ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2415】 替玉千里眼 志木店(埼玉・志木) ラーメン+替玉・麺カタ・脂普通・辛揚げ) 〜ガッツリ系と九州系のハイブリッド的ハイコストパフォーマー

<なかなか個人的には面白くて「アリ!」だと思う新形態!>

 あの千里眼の業態変形のお店となれば、訪問せねばなりません。埼玉もあちこちでガッツリ系のJインスパイアが花開いておりますが、千里眼が殴り込みかと思いきや、うっちゃりのような「替玉制」のお店を展開とのこと。この夏は、昨年とうって変わって直系やJインスパイアを食わなくなりました。しかし、これなら食えるぞといそいそと志木までやってまいりました。本当にこの夏は大人しいラーメンばかり食ってきたつもりですが、それにしては下っ腹のサイズは去年と変わりません。細胞が活性化しておらんのか・・・年齢を感じる晩夏初秋を迎える次第です。








 それにしてもこの展開はいいね。訪問時、ほぼカウンター席8割が埋まっておりますが、いわゆる極度なラーメン好きというより、普通の方々が、興味本位で食べに寄った・・・というような方々を多く見受けました。コールの説明もいろいろ説明やら確認があって、地元のおばちゃんも、またその地元の女子も、珍しそうに食しておられます。千里眼で一人女性客がいれば、ちょっと目を惹くが、ここでは普通にいれます。どんどん裾野を広げてもらいたいと思います。


   











【九州豚骨のようでもあり・・・・東京豚骨醤油のようでもあり・・・・でもやっぱり千里眼のニュアンス!】


 今回は、「麺カタ・脂普通・辛揚げあり」でお願いしました。店も混雑すぎることもなく、さっと座ってその5分以内には配膳が完了というスピーディーな対応は気持ち良い。替玉の注文も、一人から受ければ「他におられませんか?」という対応でして、なかなか生産の工程ロスを少なくしているなと感心したりします。しかし、この麺顔はやはり「ミニ千里眼」「千里眼入門編」と言った感は確かにありますね。私などは、辛揚げともやしの多さでそれなり感を肯定的に受け止めますが、オリジナルの魂は確かにライトに映ります。







 レンゲで一口味わいますと・・・確かにJ系ではないなというポテンシャルですが、これはこれでありだと頷きます。色合いは博多系ですが、ダイレクトな豚骨臭はなく、調味料や塩気の加減が効いており・・どことなく東京豚骨醤油系に近いのかな・・・という味風景。そこで薬味を見れば「千里眼のラーメンにはニンニク必須です」と書かれているから・・・・素直に刻みニンニクを小さじ一杯投入。そこからグイグイと千里眼フレーバーが広がりだしますかな。辛揚げがじっとりと溶け出してくる頃には、スマートな千里眼と映りだします。本家とボディーで比べてはかわいそうな気がしますが、これはこれで旨いがな。








 むしろ、麺の風味がしっかりと味わえるので、ライトなスープ(本家と比較しての話)もありじゃなと感じたかも。それは麺を食い出してから余計にそう思えてきました。












【替玉対応としてはユニークな「幅広平麺」を「クッシリ風味」で感じさせるタイプ!これ好きかも!!】


 麺が旨い!訪問前に予習してきたものとは少し良い意味で違って感じたかも・・・。幅広の平麺で綺麗なストレート。きしめんよりは幅狭だけど、しっかりとした風合いが前歯の当たりから、奥歯のプレスの当たりまで、受け止められる感覚。麺の味が良いのだね・・・。少し塩気が効いたスープを吸い込んだりして、汁含むグルテンが異様にうまかったりする。また、ところどころ、もやしとかネギが混じってザクザク感が交差するところも、薬味の風味とか甘みとかが混じり合う感じ。これは旨いと早々に替玉を頼むことにします。










 博多麺のように、すぐ替玉はやってこないので注意が必要。そりゃ幅広い麺だから時間がかかるのは仕方なし。私の速さなら、半分程度食い切ったところで、替玉をお願いしないといけませんね。替玉がやってきて、投入する前に1本たぐって食うと、これまた踏みが熱々で旨い。そのあと一気に投入して若干のタレを投入して、薄まりを補正して後半戦へと移ります。











 やはり、替玉の方が微妙にカタめで風味を色濃く感じます。粉感も微妙に感じてやはり旨い。辛揚げの残存が絡み付いて、より旨いかも。


   











【塩気の効いたバラ肉ロールが食欲を刺激!次回は攻撃的にマシマシで行こうかと!】


 定番の豚バラ肉のロールタイプですが、心なしかサイズ感は一回り小さめで、厚さも比例。しかし、塩気がググッと効いていてどちらかというと飯が進むタイプかも。解けるほどに柔かく、一気に食ってしまったけど、次回は肉追加かチャーシューメンでもいい感じかも。このライト感あるスープならブロックタイプよりもスライスタイプの肉でOK。








 総じまして、「ガッツリ系と九州系のハイブリッド的ハイコストパフォーマーなる一杯かと!。いろいろ立ち上がりの評判はありましょうが、個人的には「これアリ」だと思えるのです。ワンコイン替玉ありだと、博多天神などありましょうが、それだとどこにでもある一杯になってしまう。そこに微妙に千里眼のエッセンスで、良質な麺が腹一杯食えるとなれば、私なら最寄りにあれば日常的に通いそうです。志木駅の駅から近いというのも、そういう帰りがけの人や、締めの一杯にも重宝するし、頑張って欲しいものだと感じた次第。・・・・また来るか?と問われればオフコース!「もやしマシマシ」と「ネギだく」で次回は行こうと考えています。くれぐれも、駒場東大の千里眼と同じものを求めてはいけないですね。さらりと格安で食える千里眼エッセンスという感覚で立ち寄ればよろしいかと存じます。ということで・・・・なので詠います!



   遠い雲
   過ぎ行く夏に
   出る腹を



   さすって自省
   さらなる替玉



 お粗末!と言うことで家族に感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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