ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2119】 中華そば シンジョー (川崎・武蔵新城) 塩中華そば 〜場違いが過ぎるほどに、粋過ぎる塩淡麗!

 前の仲間との忘年会。いや〜人見知りな私が、随分と楽しませてもらいました。 この五年間は毎年「激動の一年」などと言い続けておりますが、今年はその最高峰だったんですよ。だから、これまでの仲間が恋しかったり、感謝が深かったり、遊びたかったわけで、久しぶりに大きな声をあげたり、わらったり。随分と酔っ払いのオヤジと映ったのかもしれません。いや〜、ウサ晴らしができた! 感謝きわまる!!


 そんなわけで、このまま気持ちよく家に帰れば良いのだが、また悪い虫が騒ぎ出します。乗り継ぎの武蔵小杉駅で、乗り継がず、そのまま「武蔵新城駅」へ。狙うは「中華そば シンジョー」の塩中華そば。この麺顔をたまたまネットで見かけた時は、もう一目惚れですよ。飲んで食って腹八分目であろうと、ヘロヘロ気分の酔っ払いであろうと、この機会を逃すわけにはいきません。私にとっては最高のエンターテイメントです。








 さて訪問ですが、駅前なのに少し人気のない暗がりエリアにポツネンと、そして煌々と灯りを立てて営業です。まだ知られてないんだろうなと思いきや、午後10時でほぼ満席。たまたま空いた席にタイミングよく座り込みます。カウンター7席の小さいお店に、若いお方が2名。スタイルいいし、若くて渋い感性がキラリと光るようです。動きとかを見ていると修練度合いがわかります。生真面目ぶりを感じたりして、自ら期待度を高めてしまうことに、戸惑いを覚えるかも。












【澄み切った塩ダレに潜む煮干し!淡く押し寄せる鶏煮出汁の上品さ!】


2杯ずつの生産ロット。まじまじと作成過程を眺めていると、おそらく自分の一杯だろうなと気づく丼があり、やけにそれだけが愛おしく思えてなりません。そしてそれが計算通りに配膳されてくる瞬間は、アドレナリンが放出しまくりです。武者震いを覚える・・・。そんな一杯は、実に男前な麺顔をしておりまして、酔いがいっぺんにさめるようです。








落ち着いてレンゲを沈めて味わうと、それはそれは超淡麗系〜!透明な清湯の塩ダレ。キラキラ輝いているのだが、落ち着きのある深みを覚える。最初の印象は「塩煮干し?」というような軽めの魚介主張。しかし続けて味わうと鶏?のコクが広がる。いや、広がると見せかけて引き際を感じさせるようなすっきり感覚。いや〜、この時点で評価割れるかもだが、淡麗系大好き星人なら、ドツボにハマると思えるんだよね〜。お隣客がいきなりコショウをふりかけるけど、それも人それぞれ。







個人的には、仄かな香味野菜がわずかながらな存在感で、全体的にイメージアップさせてるのかもと思えます。酔ってたからセンサーが機能して無かったけど、ネギや生姜のエッジが隠れていたのかもしれません。いや、生姜は感じなかったか・・・・。ともあれ、何か一味、エッジを効かせるような隠し味があったようで、気になってならない。













【クツクツ感覚がいちいち楽しませてくれる低加水ストレート細麺!!】


塩中華そばは、デフォルトで細麺です。その他のメニューでは、平打ちと選択できるようですが、私にとってはWelcome 。この綺麗に折りたたまれたお姿だけでも、芸術品のような有り難みを感じてしまいます。私、こういう麺顔好きなんです。無条件で。







明らかに芯を保つ固めの茹で具合。クツクツっとした前歯の千切りがいちいち楽しくてならない。まるでリズムだ。風味も良い。芯に当たる部分のやや乾いたようなグルテンが、風味と味わいを深めます。表面のヌメりも低く、軽い抵抗感も喉越しとしては楽しい。








奥歯でプレスするときも、きっちり整列して端から順に潰れて行く感覚が気持ち良いねー。後半になり汁を吸い込もうとするから、やや慌てて慌てて食うけれど、汁を吸い込んでからも味わいがいい。知ってるくせに、発見したふりをして遊ぶ私。







【上品なローストポーク!勿体無く思えるほどに・・・】


 いや〜・・・このチャーシューもなかなかのハイセンスですね。レアチャーシューがあちこちに頻出してきた昨今。ピンク色の切り口を見ても麻痺してきますが、ほのかに染まる薄桜色ってのがいい感じです。基本的にレアじゃない。だけども、つけダレの味に染まりすぎず、肉本来の味わいを残すタイプ。そして、麺顔のあって艶かしくもない一体感があっていいですね・・・。こういうの、冷酒のアテで食いたいタイプです。塩でいただくか、生醤油を数滴垂らすもよし。柚子胡椒で頂くもよし。武蔵新城の中で、こんなに上品なチャーシューがあっていいのかと思えてしまう。今、サイコーに武蔵新城でうまい肉かも。













 総じまして、「場違いが過ぎるほどに、粋過ぎる塩淡麗!」と言わせていただきましょう! 淡麗好きならオススメな一杯! メニュー制覇は当然。これから依怙贔屓するかもしれないけど、ご容赦を!年末にいい店に巡り会えて、深く感謝ですよ!これだから、生きてて何が起きるかわからんよね! なので詠います!



    気が知れて
    ワイガヤ楽し
    忘年会



    ほっと一人で
    落ち着く〆ラー



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






関連ランキング:ラーメン | 武蔵新城

OLB12BM5新庄剛志PR

OLB12BM5新庄剛志PR

狭小邸宅 (集英社文庫)

狭小邸宅 (集英社文庫)