先日、別の月光仮面という冠のラーメン店を訪問し、独特なイメージを持った。まさか、別に店舗があるとは思わなかった。ここでまた悪いクセだ。旨くなくても話のネタにはなるだろう・・・。そんな気分で店を覗くと、狭い店ではあるが、待ちが生じている！この時点で訪問決意です。
【狭い店舗にチャーハンの香りが立ち込める・・・腕はよいぞ！】
サイドメニューのチャーハンが確か３００円。うまそう。６席のカウンターで３名は注文していた。このため、中華なべにご店主つきっきりのため、僕のオーダーを取りに来ない。５分待ったあと、掲題の「あさりしお」を注文。チャーハンの仕上がりだけ横目で見ているとなかなかのウデとお見受けした。
【「薄い」と「滋味深い」のスキマの塩ラはこれまで何回も悶絶したが、これもいい感じの部類だ】
この趣向の大阪キタの代表格は揚子江ラーメン。それに匹敵するミナミ版と言えなくもないが、滋味深いー！飲んだ〆にももってこいの味付けなのですね。トッピングの春菊は普通はパスしたいところですが、なんのなんの。過ぎた青臭いエグミを感じない。むしろ塩スープに合うといいたいです。これは発見です。一方の「あさり」ですが、過去の記憶では、京都の「一神堂」であさりの入ったラーメンを経験済。これとの比較とさせていただきますが、こちら「月光仮面」が剥き身のあさりであった分、あさりパンチは低調というか薄いと言わざるを得ません。この時期に新鮮なアサリを求めるのも酷なのですが、チャーハンが旨そうな点から、中華なべで軽く殻つきあさり炒めるテクは発揮して欲しかったという感じです。求めすぎですが・・・。
【デフォの温泉玉子が後半のお楽しみなのだ】
味玉でなく、デフォで温泉玉子が付くというお買い得品です。味玉より、この一杯には
温泉玉子の方があうなと思います。淡いめのスープですから、人によっては単調に
感じるかもしれない・・・・。これを温泉玉子が体よく崩れてコクをプラスしてくれるので後のお楽しみが増えるという趣向です。もし味玉と温玉が選べたら、９割り方、味玉を選ぶのですが、少し見方を考えさせられました。
麺は、きわめて標準的な太さのほとんどストレート麺。うねりが微妙にある感じです。芯を感じさせない湯で上げで、プリプリというより少しコシが感じられる程度。普通に旨いです。またチャーシューは少し小ぶりかな・・・。表面に炙りを効かせ手をかけています。スープが薄めなので香ばしさが飛ばずに感じられましたよー。
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総じまして、無計画の飛び込みの中では、なかなかの好評です。なのですが、やはり「あさり」がスープボディーにそれほど響いていないのが残念。普通の「しおらーめん」ならまた違った評価になってたか・・・・。
ともあれ、Ｄｅｅｐな常連さんも惹きつけているようです。６席中、明らかに３名は店主と馴染みのご様子。キサクな感じだし、旨いし、場所もいいし、分かる気がする。
というわけで今日も満足な一日の〆でした。今日も本当にごちそうさまでした。
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