ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン354】 中華蕎麦 とみ田 (千葉・松戸) 特製中華そば

【いやはや・・・店外で2時間待ちましたよ〜】

 近隣に富田食堂が出来て行列がわれるかと思いましたが、さにあらず・・・。久しぶりに2時間近く待ちましたよ。先日の関東のラー友の家でヘロヘロになるまで飲んで語り明かし、こうやってまた奴とみ田行列に並ぶのも久しぶりです。ご開店からかれこれ5年近くでしょうか?その間の麺の変化や繁盛の加熱ぶりなど、思い出にふけりながらいろいろと話し合いました。今回は、特製中華そばにしました。自分の過去レビューがつけ麺ばかりな為ですが、はたしてどんな感じだったのか・・・・記憶が古くてかえって新しい気持ちで臨むことができました。



【スープは相変わらず魚粉系の無鉄砲と申しましょうか・・・】

「よく混ぜてからお召し上がりください・・・・」と配膳時に説明されますが、混ぜられへんがなぁ!(笑)なみなみと丼一面に汲まれていますし、特製の具たちもありますのでそんなこと不可能!仕方なく、レンゲでスープをすすってスキマを作るしかありませんな・・・。 で、最初の一口の印象ですが、【こりゃまるで、魚粉系の無鉄砲やがな!】ってな感じです。ちょっとドロっとしてて、ラーメンなんだけど「まぜそば」風にかき回したいような衝動を覚えるスープですな・・・。とても濃厚な豚骨魚介ですが魚粉濃い目にふれた味は健在!

 それと、【随分と洗練されてるじゃないか!】と思えるスムーズな飲みくちになりましたね?ザラツキは相変わらずありますが、以前より大分に滑らかになったと思いました(2年以上前と比べて)。前に食べたそれは、魚介のパンチが強すぎて一日中、魚粉の味が口に残ってたりしたもんです。今のはすっきりとは言いがたいけど、角が取れたような魚粉濃厚さです。醤油によるものか魚介によるものか不明な塩味の輪郭が八分程度で抑えられていて、豚骨由来の動物系うまみボディーは6分程度、中心となる節系がMAXからやや抑え気味の9分程度の・・・おいしさ構成。バランスよくなったというのが実感です。



【とみ田の暖かい麺を初めてレビュー意識して食べました/重く感じるな・・・】

 ほとんど「つけ麺」で通してきましたからね・・・・、初めて食べたような感覚でした。暖かい麺のほうが麺の密度を感じますね・・・。1/3程度食べ進めたところで、「今日は残すかも・・」と少し思わせるピークが来ます。割と均一的な歯ごたえですが、加水低めのぎゅっとした噛応えはさすがで、お腹にたまるな・・・・と思わせます。表面の程よいザラツキ感がものすごくスープに絡みまして、茶色い細うどんのようです。あの濃厚なスープを受け止める麺はこれくらい重くないといけないような・・・。それでも結局、全部食べれてしまうのですけどねw。



【変わったのは最後の麺顔の仕上げかた】

 仕上げにチャーシューの上に軽くスープを一筋・・・。これがそのまま残っていたりするから、いかに濃厚なスープかと・・・。以前は無かった演出ですね。より旨そうに見えますので賛成×2!ロールチャーシューが薄味なのがまた調和しますね。また、メンマは先日のとみ田食堂のものと共通と察しますがいかがでしょうか?以前より小ぶり濃い目になった気がするのは気のせいでしたらすみません。海苔もここのは旨いし、その下に隠れている味玉も絶品です!


 総じまして、久しぶりですが、中華そばはレベル上がったんじゃないかと思ってしまいました。以前は、確かに旨いけどやっぱりつけ麺が上かな・・・と思うところがあったんですが、今回のは、どちらか迷う・・・・。いつ行っても、いろいろと試行錯誤が垣間見えてそういうところがすごいと思わせる・・・とみ田さんでした。新しいバージョンのどんぶりに描かれている鯉に向かって・・・「ご店主!今回もさすがですね!」と心の中で頭を下げました。今回もありがとうございます。そして今日も本当にごちそうさまでした。
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中華蕎麦 とみ田

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