ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2554】 ナルトもメンマもないけれど。(川崎・元住吉) 塩らーめん・大盛り

<とは言え、ナルトはどっかに隠れておるのだよな・・・>


 元住吉のとある病院へ野暮用。病院ってのはどうも待つのが長くて、時間が読めな食て困る。結局、午前中ほとんどを費やしてしまって、お昼時前までかかってしまった・・・・。もう元住吉駅界隈で食うしかないな。あのJ系の有名店へも行きたいが、時間もないから駅近くの家系にしようか・・・と歩いていたら、馬骨ラーメンの「味香美」さんがあったところに、居ぬきで新しい店がオープンしておるではないか!!。とてもびっくり、あの店主夫婦どこで何してるのかな・・・と寂しい気持ちもありつつも、もっとびっくりなのは、その店名。「メンマもナルトもないけれど。」という、いかにも若者らしいファンキーなイメージ。メンマもナルトもないけれど・・・・「高い」のか、「旨い」のか、あとは想像におまかせよん、というメッセージを暗黙の了解で受け取り、早速入店です。








 店は半分荷物が置かれて間仕切り状態。カウンターのみの店になっておりあすが、どこかカジュアルな雰囲気がする気楽な雰囲気です。ご店主の心地よい「いらしゃいませ」の言葉もいいね。かなり若い方なので、こりゃ創作系ラーメンが出ててくるんだろうなと、勘繰ってしまった私です。券売機には、「塩」と「味噌」があって、基本この二本立て。醤油外しとはめずらしいね・・・とこのときは思っていた。ランチタイムは、麺大盛りかチャーシュー1枚サービスとのことで、麺を大盛りとさせていただきました。


   











汁:「創作系どころか・・・地に足がついたさっぱり塩味!煮干し系の味わいが滲む崇高系な出汁!」


 配膳の瞬間、息を飲みます、その美しさに。スープの透明さと穏やかさ。そして麺のキレイな折り畳みが、なんちゃってーって創作系ではという疑いを吹き飛ばします。店名がファンキーなのに、商品はビューティホー!。揚げねぎ、刻み白ネギ、青い九条ネギという三種の薬味。ナルトとメンマの不存在によるプレゼンスの低下を一切感じさせません。そして味わうと・・・最初は仄かな口当たり。動物系は鶏主体と思われますが、どちらかというと魚介のニュアンスが響きます。うっすらと薬味ネギの風味さえ感じますので、間違いなく淡麗な味わい。







 ところが舌が慣れてくるというのか、徐々にスープが本領を発揮してくるのか、煮干し系の風合いが食べ進めると強まります。その煮干し系とは、ニボニボ排除なニュアンスで「甘味主体」な煮干し系。意外にエキス感が濃ゆいのか、丼の内側の壁に、粒子が貼りつくシーンがあります。さらにジワジワと湧き出る揚げねぎの香ばしさと甘さが加わる。当初おとなしめの塩スープと思っていたけど。なかなかの質感です。








 また、後半以降は、麺から吐き出されるグルテンのエキスが加わり、半濁りになるとともに旨みと薫りのカオスに達します。この時点の旨みの集合体と、冒頭のすっきりさは一連の流れでありますので、その変化を楽しみながら食されると、非常に面白いかも。味の構成がシンプルからコンプレックスへと移ってゆくさまがいいかも。












麺:「非常に風味のよく色白なストレート細麺!上品さと味わいが両方楽しめる高級感もあり!」


 非常に好みの麺。細いストレート麺で、そのストレートさがとても気持ち良いほど真っ直ぐで、捩れがほとんどない。また色白で角が茹で上げで丸まった感じがしますが、序盤は淡く芯のようなものが感じられて、グルテンの風合いがとても豊かです。密度感が高く、薫り高いので、前歯で千切る度に、クツクツとした歯ごたえとともに、備考に駆け抜けるスープの薫りと麺の風合い。奥歯へ舌で運び入れてプレスすると、ヌチリと束になった麺が横ずれして潰れる。その瞬間にぶわっと香りがより強くなる感じと、徐々にでんぷんの旨みを感じます。








 軽く表層に滑り層があって、軽く口当たりもよく、啜りあげが楽しい。捩れがないために麺同志が貼りつきあい、スープの持ち上げも良いところがまた高評化です。全体的な見栄えと質感のたかさから・・・・なんとなく高級に思えますね。しかも、ランチタイムサービスで大盛り。ボリュームも満足で、当然200gは超えていたはず。上質な腹パン状態で快楽状態です。












具:「薄味でもしっかりと旨みを感じさせるロース肉チャーシュー・・・もっとくれー!」


 文字通り、ナルトとメンマもないので、あと残るはこの肉片だけです。オーソドックスなロース肉チャーシューでして、程よい肉厚さと大きさ、そして歯ごたえ感があってなかなかナイス。メシよりも酒に合うタイプ。周囲が塩ダレ?が深く滲んで、この部分がスープでふやけたところを食うのが最高です。タレが少しチャーシューにかかっていたけど・・・・正体不明。だれかわかったら教えてください。 













 総じまして、「結論!ナルトもメンマもないけれど・・・美味しい!」ということです。これは大きな拾い物をしたー。満足です。病院で時間つぶれた甲斐があったわーと偶然の出会いにも大感謝。ここはまた、年明けくらいにまた来ます。次回はもちろん「味噌」ということで。さて、ナルトはない・・・はずだったのだが、スープを平らげると、文様にナルトの渦が出てきます。そういう茶目っ気も面白いね!また、それだけでなく、これはあとからネットで分かったことだけど、夜は、「ナルトもメンマもあるけれど。」ということで醤油専門に切り替わるらしい。なぬーーー、これはまた夜に引き返して行くしかないでしょ・・・。結局、この日は疲れる一日になりました。ということで、とりあえず一回ここで詠います!



   冬晴れに
   日々の健康
   感謝して


  
   病も晴れて
   旨き塩汁



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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