ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

クラウドは神様なのか王様なのか

Googleがついに中国撤退を決めましたね(検索事業だけですが)。概ね中国政府を除いては、好感と受け止められているようですね。



最近、twitterから好奇心に火がつき、「クラウドの衝撃」という本を読みました。クラウドの入門版とのことで購入したのですが、僕にとっては少々ハードだったかな・・・・・。題名通り、衝撃的な内容です。こちらもお勧め本です。





クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった
東洋経済新報社
野村総合研究所 城田 真琴

ユーザレビュー:
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クラウドは天使か悪魔かでなく、神様か王様かの二面性ありと感じた】





たとえば、Googleでお世話になっている「Gmail」「Scheduler」は、僕たちコンシューマレベルにとっては、もはやか欠かすことができなくなってきている。非常にオープンな感覚がある反面、きっちり取り込まれていて、離れられなくなっている。



クラウドは、コンシューマだけでなく、エンタープライズにもきっちり展開されているわけで、同じような取り込まれは、中小企業を中心にこれから猛烈に進展していくだろう。各企業がミッションクリティカルな部分だけは、聖域のごとく残るかもしれないが、技術が進展するにつれていずれなくなるかも・・・・。



情報化社会の中で、クラウドは急速に支配者になると思うわけです。そしてその支配者は支持するものには、今のところやさしいが、支持しない/背反するものには冷たい。それが中国政府のようなレベルでも、クラウドの力をもった一企業は対抗できるようになったのかも?と思う次第です。すべてに恵みを与える「神様」でなく、一度決めたことを強引に貫き通す「王様」だと思うのです。



この王様の出現により、真っ先に中小企業相手のシステムインテグレーターは地位を危うくする。クラウドに対応しない会社は、進化論のたとえのごとく、淘汰される運命にある・・・・。本書では、世界に5つ程度のコンピュータに淘汰できるのでは?との大胆な考えも示しています。



Google、Amazon、セールスドットコム、IBM、マイクロソフト等、世界の巨人たちの先10年を見据えたワールドワイドな動きも紹介されていて、正直、日本の企業は、日本という国はどうなっていくんだろうという不安ももたげます。

しかし、やることは結局ひとつ。





 ※クラウドに対応した企業だけが、今後生き残るということ。





また、別のクラウド本も読んで、もっと多角的に判断したいとも・・・・思いました。