ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン824】 ラーメン二郎 品川店 (東京・北品川) 普通盛 小・ニンニク少なめ

【なぜ誘わないと怒られた気分・・・麺友と行く二郎】

  先日の帰り道にメールが飛び込んできて、駒込の「あかつき」に行こうと誘われるアタクシ・・・。相手は、麺友「関東ら〜友」さん。インスパイアを食うなら、今は本流を食いたいと返信する。するとすぐさままた返信あり。アタクシにしては突飛な内容だったのでしょうね・・・・これまで散々、二郎に誘われて断ってきたのですから。いつでも良いから連れてけとの内容を確認してメールを閉じました・・・・・。

  そんなやり取りが数日前にありまして、この日奴から緊急呼び出しを食らい、品川駅の駅中本屋で待ち合わせとなりました(笑)。ここでもラーメン本を眺めて時間潰ししているアタクシは完全にアホですな。





【暗闇に行列・・・・・・】

 華やかな品川駅前とは一転して、あたりは暗がりが広がる北品川あたり。黄色い屋根が蛍光灯でぼんやりと浮かぶなかに・・・20代の若者ばかりが、ズラーーーーーと並んでます。連結してもぞくぞくと若者ばかりが集まり、学生と会社員が半分半分といったところでしょうか。少し異様な感覚をおぼえますな。行列覚悟してたけど、まだまだ寒さがしみるぜ。という感じで40分後に着席とあいなりました。

 渋い感じのご店主。黙々と麺を作り続けてます。コールの促しも淡淡としたものです。そろそろ・・・・・デフォルトから脱したいという思いもありますが、まだ二郎の駆け出しなので、普通に「ニンニク」のみコール。そして「少なめ・・・・・」と付け足しました。




【二郎独特のジョッパさがいいんです!】

 すっかり体が冷えてしまった。それに入口扉が開けっぱなしやもんな・・・・・、寒さが染みる〜と思っていたところに着丼というのは、ありがたみが増しますね!それがこの一杯です。まずはレンゲでスープにご挨拶!その感想は以下の通り・・・・・。


「旨いがな!(*゚0゚)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」

1)比較的ライトな 乳化系が印象的でんな!
  配膳の瞬間・・・、「品二郎」の無骨な先入観を覆すような・・・オーディナリー豚骨醤油感を感じてしまいます。乳化、非乳化で頑なに分類するのなら・・・・微乳化と間を取らせてもらってもよろしいでしょうか?。微妙に脂感とパンチも感じながらも、「これやったらスルスルといけるやん!」と思える位の親近感を感じます。脂の濃さという点では抵抗無く頂けるありがたさですね! 脂が溶けきっていない浮遊物が漂う感じも非常に少なく、ピッチリとシャープな味わいを食べ手に想像させます・・・。

2)カネシのニュアンス予想してたら・・この系統も意外とアッサリです!
  さながら、このカネシブラウンの全体的に支配している色合いは・・・「カネシ独特のエッジング強さ!」を予想してしまうというものです。なのでおそるおそる味わうと・・・・・カネシ独特のエッジ感を確かに感じるものの、強烈な個性を発揮するとまではいかないのです。・・・・、そのかわり別のニュアンスがダイレクトに伝わりますやん!

3) それよりも塩気のニュアンスの方がダイレクトに伝わります
  その別のニュアンスというのが、「塩味」と感じてしまう・・・・。明確な塩味というより・・・二郎独特のジョッパさ?? 塩加減がグルタミン酸ソーダと結合して・・・あの独特の「二郎塩味」を思わせるニュアンスです。これがスパッとシャープに決まっているので、とても癖になりそう。昨日訪問の桜台が好き!という諸兄なら、「アブラ多め」のコールがイメージに合うのかも?とさえ感じるすっきりさ&塩加減です。ニンニクを今回は控えめとさせていただきましたが、こいつはニンニクマシにすると、とてつもなく凶暴に変化しそうですね(汗)

 ※味のまとめ:微乳化なややライト系と安心すると、独特のジョッパさにボディーブローを感じる二郎スープ!





