ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2676】 麺屋 みちしるべ つつじヶ丘店 (東京・つつじヶ丘) 塩中華そば 〜すっきりコラーゲンとマイルド塩気の染み入る日常中華

<有名店に後ろ髪引かれつつー、近場でつめ跡残す>


 所詮私はそういう男。何かにつけてラーメンを食おうといつも考えている。今回は、珍しく京王線沿線の外出機会。しかも場所が「つつじヶ丘」っとくれば、もうあの店で昼飯を食うことでモチベーションが上がりまくりです。「柴崎亭」で塩煮干しを食うとハナから決めていた。でもね・・・焦りは禁物と言うか、こう言う時に限って、仕事は雑な展開になってしまって、後戻りをしまくる次第。がぁーーーーー腹減った!と心中で叫びつつ、午前までに片付けることが、正午までかかってしまったではないか。ダッシュして柴崎亭に駆けつけたところ、15名超の行列に遭遇してしまい、一旦は並んだものの、午後のアポを考えると無理なので、諦めて退散です・・・・。やっぱり、邪念を仕事にもちこんでは行かんな・・・。そこで、とあるアプリで近隣のラーメン店を探したところ、該当したのがこの店「麺屋 みちしるべ つつじヶ丘店」さんです。こんなことでもなければ、一生訪問しなかったかもです。








 ところが、ここもそこそこ混んどる・・・。空き座席2つと言うところに滑り込みました。こちらもそこそこ地元の常連さんをつかんでいるような雰囲気で、注文時にスタンプカードを定時する客ばかり。スタンプカードを3回全部埋めると、「永久に」大盛りとトッピング一つどれか無料と言うのがウケているようです。是非とも、永久に営業を続けて、永久に地元貢献も続けてもらいたいものです。などと考えていたら、思いほのか配膳が早かった。今回は、「塩中華そば」をいただきました。


   











汁:「豚骨煮出しが程よく塩気がマイルド! 魚介の落ち着く甘みもナイス!」


 麺顔を拝見して、「塩中華そば」という感じでもなく、個人的には「塩豚骨そば」というようなイメージで捉えました。塩そばというさっぱりさよりは、その濁りから動物系エキスのじっとり感を予感させます。実際に味わうと確かに豚とひょっとしたら鶏もそこそこあるかと思えるほどの、コラーゲン感覚が広がります。しかし、口の周りに貼りつくようなベトベト感は一切なく、シルキーと思えるようなスルスルっとした煮出しが実に印象的。端的に言えば、濃ゆいけど意外にさっぱりしているという感覚でしょうか。







 白ごまの風味が実によくマッチします。これは単なる飾り以上の仕事をしていると感じ入ります。また薬味ネギが多めでこれもフレッシュ感を加えて実に食べやすくなっている。薬味のバランスが非常に良いが、ブラックペッパーも実は合う味わいです。








 また個人的には、動物系アピールのスープ感の中に、ほんのりと魚介系の甘味を感じるのだが真偽は不明。スープ飲み干す際に溜まる粒子にもそれとなく感じさせるし、さっぱりコラーゲンの落ち着き感には、魚介出汁の甘味が貢献しているのだと思うのだけどな・・・。このスープ感から魚介を感じるって言うとアホかと言われそうな気もするが。ひょっとしたら、白ごまの感覚に勘違いしているだけなのかもしれませんが・・・。












麺:「白くきめ細かい横長なストレート麺が上品!スープの持ち上げ感グッド!」


 麺が好きなタイプで、すくい上げた瞬間には、うっひょうーー!と心の中で叫びます。ねり水の反応が低めのイメージがある白い地肌。加水はやや多めながらも、風合いはキープしている。茹で上げは芯がなくなるちょうどベストタイミングで、かたくもなく柔らかくもなく。前歯で千切るのがプツプツっと小気味好く切れて、奥歯でプレスしたらクチリと短いタイミングで潰れます。







 コラーゲン感覚のスープをよく持ち上げてくれます。毛細管現象と、麺自身の汁吸い両方が効果的。表層もツルツルときめ細かいので、口あたりから喉奥のシルエット感までツルツルスルスルと一気に駆け抜けていきます。この麺なら、つけ細麺にしても結構いけるかも!。実は看板メニューはつけ麺のようなので、選択間違ったかなーなんて少し後悔もしております。スタンプ集めて大盛り永久サービスを狙う方々の気持ちが、これで分かりました!。













具:「とろけるような炙りバラ肉チャーシュー旨し!」


 メンマは、スリムで短く、おつまみ的に食いやすいサイズ感覚。柔らかい部分とコリコリさが半分半分です。もう少し綺麗に揃って盛り付けられたら、麺顔もかなりイメージアップするかも。しかしチャーシューは文句なしだなー。


 脂の甘みをよく分かってる感じがする肉。炙りとタレの浸透も脂の部分にフォーカスされていて、熱が入ると甘くなる。噛まなくても、とろけるか解けるように分かれる肉。舌の熱で蕩ける感覚が、たまらない。そこに炙りの香ばしさが入るのだから・・・酒より白飯もってこいと言いたくなるほど、飯に合うと思う。しかし飯を食うと余計に腹回りがきになる。辛抱できないくせにだらしがない。所詮私はそういう男。












 総じまして、「すっきりコラーゲンとマイルド塩気の染み入る日常中華」と言うそのまま何のひねりもない感想でごめんちゃい。近くの名店「塩煮干し」をいただくつもりが、ここの「塩中華そば」に転じてしまったけど、それなりに満足ー。相対比較でなく、絶対的ポテンシャルなら、駅前にあると通いそうなレベルで、キープ力はある一杯。思えば650円という価格も近年ではとても良心的な価格。こりゃスタンプ貯めて、永久大盛りサービス権利を得たいわな・・・って気になります。ともあれ、昼飯難民になりそうなとこrを救っていただき感謝。という感じでさらっと詠います!。



   柴崎の
   煮干し諦め
   泣き濡れて



   塩っぱさ嬉し
   みちしるべ哉



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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