。
 
 

 

 
 
 
<麺> さすが自家製麺!密度感高めでちょいハード!クッシリと風味を高める中太ストレート角麺!

f:id:TOMASSOON:20200205185011j:plain


 
 実に麺が旨い!きっとつけ麺もイケるはず。実にミッチリと密度感あるストレート細麺。少し膨れた角麺というスタイルで、麺線もクッキリと感じさせて美しいです。加水は中~低の間という感じで、歯応えがハッキリしている。クッシリという擬音がピッタリで、序盤は麺を噛むたびに風味を感じるほどです。濃厚豚魚のスープに浸っても風味はマスキングされにくい。
 

f:id:TOMASSOON:20200205185006j:plain

 
 
 熱々のスープにあっても熱ダレがしにくいのが特徴。終始一定した風味と歯応えのイメージです。やや太めな麺ですから汁は持ち上げよりは絡みつきの方が得意そう。また汁の浸透もするのだが、グルテンのハードさは残るのです。
 

f:id:TOMASSOON:20200205185018j:plain


 
 途中から海苔を巻き付けながら食らうことに専念。海苔は汁に溶けることなくペタッと麺に貼りつきますので、海苔風味が麺の風味に実にマッチします。240gでしたが、丁度腹9分目といった感想。特製は肉でも腹が膨れますから丁度いい分量ですね。
 
 

 

 
 
 
<チャーシュー> 肉厚大判の豚の2種部位!炙りがしっかり効いた香ばしさで食欲倍増!

f:id:TOMASSOON:20200205185000j:plain


 
 肉がいいね!肉厚大判の豚の2種部位!炙りがしっかり効いた香ばしい肉です。海苔の下にドンと鎮座しております。まず豚肩ロース肉。脂がトロトロに蕩けているので、その差しに沿って自重で崩れ落ちます。しっかりと豚骨魚介の出汁も吸い込んでいる上に、炙られた部分がタレの醤油味と絡んで絶妙に甘くて香ばしい!。これは間違いなく酒より飯に合う逸品で、ハードなスポンジ状態を歯応え楽しみながらゆっくりと食みました。
 

f:id:TOMASSOON:20200205185038j:plain


 
 一方は、豚バラ肉でとってもデカいベーコンってなサイズ感。丼に上手に収めたなと感心するほどのボリューム感です。豚バラ肉というと柔らかいイメージだが、こちらは割と歯応えがあるタイプ。肉を噛む喜びの後に滲むアブラの甘味。そして同じく炙りの香ばしさを楽しんで食いたいです。豚丼に入ってるバラ肉がちょうどこんな感じかしら。濃密なスープと密度感高い麺で、丁度腹がいい感じに膨らんできますが、むしろ食欲を呼び覚ます肉感覚です。旨し!。
 

f:id:TOMASSOON:20200205185045j:plain

 
 
 
 
<メンマ> 質感高くて極太!そしてボリューミー!まさに圧巻!

f:id:TOMASSOON:20200205184905j:plain


 
 うおおお!メンマがうまい!。材木状で極太に近いタイプ。凛々しい歯応えなれど歯切れはよく、シャクリシャクリと小気味よく食えます。また味もよくて辛味も少ない。これは冷酒でいただくと非常に旨かろうです。見た目3本でこれは豪勢と思ったけれど、まだ下に沈んでた!!6本くらいあっただろうか?。質も量も大満足!。さすが特製!。
 

f:id:TOMASSOON:20200205184943j:plain

 
 
 
 
<味変> ニンニクで豚骨感にパンチアップ!豆板醤で辛味と微かな酸味で風味アップ!

f:id:TOMASSOON:20200205184647j:plain


 
 カウンターにデカい業務用ニンニクと豆板醤あり。入れなきゃ損だと後半には投入しました。ラーメンショップによくあるアイテムで、大体味の変化が予測できますね。ニンニクは豚骨エキスに反応してとてもパンチのある力強い味わいに傾斜。豆板醤は魚介の甘味をやや抑えて辛味を与える。また発酵系の旨味が酸味として微妙に溶けて、風味もアップするという感じですね。
 
f:id:TOMASSOON:20200205185058j:plain
f:id:TOMASSOON:20200205185105j:plain
 

 
 
 
<味玉にハズレなし!> ややハードな仕上りに出汁の深い浸透!箸休め的な甘さが優しい味わい!

f:id:TOMASSOON:20200205184854j:plain


 
 海苔・肉・メンマ・・・どれもハイスペック。最後に味玉ですがいわずもがなです。出汁に染まって、象牙とカフェオレの中間みたいなベージュ色合い。わりとハードな仕立てになっており、崩すと白身が均一に美しく染まっている。そして卵黄はハードボイル一歩手前の湿り気ある柔らかさです。ネットリと歯の裏や舌の上に貼りつき、濃密な味わいを残す感じ。熟した甘味がイメージ先行。塩気よりも円やかな旨味を楽しめるタイプです。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!
 

f:id:TOMASSOON:20200205185025j:plain

 
 
 
 
総じまして「ほどよい重みを感じる豚骨魚介!がっつり汁を受け止める質実自家製麺!空腹から腹パンまで一気に突き抜ける満足感!」
 
 ・・・と言う印象。ガッツリ食う感覚は麺とスープの密度感でほぼ満たされますので、大きな空腹を埋めるにはもってこいです。いろいろ店の入れ替わりもある中で、地道に固定客も掴み続けているという実績は食うと分かるはず!。東横線で良い豚骨魚介を食いたいなら激しくここをおススメ!。これからも応援したい店ですね・・・。旨し!なので最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

f:id:TOMASSOON:20200205190158p:plain

 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

f:id:TOMASSOON:20200205184820j:plain

関連ランキング:ラーメン | 武蔵小杉駅新丸子駅向河原駅

 

東急東横線あるある

東急東横線あるある

  • 作者:寺井広樹,村神徳子
  • 出版社/メーカー: TOブックス
  • 発売日: 2017/02/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)