ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2777】 麺バカ息子 (東京・京急蒲田) 醤油らー麺 〜バカでは無く、賢くなって帰ってきた醤油そば

<その馬鹿息子は、少し洗練されて帰ってきたのだった・・・・>


 「麺バカ息子」が京急蒲田に帰ってきたとうニュースは、以前から知っていたのですが、ようやく業務やらいろんな呪縛から逃れて、とある外出機会の昼飯に寄ってまいりました。京急蒲田駅から降りてすぐのところなので、かなり便利な立地です。ランチタイムのピークだったので、外待ちを多少いたしましたが、何とか5分程度で座ることができ、回転が良いなというイメージです。








 こちらのトレードマークというのは、やはりあの「バカみたいにデカい一枚海苔」がついたつけ麺に尽きます。されど他客のオーダーや、ネット、ラーメン系SNSを見ていると、普通の汁系の人気が高いみたい。私は、680円というリーズナブルプライスの「醤油らー麺」にいたしましたが、「味噌」「担担麺」のオーダーも多く、なんとなく以前の、バカ息子とはイメージが違ってきた感覚です。味噌はトッピングに辛みそなどあしらうなどで、男性客に人気あり。うう・・・選択を間違えたかと少し不安になってしまう。


     











汁:「醤油エッジは輪郭保った丸みあり、鶏スッキリと豚マッタリが合体したようなコク、仄かな魚介の甘みでまとまる」


 接客は以前と同様に好印象!。ご店主も調理に集中できるし、客もいい感じでリラックスしつつも凛とした空気感に包まれる店内です。よくある奥に細長いL字のカウンターのみの店内。たまたま、大型のコロコロを持ち込んでた先客が手前に居たりして、気を使ってゆっくりとまたいで奥へと進み着席。サービス券お持ちですか?と聞かれて不所持だと答えると、是非次回からと半ば強引に受け取ることとなりますが、これはもらって値打ちがあるね。








 さて受け取ったその麺顔ですが、名物バカつけ麺と比べれば、同じ店が作ったのか?と思うほどに洗練されたものになっております。これひょっとして醤油らー麺は、スープをリニューアルしたんじゃないのか?と思えるほど、今風の流行にのった淡麗で崇高さを漂わせる印象。醤油ブラウンがとても柔らかで、半分透き通っている中に、微かな霞を覚えます。表面にはナチュラルな動物系のエキスの輪が細かく浮かんではうごめく感じです。







 味わうと、醤油ダレの印象がまず「丸い」「マイルド」と思えます。しっかりと醤油の主張をしておりますが、その風合いには甘さが少し漂い、後味によくある酸味は非常に微かなもの。確かにカエシの味わいに塩気を感じますが、魚介のエキスが主に結びついているのか??。塩気が甘味と融合して旨みと化したイメージです。中々ツボにハマる味わい。







 一方のベーススープですが、鶏ガラのエキスはしっかりと感じるのですが、神奈川淡麗系と比較してしまうと、どうも豚骨とか豚肉のエキスの溶け込みもあるはずだと、個人的には感じているのですが、バカ舌ですので全くアテにしないでいただきたい・・・。しかし、鶏ガラ100%よりは「馴染みがある」動物感覚で、この点も全体的に優しく感じさせるポイントではないかと推察しています。







麺:「バカつけ麺と、全く逆説的な細いストレートパツパツ麺!デフォルトの茹で上げで十分風味を感じる楽しさあり」


 麺がまた良い!。ストレート細麺で加水は低め。多客はカタメのオーダーを通したりしていますが、デフォルト茹で加減でも、パツパツっとした噛み心地が味わえます。前歯を押し当てると、クツクツと明確なタップを感じるようですし、それと同時に、麺のフレッシュなグルテン感覚をも味わえます。汁吸いは遅いタイプで、潰しこみも強めな印象あり。








 細いストレート麺ですが、お互いあまり貼りつかないため、毛細管現象のようなスープの持ち上げは期待できません。その変わり、表面はきめ細かい漆喰のような仕上がりで、それがさらっとスープに濡れるような感覚。それらを、口元からズボボボボボボボボ−っと一気に啜りあげて、明確な滑るタッチ感や、喉元を抜けるシルエットがハッキリとしています。これは大変気に入った!次回は必ず大盛り必須です!












具:「トレードマークのデカイ一枚海苔変更!二種チャーシューに交代か!」


 バカのようにデカい海苔はないのですが、チャーシューは鶏と豚の二種となっとります。700円切った設定で寂しくない。二つとも常識的なサイズと厚さですが、豚ロース肉も、鶏もも肉もしっとりとした仕上がりで、薄味仕立てながらも、スープの浸透を許してとてもジューシーに味わえます。適度な脂の抜けがいいかんじで、これはライスよりも、酒に合わせたいような感じです。抜け目ないねー。













 総じまして、「バカでは無く、賢くなって帰ってきた醤油そばと言う感覚でして、これはちょっとメニュー制覇などしたくなってくるほど、好みに入ってます。それに・・・・「サービスチケット」がとても良い。大盛り・玉子・ライスの無料サービス券でして、有効期限がなんと「宇宙世紀0079年」です。そうか・・・一年戦争が始まるまでということですね。確かこの年に、ジオン軍ののブリティッシュ作戦で世界の人口の半分が死に至るため、人々は自らの行為に恐怖するわけですから、無料サービスどころではなくなるのでしょう。ガンダムになると語ると長くなるので、この辺でスパッと切って、とっとと詠います!。



   空青く
   流れる雲と
   そよ風に



   春の盛りに
   流れる細麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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