ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3262】 SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店 (東京・新宿御苑前) 真鯛と蛤の塩そば + 味玉

<さらにグレードアップしたのでは?>
 
 何とこのタイミングで午後休を取ってしまった〜。迷わずこちら「SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店」に真っしぐらです!。最近忙しかったし、しんどかったし、自分へのご褒美も兼ねて〜。それに、土日は相当混雑すると思うしね。平日昼の開店日に突撃してみました。
 

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 すると、店前行列がたった3名なので思わずガッツポーズ!。すぐ食えるじゃんと勇み足で行列連結した途端、店内へと早速案内!。券売機で購入の後、空き座席を探そうとしたら、店内の待ちスペースにそのまま案内されました(爆)。狭いスペースにおじさんが、対面状態で8人押し込められ状態〜。ま、週末の混み具合からすると、まだましな方か〜。
 

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 ラインナップが少し変更してました。ポールポジションには「真鯛と蛤の塩そば」となっており、汁系の塩だけスペックが変わった感じ。しかも、鯛と蛤の組み合わせは、最近、新丸子のとある店で限定として食ったイメージがまだ残っており、絶対に美味いコンビネーションは、体験済み。ワクワクが止めようもありません!。
 

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<ベースの蛤パワー全開で全快!前半はキノコ風味の広がり、後半には鯛出汁風味の再発見!味風景の鮮やかさ!>
 
 結局、並び始めてから30分少々で配膳だったでしょうか。まずまずと言ったところでしょう。行列客は、ほぼラヲタ系の方々が多いような〜。「あなたも来てましたか!」ってなノリがあちこちで見られました。女性比率はきわめて低く、カップルで来た方くらいかな〜。そんなラヲタの熱気に包まれた一杯は、こんな麺顔でした。
 

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 おお!単なる塩そばではないとは思いましたが、見るからにテクニックを感じるパーツが、まき散らかしたような凄み。通常なら、チャーシューの美しいピンクに目を奪われるもんですが、薬味系の仕掛けが幾重にも見られ、もう食う前から相当な味のカオスを感じさせます。
 

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 まずは、レンゲでひと啜り。するとこれが蛤の凄さが猛烈に感じます。スゲー、見た目穏やかなれど、こんなに自由に濃厚さを楽しめる蛤風味は、あまりないぞー。貝大好き「貝星人」な私ですからこれは、頭のなかでは狂喜乱舞!。日頃疲弊している肝臓も喜んでおります。かなり濃ゆい滋味と言う感じですので、ちょっとご注意を。
 

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 その次に感じ出すのは、特製ソース類の味わいですが、特にキノコの風味は鮮やかです。だいたい、この蛤とキノコで頭の中がいっぱいになります。そこで、鯛はどこへ行ったのだとちょっと気になりながら、固形物を一通りやっつけて行きます。残ったスープを両手で丼に当てて、直に口をつけてズズズーっと啜り味わいますが、この時ようやくベースの鯛出汁の風味を確実に感じ取ることができました。ベースの魚介が明らかに崇高感があり、鯛にしか出せない華やかさがありなむ。
 

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 このようにスープが前半と後半で随分感じ方が違い、味風景の転換がとても印象的な味わい。トータルですごい演出だなと、ただ感じ入るのみー。
 
 
 
<特製ソースの味の渦!>
 
 ポルチーヌ・デュクセル、インカベリーソース、白トリュフオイル、パンチェッタベーコンビッツ、これらがトッピングに効かされて、とにかく味わいがゴージャス。全部味解読できるはずねー。しかし、複雑さの折り重なりは見事で、食ってると走馬灯のように味わいは変化に富み、楽しさを感じます。
 

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 この中で一番分かりやすいのは、白トリュフオイル。これはちょくちょくお目にかかる香味油だし、濃密なようでマイルドで甘香ばしさが、ナイス。蛤エキスと存在感をやや競うようなイメージで広がります。次に分かりやすいのは、ポルチーヌ・デュクセル。見てわかる茶色い物体だしペースト状態。明らかに菌類のような余韻もあって、味わいに変化をもたらす役割でしょう。
 

