ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2945】 麺屋さすらい (川崎・元住吉) 味噌らーめん

<ちょっと汗かく程度が健康にはいい・・・・?>


 また来てしまった「麺屋さすらい」。先日から、カレー系、塩系と順に食ってきたので今回は「味噌狙い」で訪問しただけなんだけど、よくよく見てみれば「ナルトもメンマもないけれど。」の以前のバージョンに比べて、味噌もプライスダウンしとるじゃないか。これは見逃せない!というのが今回の本当の動機です。








 しかしちょっとだけ言いたいのは、いつ来てもちょっと蒸し暑い(笑)。冷房が弱い気がするんだけど、他の客はどう思っているんだろうね・・・。私は暑がりなので扇子では間に合わず、いつもビジネスリックに大きめの団扇を忍ばせているんだけど、今回はフルにそいつが活躍いたしました。まあ、昨今は冷房が当たり前すぎて汗をかかなくなった現代人。少しは、汗をかいた方が絶対に健康には良いんだとのことですが、ラーメンくって汗かくというのは、ケース外なんでしょうかね。


     











<プライス&ニュアンスのダブルリニューアル!エスニック風から王道味噌風へ回帰?>


 680円で味噌ラーメンというのは、首都圏の相場だと安いですね(日高屋と比べてはいけません)。、一般個人経営店として。確か以前は800円以上は払ったはずなんですが、2割程度のプライスダウンはお見事です。そんな期待感でどんな変化があるのかとワクワクしながら配膳を待ったところ、ひと目で新旧違いを発見してしまいました。それは「スープカラー」です。そんな以前に食った味噌スープの色なんて覚えているのか?。いえいえ覚えているんです、だって以前は少しばかり「エスニック」を感じさせる赤みがあったのですから。それが今回は全体的に、「王道の味噌系」に様変わりしているばかりでなく、かなり落ち着いたプレゼンスに変化してます。味わう前から、味の脚色を削いで基本形で勝負という感じです。







 全体的に表面にはラードの層がありコーティングしている。オイリーなイメージなれどとても透明系で重くない。味わうとベースの豚骨&鶏がらのコクを感じながらも、ラードでググッと前面に旨みとして引き出してくる・・・そんな迫力すらあります。このスッキリ&上品なはカメリアラード?かは不明ですが、安っぽくないですよ。キラキラ光る小さい真円が、レンゲの上げ下げで浮んだり沈んだり。見ているだけでも飽きないー。












 そして味噌の感覚。以前はエスニックな雰囲気がそれほど強いという訳でもないけど、やはり引き算されたシンプルさがハッキリしてます。そして分かりやすい。味噌の風味がダイレクトに伝わる感じで、甘さと塩気、そして醸造感ある風味の華やかさ、さらに味噌粒子の細やかさなどが混然一体となって、口の中で一気に広がります。無いよりも味噌が濃ゆいのに、しつこくない。舌にまとわりつくかのごとしの味噌味の洪水が起こります。最後に残るふわっとした甘い風合いは・・・味噌由来のものか、はたまた香味油の残り香か・・・・そんな謎もあったりして、プライス&ニュアンスのダブルリニューアルでも、安っぽさがまるでありません。












<相変わらず風味と歯ごたえが抜群な麺屋棣鄂>


 スープが味噌に変わっても、いい麺はいいですねー。クッシリ歯ごたえには麺の風味がしっかりと伝わり、味噌の濃密なコクとよく合います。スープに粘度が増すと汁の浸透が遅くなるのか・・・・クッシリ度合は、いつもより持続するようにも思われ、最後まで風味良く食えるのがいい感じ。スベリの良さも、地肌のきめ細やかさを見て分かるように、すべすべとして気持ち良い!。調子にのって、いつものようにズボボボボ〜っと啜っていたら、嗚呼・・やっちまった、白いシャツに染みを作ってしまった(号泣)。食い終わってから慌てて、コップの水にティッシュを湿らせて、叩き洗いの真似をして何とか難を逃れました(そのはず)。

















<脂の甘みと赤身の旨みが味噌に混じるとシフトアップ


 以前はレアっぽい肉だったんだけど、炙り系の叉焼スライスもなかなか旨し。薄めの塩気がまた丁度良いので、味噌スープに軽く潜らせてから食らうと、丁度良い塩梅です。脂身の多い部分と、赤身主体の部分と、それぞれ別の味を楽しめるのもいいし、これならチャーシュー丼にも期待が寄せられる・・・。味噌スープの出来が良いと、トッピングのレベルもシフトアップしたかのような印象を受けます。












 総じまして、「尖りも減り徐々に落ち着いてきた良店!あとは客足のみ!」と言う感じでして、ここはこれから足を運ぶことが確実に増える店だと思います。夜の部で格安で飲めるヱビス中瓶も楽しみたいし、週末には醤油も食べてみたいしねー。ただ、これは食べる側としては裏腹なんですが、昼はピーク時間でも客足が少ないのが気がかりかも。逆に混むとそれはそれで勝手で困るのですが、もっと流行っていいはずの質感と味わい。今後も定点観測しながら、売上に貢献してゆきたいと思います。という感じで応援気分を込めて、いつものように最後の締めで詠います!。



   ご褒美に
   駅前それて
   旨し麺



   元住吉の
   宝物也



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




サボテンミュージアム

サボテンミュージアム

さすらい

さすらい

さすらい

さすらい