ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3210】 中華そば みたか (東京・三鷹) ラーメン ~大衆中華そばの原風景、三鷹市重要文化財的一杯!

<疲れてどこにも行きたくない夜は〜ココで癒されたい>
 
 実に久しぶりに「中華そば みたか」。最近ずいぶんとご無沙汰をしておりますが、私が一番レビュー数が多く、語っている店。しかも、基本的にはラーメン一種類に乗るトッピング違いだけだから、よくもまあ、同じ味を、同じことを、性懲りもなく、恥じらいもなく、語って、詠い続けたものです。やはり、【癒されたい】気分にはピッタリの店ですね・・。
 

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 駅前のちょっと古びたテナントビルの地下一階にありますが、ここを穴倉にもぐりこんで行くような気分で階段をおりると、自堕落に近い安堵感をいつも感じてしまうのです。そして曲がりくねった階段を過ぎると、同じような輩が何も語らず、店前で順番を待つ光景にぶち当たる。ほぼ私たちファンにとっては宗教ですね。この日は、日頃慣れない法務局との手続関係で、あれこれ指導を受けたり、書類の見方を教わったり・・・。とても理不尽ながらそう決まってるとかなどなど・・・日頃使わない頭の筋肉が疲弊するのも当たりまえですよ。もうどこか遠くへラーメン遠征しようとか、新規ラーメン店開拓など野心も起きず、大人しく、みたかでラーメンです。
 

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 平日の晩飯をすぎた時間帯ですから、オヤジたちが多いですね。馴染みの客などは、何も告げなくとも中瓶ビールと、豚(チャーシュー盛り)が出てきますよ。まだまだ私はこの店では新参者の部類。ラーメン小僧に過ぎない存在感なのですー。すっかり若い人が店全体を切り盛りしていて、先代「えぐち」のスピリッツを継承してますよ。伝説のえぐちのリアルタイムの味わいを、実は食えてませんが、きっとこの光景を見ると天で喜んでおられることでしょう。
 

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 さて、その配膳されたラーメン。非常に気楽な自然体な風貌が、妙に新鮮です。日頃、麺線の美しさとか、透き通るスープのキラメキとか、チャーシューがレアだとか大きさ・分厚さがどうのこうのと叫んでますがーーー、オレやってること意味あんのか・・・・と思えてしまう。まさにラーメンの原風景ってやつがここにある感じです。
 

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 店主のそばにある銀色の醤油タレストックが、この店の魂ですね。そこには醤油エキスと油の浮きが混在していると思われ、少しばかりのタレを丼に投入するにしても、それら杯分を鑑みて小分け小分けで入れてゆきます。感だけ、センスだけで決めてゆく。ネギも粗いのと細かいのを分けて、適当に手づかみで入れわけているように見えて、一発で均等に決めてゆく。そして、ここが重要・・・・演出のような適当感で白い粉がふりかかる。見ているだけで、非常にわかりやすい味の構造ですな。そしてベーススープを投入するのだが、まあ豚骨を崩さず白濁させずに煮出した丁寧さはあるものの、実はヘルシーなのだ。キャベツや玉ねぎ、長ネギなど野菜類が、クタクタになるまでエキス放出で煮出されている。これで全体的なアッサリマイルドな味になってゆくのだろうと・・・・勝手に妄想しておる次第です。だから?不思議と?・・・・味のブレを感じたことがありません。
 

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 そして蕎麦ライクの麺が、ここの店の最終兵器です。これを一度、鰹節が効いた和蕎麦の出汁で食うと、本当に蕎麦に感じるのではないか?と思えるほどの蕎麦っぽいザラザラ感です。茹でる前の麺玉をチラ見すると、深い褐色が印象的で、まるで石見蕎麦を眺めているような気分にさせる。こいつがまた、粗々のグルテン感でして、風味が高い。そして密度がちょっとばかり高いので、茹で上がってもしっかりと香りが残るようです。時折、順番の前後により、芯がありがちだったり、柔らか目だったり。またメイン店主とサブ店主の違いもあったりしますが、どのカタサでも全部旨いのがいいね。汁の吸収もよく、そしてマッチしているのが素敵です。
 

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 そして笑うほど、トッピングの豚肉がデフォルトだと小さい。まだ肉が高級品だったころの名残のように、昭和のセンスかな。しかし憎めない。これでいい。これがいい。
 
 
 
 総じまして、「大衆中華そばの原風景、三鷹市重要文化財的一杯!」と申せましょう。三鷹・武蔵野エリアに住まう方は、とてもいい「ラーメン・ランドマーク」をお持ちです。この一杯は、100年経っても三鷹駅南口にありつづけることでしょう。三鷹と言えば、ジブリじゃなくて「みたか」なのであります。今日は疲れました・・・・この辺で詠って寝ます・・・。
 
 
   とぼとぼと
   重い足取り
   たどり着く
 
 
   癒し迎える
   みたかのラーメン
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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