ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3222】 煮干しらぁめん 猫トラ亭(神奈川・大和) 煮干しらぁめん味玉入り ~極上の滑らさと重厚な煮干し感!美味けりゃ遠くてもまた行くぜ!

<旨いラーメン屋は陸の孤島にあるものだ>

 初めて来ました小田急大和駅。クルマでも微妙に不便だったので、随分とラーメン攻略が後手に回ってしまいました。東名高速に近い地点に、燦然と輝く名店が二軒。それは「猫トラ亭」と「ゆうちゃん」。もの凄く二軒とも近いのね・・・。それにしても、駅から1キロ以上はあると思え、また昔ながらの宅地が延々と続くエリアで、コンビニすらちらほらですよ。まさしく陸の孤島状態。それでも、旨いから引力が相当強いのか、二軒ともカニバらずに人を引き寄せます。改めて思う「旨いラーメン屋は陸の孤島にあるものだ」という経験則。ラヲタのみなさんなら、思い当たる店が数件、頭を過ったはずです。
 

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 今回は、「猫トラ亭」さんを優先させてもらいました。理由は「煮干し大好きニボラー気分」だったから。初めてこちらの麺顔をネットで拝見したときから、これ食いたいと心に誓ったんですもん。その美しき麺線は、厚木の麺や食堂を彷彿とさせます。美しさに誘われて、昼飯タイムもとおに過ぎたあたりで突撃させていただきました。しかしそれでも、ほぼ満員。今回は、午後休暇を頂いたので、ゆっくり食える平日だったはずなんですが・・・・人気は想像を超えていたー。
 

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 今回は、「超煮干し」と「煮干し」で相当迷いました。滅多にこれないので、ドMっぽく濃ゆいのを目指したかったのですが、評価がとても割れている様子なので、失敗したくない・・・。なので、看板メニューで保険をかけてしまいました。そんなわけで「煮干しらぁめん」。罪な意識で「味玉」を追加。
 
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<煮干しのあらゆる旨味の溶け込み!苦味、甘み、塩気、そして遠くに酸味さえ!素晴らし!>

 店の中にたちこめる香りから、もうここはイケると確信しますね。隣客の麺顔を横目でチラ見しても、質感はすでにアリアリ。店のうんちく書きにも目を通しますが、煮干しの香りと味わいが飛ぶのを恐れ、温度はやや控えめにしているということらしい・・・。こだわりが更に気分を高めてしますけど、ハードル上がりすぎてないか?と不安がよぎったところで、配膳が完了したいします。それがこの麺顔。
 

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 おお!もう麺顔コンテストに出したいくらいの完成度ですよ!麺線のパラレルな美しさは、一旦スープに沈み込んでから、また再び浮かび上がってローリングしてる!。麺線のアピールのために、多少窮屈そうですが整理された並びで、チャーシュー、味玉、メンマ、白髪ねぎが配置されております。まるで街全体のジオラマのようです。
 

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 今回はいつもより丁寧に写真メモを撮って、いざスープと対峙しましょう。レンゲを差し入れると醤油感控えめで、魚介エキスに溶け込んだ煮干しの細かい成分が伺える。見るからに柔らかくて軽い、上品そうな煮干しの味わいを想像しますが、実際に食うとそれを越えてゆきますよ。見た目以上に煮干しが濃ゆい。あらゆる煮干しの旨みを煮出した?すり潰した?ような芳醇さが濃ゆいのです。今流行っている濃厚煮干しではないです。
 

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 まず煮干の苦みは、しっかりと感じつつもとても軽やか。どちらかと言うと甘味主体の煮干し感ですが、甘ったるいところはありません。煮干しには塩気に結びつくところもありまして、塩気が甘ったるくなるのを抑えている一方、煮干しの旨みを引っ張りだしているような味風景。苦み・甘味・塩気・・・それらが混然となって本来の旨みを抽出しているかの如しです。想像以上に軽くない・・・。素晴らしいのはその先で、煮干しの後味感に清涼感があるというところ。うまく表現できないが・・・・奥に煮干しならではの酸味すら感じるようなのだが、語彙が少なくていかんな。煮干のすべてが味わえるような、煮干しらぁめん。これは凄いぞ!。
 

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<程よいパツパツ度合い!風味がキープされる部分と汁と混じり合う甘みのバランス最高!>

 このスープに合わせられる麺もなかなか。いわゆる煮干しにはパツパツ麺が主流ですが、その方向性は踏襲しておられます。過ぎない程度のパツパツさが魅力的で、腰付きがナチュラルになめらかです。前歯で千切る時点から、グルテンの風合いを感じるのが気持ちよく、これがずっとキープされるのは、スープが熱すぎないからでしょうかね。最後の最後、奥歯へ運んでプレスするときまで、クシクシとしていて、スープと粉の一体化する旨みを十分に感じます。
 

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 少し汁を吸い込む部分もあって、啜りあげがとてもライト。ずぼぼぼぼぼぼーーーーっと啜りあげるにも適していて、周囲はオッサン客ばかりでしたので、気兼ねなく啜りあげを楽しんでしまいました。このためいつもより食うスピードが速かったかも。これだけキッパリとした麺だと、喉奥へ落とし込んでからも、麺のシルエットを感じるほどですかね。途中で白髪ねぎと絡むところがあって、引っかかり咽ることもありますので、強い啜り上げには注意しましょう。
 

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<味玉にハズレなし!>

 味玉はあらかじめ割ってあって、麺顔に華を添えます。この味玉の卵黄は完璧!。トロミ部分が多少残っており、そして黄身の周囲は、濃密なジェル状態になっている部分が肉厚です。醤油っ気の少ないので本来の味わいと、味が乗った熟成味わいが深い・・・。卵白は全体的にシットリしていて、卵黄と一緒に崩して食うといい味のバランスになるかも・・・。嗚呼、味玉にハズレなし!。
 

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<肩ロースのナチュラルな甘みとふかふかの柔らかさ!>

 最近レアチャーシューが全盛なので、逆にこういうのに出会うとホッとするかも。とても柔らかい豚肩ロースと思われ、歯ごたえを予測して食らうと、意外に耳たぶみたいなふわふわとした柔らかさでありました。脂の適度にさしてて、甘味もプラス。肉も本来の味とスープから吸い込んだ旨みが合体して、かなり旨くなってゆきます。大きさと厚さも申し分なし。メンマの太さと質感も合わせて考えると、これでデフォルト650円とはかなりいいコストパフォーマンスですよ。全部入りにしてボリュームアップして見たい気もしますが、麺線が覆われるのだろうと思うと・・・別皿にして追加したい気分にさせます。
 

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 総じまして、「極上の滑らさと重厚な煮干し感!美味けりゃ遠くてもまた行くぜ!」と言う感じでして、再訪問を宣言してしまいました〜。これは、そりゃ遠くても、歩くことになろうとも、食いに行くよね・・・神奈川県民なら。しかし、猛暑は避けたいかな。付近にコインPを探しながら駅へと向かったけど見当らず。また平日休暇を狙ってみることといたしましょう。神奈川・大和にこんな煮干しがあったんだー・・・という感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   雲覆う
   春の陽気は
   一休み


   仕事休みで
   煮干しが旨し



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


YouTubeにまとめてみました!
 

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