ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1821】 東京味噌らーめん 鶉 (東京・武蔵境) 辛味噌つけ麺・大盛り


引き続き、また同じ店です。決して前レビ引き続き店内連食ではありません。また、いやがらせでもありません。いいかも!と思える店は、連続してでも訪問して食いたい・・・単にそういう思い。 そして・・・・・汁系も良かったけど、前回の「味噌つけ麺」に印象がとても良く、こうなったら「辛味噌つけ」を見逃すわけにはいかないでしょう!と言うことで休日の昼飯に合わせてやってきました。








 訪問時・・・開店前なのに、行列発生の6名待ち。そこから開店するまで10名以上が並ぶという人気ぶり。しかも地元の方たちばかりばかりで、中には家族連れもおられる。奥さんや子供達にも安心できる旨さという感じがすでに伝わります。家族みんなで美味しいものを・・・という姿勢は、見習わないといけませんかね〜。今回は、入店してすぐにメガネが曇るといったこともなく、余裕を持って券売機に対峙できました(笑)。












【つけダレ:いかにも本領発揮!といった質感の濃密さを感じる、オススメな一杯】


<これが一番お気に入りかも!適度な濃ゆさと、キレキレシャープな辣油がスパン!と快感!!>


 すでにある程度メニュー制覇してしまって、食う前に味の予想ができていたのですが、やっぱり期待通り!というか少しボーダーを超えたかもしれないという結論です。適当に濃ゆい、いい塩梅の濃ゆさというのは、前回の味噌つけと同様。辣油主体のシャープな辛さ本格勝負という図式の通り。そして辣油ペーストというか、食べる辣油っぽいアクセントも計算通り。しかし、「味密度」という観点では、この一杯が一番ツボにはまったということです。


 濃ゆい味噌の麹のような風味感をふわりと感じるのは最初の部分だけ。あとは辣油の味わいが覆いかぶさるのですが、食べる辣油みたいなのが、つけだれの小さい器の中では、汁系以上に主張しまして、香ばしさがとても生き生きとして映えます。そのままゴクゴクと飲み干せなくもないけど、少しだけ濃ゆい・・・という程度がちょうどよい。食い進めていくうちに、麺の水分と風味がプラスされて、少しづつ淡くなっていき、最後はちょうどよい加減で飲み干せるとういう流れです。


 また発見としては、野菜の甘みもさることながら、ネギの風味がとても辛味には合うということで、白飯でもあれば、モヤシとネギの辛味で染まったところをのせ、バクバクと食えそう。そんな感覚で麺を食うわけですから、猛烈な勢いで食い進め箸がとまらない。食い終わったころには、先客を何人もごぼう抜きしてしまった・・・・。胃袋小さくなった割には、気持ちはまだ若いかも(うそです)。









<テーブル山椒スパイスで十分な効き目!辛味のボリュームアップで食欲もシフトアップ


 猛烈に食い続けてしまったことには、一つわけがあって、実は「テーブル山椒」を少しばかり振りかけたこと。本来なら「花椒」と呼ぶような(何が違うのかわからないのだが)、もっと本格的なスパイスを投入したいところ。でも、市販の山椒でも一振りすれば、つけだれの濃厚さがとても厚みが増すような味わいに変化します。糸とうがらしも、つけダレの中では少しばかり辛味の主張をしだしますし、味噌は刺激的な味わいを高める役割があるのかもと、改めて再認識してしまう。刻みニンニクもいいけど、山椒もいいね〜。また、こちらの味噌の仕上げ方だと、刻みニンニクよりは山椒の方が合うと、理屈抜きで思えてしまう。












【麺:耳たぶモッチリ〜なピロピロ麺が、辛味の中で和む味わい】


  先日の味噌つけ麺でも語ったので、そちらを詳しくは参照を。と言いたいところですが、若干細くするなら、辛味噌の方が、白飯が進むように、バクバクスルスルと負担なく胃袋に収まる気がします。モチモチ度合いは変わらんけど、表面に辛味オイルが張り付き、冷たく引き締まった麺というのは、酒にも合うような味わいの深さに通じます。部分的に、オレンジ色に染まり、啜り上げ噛みしめると、グルテンの小麦風味と辛味オイル風味のマリアージュ・・・・







 これは、夏場の冷やし辛味噌麺や、辛味噌汁なしなど、限定メニューにも発展しそうな予感すら覚えますが、いくら何でも気が早すぎるか・・・。この姿に辛味噌だけが絡まった姿を想像すると、それだけで可能性が広がる気がするかもね〜。













【具:ブロック状チャーシューに辣油ペーストが混じり旨さ爆進!】


 具は、味噌つけ麺に、食べる辣油的なものが加わっただけの違いです。こちらも前のレビューをご参考ください。ただし、食べる辣油みたいなものが、ブロック状チャーシューに絡むとまた最高に美味し!個人的には、この肉はレアっぽいピンクのままで食したいのですが、ピンク肉に食べる辣油を垂らすと想像しただけで、旨さテッパンなのが容易に想像ができるかも。







 まったく・・・・、汁、麺、肉どれもバランスよくハイレベルだからいろんな可能性を想像してしまうけど、こんなことを頭で頭で考えながらただ黙々と食っているなんて、ご店主ご夫婦としたらとても気色悪い客でしょう。ごめんちゃい。ご迷惑かけないように、隅っこで静かに食いづつけますから・・・・。










総じまして、「中央線界隈のマイベストな味噌」とシンプルにまとめさせていただきます。この一杯は、ストン!と腑に落ちました。もともと味噌があまり得意でなかったのもあり、また味噌のつけ麺など、1〜2回しか食った覚えがない私としては、妙に開眼した思いもあり、また再訪問することは必須でありましょう。ただ、だんだんと行列が激しくなってきたぞ。複雑な思いがちらほらと・・・。開店の勢いがまだ続いているだけかというのは、過ぎた落ち着き感があります。こちらの店としては、一足先に春が訪れた感じかな〜。明るく丁寧な接客にも和みますし、本当はビールでゆっくりとしたいもんですが。ま、いずれまた。なので詠います。



ほのぼのと
陽も暖かく
春近し



辛味噌汗掻き
春を先取り



お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!








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