【今週のラーメン３２４】拉麺㐂はる（大阪・蒲生四丁目）新味塩ラーメン

【塩を推しているのですね！塩好きとしては見逃していましたわ】

　最近また蒲生四丁目の昼ラーツアーを再開しまして、これまで未訪問だったこちらにチャレンジしてみました。入り口や店内のメニューを拝見すると、塩が第一のお勧めみたいですね・・・。なんだそんならもっと早く来るのだった・・・・。元味と、新味とがありまして、なんでか今回はすっきりと清湯系がいいという体調・・・。【新味塩】というメニューをチョイスいたしました。

　こちらは、入り口に製麺室があったりしていながら、店内は結構整然としています。お昼のピークは過ぎたところ？と思えますが、近隣の豚吉本店に比べると静かだし、先客半数が女性客だったりして、静かなムードだったのが印象的でした。

【おおう！塩のＷスープか！！風味豊かじゃー】

　鶏がら清湯のじんわり〜としたコクと旨み・・・・と先入観あったのですが、スープを飲もうとした瞬間、節系の香りがモアモアモア〜とたちこめ、一気に鼻腔にひろがります。そして実際に味わってみると、節系に加え昆布系の【和】なテイストが結構主張してくる・・・。一方、鶏系の【動物系】のしかりボディとコクも健在。【和】と【動物系】の両方が打ち消しあうことなく、まっすぐに訴えかけてくる、内容が濃いスープでした。見た目以上に、ある意味濃いです。この塩の輪郭は、【和】からくるのか【動物系】からくるのか、また逆にそれらを上手く塩味で一体化したのか・・・・・、全体のまとまりとしても良いのではないでしょうか。

【いかにも自家製麺な上品質な麺です!】

　角切り中細ストレート麺で、色白な上品なイメージです。いかにも自家製麺でして、ほんのりと芯を感じるところが風味でしょうか。とても良い麺でしたよー。前歯でプツリと切れる感覚とか、適度な奥歯で感じる弾力、喉越しなど合格点だと思いますが・・。

【全体的に女性的な一品と感じますねー】

　見た目もそう感じます、水菜の青とにんじんのオレンジのコントラストがキレイだし、チャーシューの配置も整然。胡麻も適度で、スープが澄んでいる。こういった見栄えがまず、女性的。また、このスープの風味豊かさは、女性受けすると思うんだけど・・・。個人的には、もう少しはやっても良さそうと思いました。

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　総じまして、元味をまだ食べていないですが、やはりコッテリで推してくる店との競合となれば、近隣を考えると難しい面はあるなーと感じます。また、一般的に「醤油＞塩」という傾向だろうし・・・。鴨つけなど武器もあるようだし、「すっきり系」で磨きをかけて対抗するしかないのだろうか・・・と、帰りの道すがら考えたりしましたが、全く余計なお世話ですねー。そうそう、帰りに１００円引き券をもらいました。次回は、このラーメンを５５０円で食べれると考えれば、異常に安いな・・・。また来ます。今日も本当にごちそうさまでした。