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 また、インカベリーは健康食品とばかり思ってましたが、料理でははじめての出会いです。まるでミニミニ鬼灯のドライフルーツのかけらが、スープに少し浮きますが、恥ずかしながら最初は何かわかりませんでした。パンチェッタベーコンに至っては、焦がしネギの欠けらか何か浮いているとしか、当初は思えなかった(爆)。歯に引っかかって、噛み締めるまで全く分からんかったですー。
 
 
 
<淡くクツリとした出だしと風味感、一気に汁まみれ汁浸透したグルテンの旨味が素晴らしい!>
 
 見るからに上質な漆喰のような、落ち着きのある滑らかな感覚がいいですね。ねり水を抑えたような白めがちな質感がなんとも言えずうまそう。微妙に全粒の練りこみが感じられ、それは5%もないほのかな打ち込み。なので、最初の2〜3クチあたりまでは、淡いクツリとしたちぎれの後に、グルテンの風合いを醸し出します。さらに、スープの蛤エキスと混じった塩気と美味く結びつく。次第に汁浸透が及んで、元々の風合いよりも、新たな旨味成分として炭水化物が変化し、旨味を昇華させる。それをすすって奥歯で噛み締める瞬間が最高!
 

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 水分を含むととても淑やかな腰つきに変化し、滑らかさとスベりの良さが際立ちます。口当たりから、内頬を駆け抜けるスベりは、まさにシルキーと言うもので、麺類好きを虜にするところです。奥歯で部分的に潰した後は、喉奥へと落とし込みますが、その後も喉元抜けるシルエット感覚が、ほんのりと柔らかい。スープとの一体感にとどまらず、歯応えの主張を抑えつつ、滑らかなスベりの上品さが、いつまでも脳裏に残って印象的なのですー。
 

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<肩ロース肉の確かな噛みごこちと滲み出る旨味がナイス!>
 
 スペイン産のイベリコ豚の最高ランクらしいー、店のウンチクにそう紹介されております。いい肉って、見た目からいい色合い、いい繊維質が伝わるので大いに納得ですね。ただ私が駄舌でタバコ吸いだから、細かいところは不明なれど、「歯応えのある旨さ」「 噛んで滲むエキスのキレ」などは説得力を感じるものです。余計な脂身が少なかったのも、全体的には調和していて、蛤に影響受けずに、シンプル王道な豚肉の旨さを感じます。この肉なら、食い過ぎても胃もたれしないのでは?と強く確信できるかも。次回は、肉増し必須と心得ております。
 

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<味玉にハズレなし!>
 
 味玉は、薄い醤油だれに染まった感じですが、わざと浅めに浸透を止めた感があります。白身は、フルフルとした柔らかさを保ちますが、タレ浸透においては深いのは表面層に限られてます。そこがまた二段的な味わいを生み、白身の美味しさを感じさせます。一方、卵黄はトロミを排除して、全体的に芋羊羹状な湿ったスカスカ感。卵黄が垂れてスープを濁すのを防ぐ一方で、スカスカした部分にはスープの浸透を呼び込んで、格別な旨味を形成。嗚呼、味玉にハズレなし!
 

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 総じまして、「素材感!ソース感!出汁感!それぞれのハイレベルでカオスの塩そば」と言う感じで、これだけ個性のぶつかり合いで、全体としては見事にまとまっているところがすごい。この一杯で、いろんな味が楽しめます。食ってて、食い手がぼやぼやしてられない。味のパレットと言っても良いかもしれません。そんな感じで、只々至福の一杯でございました。しばらくは、移転開店のご祝儀混雑が予想されますが、間を置いた頃に、今度はつけ麺を狙うつもりです。さらに、余裕が出てきたら、煮干の復活も期待したい!。個人的には、移転後通いやすくなったので、今度はレビューを増やしたいです。そんな感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   うまいなら
   唸ってしまえ
   不如帰
 
 
   声がこぼれて
   笑みがこぼれて
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!! 
 
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