【固めのワシワシ麺に酔う・・・・ワシ、ワシワシさせて頂きました!】
  
 スープに無骨という先入観に裏切られたものの、一方の麺の方は・・・・・なかなか、無骨感あるナイスな麺でしたわ〜。スープをすすった後に麺をすすりだすと、箸がもう止まりまへんがな。アタクシを暴走させてくれました(笑)   

「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」

1)オーバルな断面が印象的〜!
  これまで、比較的平打ちっぽい麺が多かったのですが、今回はずいぶんと風貌が違うように感じますな・・・。やや平打ちというより、オーバルな断面だと感じます。麺を引きづり出すと、モサモサモサ〜と塊となって発掘されますが、ウネリとヨジレがいつも以上に強調された見映えですわ・・・。見た目からして剛麺!色合いもすこし渋めな茶色い黄色。いやはや・・・パンチの利いた顔してますがな! ちょっと食い切れるか心配になる・・・ヘタレなアタクシ。

2)歯応えが思い描いていた固め、ワシワシだ!
  されど、一口食して「これは旨い!」と脳の中で絶叫します!これやがな!この固さやがな!麺固めなどコールしてないものの、歯ごたえを明確に感じるこの微妙な加減! 前歯さばきは、「クニリィ」とワンポイント感じてから千切れる・・・・・・、そして奥歯のすり潰しに入るところで、「グチリッ!」と感じる反発感! この反発感は、例えると・・・テンピュール枕と、チョコバーのスニッカーズの間か、それらの寸止め・・・・・・(全然伝わらんやろな)。 ともあれ、思い描いた「ワシワシ感」が達成されたわけで、どうりでジロリアン諸兄が、「麺固めで」とわざわざ伝えるのかが伺えた次第です・・・。 きっとスープとの相性もエエのやろな・・・・。

3)外固の如く〜滑りが心地よい!
  擬態語、擬音語が、宮川大輔みたいに使えたらレビューが楽やのにな・・・・・。稚拙ながらアタクシが、この麺の滑りを例えるなら・・・・「デゥリュン!」・・・・といった感じ???。麺の外側が「外固」とまではいきませんが、近いニュアンスでザラツキも抑えめな風合いです。「デロン〜」とした大らかさは、あまり感じなかったな・・・・。
 
 ※麺のまとめ:歯ごたえ重視な茹で上げがデフォルトで味わえる!ワシワシいわせたいなら品二郎!





【ここでも美味しくいただけたヤサイ】

1)ここでもキャベツの恩恵を受ける
  「キャベツ多かったやん」と、今回同伴の「関東ら〜友」氏の談。かれの基準は・・・・今は無き「松戸駅前店」なのですが、やはりアタクシの基準の氏に多大に影響された結果のようです。適度なクタっとした感覚があり、食べやすかったです。また二郎を食べ続けると、もはや普通の野菜量では驚かなくなってくるのを今回で感じてしまいました。驚かなくなる・・・・すなわち最初の感動が薄れるというと語弊でしょうが、その感動を求めて、マシ、マシマシなど突き進んで行くのでしょうか・・・・・。 だとすると、チョモランマも単なる制覇自慢じゃなかったわけだと・・・・・キャベツの甘さをかみしめながら考えました。

2)豚が一定な感じです
  豚さんが、今回は少し印象が無かったというのが本音かな・・・。これは、二郎巡りしているからこその本音なので、一般的な発言でないのを強調しておきます。今回は、ブロックタイプの豚でして、すべて腕肉だったと記憶しています。歯ごたえは割とある方で、すこしばかり「煮豚」なニュアンスが強かったような・・・・。

 ※具のまとめ:小であれば、豚もヤサイも凶暴なまではなく、ぺろりと食べれてしまう




 総じまして、人それぞれ・・・・思い描いている二郎があるもので、アタクシ的にはココの麺が一番イメージに近かった!二郎回る前からイメージしてどうなんやという感じもありますが、段々と各店舗毎の個性とか、味わいなど・・・・ポートフォリオ化できそうですね(笑)。そこまでは、ついて行けませんが、二郎というテーマには、ジャンキーというよりソウルというものを段々感じ取ってきたという次第です。さて、明日はどうするかな・・・・・。そろそろ本当にベルトの穴を気にしないといけない(泣)。なので詠います!


 覇気がない
 沈んだときに
 行く二郎


 食えば活力
 アミノのソウル
 
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。 


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