<カレーはランチのお王者かもね!>
「とりとん」とは「鶏」と「豚」の合わせ造語。店の看板にもそれらがあしらわれているけど、どうも私は「海のトリトン」の方を発想してしまう・・・古い手塚アニメやね。昔はその少年主人公が精神的にとても大人に感じられたので、個人的には感情移入しにくい話だったのに、なぜか映画版まで観に行ったっけ。確か映画の帰りはマクドナルド。すみません、全く関係ない話で・・・。
カレーは良いね!要するに「何にでも合う!」「そして手っ取り早い!」。先日、こちら「とりとん」でカレーの麺を食おうと思って歩んだものの、途中で酢辣湯麺に吸い込まれてしまったため、今回はリベンジを兼ねて訪問してみました。この「とりとん」の隣がカレー屋さんで、それでもわざわざ「ラーメン屋でカレーを食う」わけです。汁なしのカレーという「カレーヌードル」は、700円。ランチタイムだと、小ライスか大盛りか、辛さ追加がサービスで付きます。私は当然のように「小ライス」を追加。もはやこの時点で、ラーメンよりも、〆で投入するカレー混じりのライスに興味がいってしまっていたかも。さらに、それだけでなく「スープ」も付くので、結構この700円はお得感があるかも。
カレーは刺激的過ぎず、ちょっぴり家庭的でもあってコク深いタイプ。個人的には、喫茶店で食らうビーフカレーに近い味わいという印象でして、細かいながらも牛肉がコロコロと多く入っているのが好印象です。トロミもあるほうで、麺の上にかかっているほうが不自然に思える「カレーライス用のカレー」です。野菜などは完璧に溶けでしまって原型をとどめず。そこがまたナチュラルなカレーの甘さやコクに通じる部分でしょう。軽く乾燥パセリを散らしてお化粧しているところも、何となく昭和の茶店食のイメージ。実に悪くないですよ!。
また麺は、「あつもりのつけめん」といった感覚で、実にしっかりとした中太麺で、軽い捩れとボコボコとしたフォルムが、カレールーに絡みまくりです。熱々の麺を前歯で千切るだけで、麺の風合いがふわふわとカレーと共に鼻孔に漂う。芯はないのだけど、中心部の密度感も感じますし、パスタとは一線を画する「ラーメン専用」の質感が伝わるよう。奥歯でプレスしたときのヌチリとした潰れこみは、まさしくラーメンです。
敢えてカレーが余るように食っていた。最後に小ライスを投入するために。丼へライスを最後に投入して、あとはレンゲの底を押し当てて崩したり混ぜたりして、ミニカレーライスが誕生。やはり・・・悔しいけど、カレーにはライスだよなと、噛みしめる瞬間です。
意外と「スープ」が旨い!実に旨し!!鶏スープが実に洋風に映えているのだけど、鶏コクが実に深くてじんわりと来る!。これだけで終わってしまうのは実にもったいない仕上がりなので、鶏清湯系の崇高な一杯に仕上げてくれないかな・・・なんて考えるほどでした。
総じまして、「お節に飽きたらカレーヌードル」という感覚か。単純に好きな味なので、年明けの出勤でまた食いたいかも。今回は素直にカレーが食いたくて、ばっちりハマって気持ち良い帰り道でした。年末忙しいので今回はこれくらいで。なのでさっさと詠います!
海追われ
多摩川たどって
新丸子
流れい出たる
海のトリトン
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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