ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2586】煮干そば 藍 (京都・神宮丸太町) 煮干そば

<元旦から営業とはえらいものだ!>


 京都鴨川は、元旦から快晴で風もなく穏やか。ちょっと公園散歩がてらに、川をひょこひょこと渡って、元旦からとあるラーメン店へ。仙川にある、あの煮干の名店「しば田」の関係者が京都で店を開いていると知れば、行くしかないでしょ!。なんと元旦から営業です。え?なんでそれを知っていたかって? もうこの日に東京に戻ること決定だったので、年末から色々調べてたんですよ・・・へへへ。それにしても、この日は良い天気と穏やかな鴨川の流れです。外国人観光客なんて、半袖でリュック背負いながら京都散策ですよ。すごいねー。


   







 荒神橋から鴨川を渡ります。橋の下は「鴨川公園」になっていていいポイントなんです。そこから川を石伝いにひょこひょこと、川面を歩いて渡れるのです。そんな少年のようなウキウキ気分で、散歩がてら慌てず店の前へ。するとそこでは振舞い酒、振舞い餅、さすがです〜! 「煮干そば 藍」さんの粋な趣向ですね!。本当に働きものというか、大盤振る舞いです。元旦なのに、店前で行列が発生していると思いきや、餅つきと酒で盛り上がっているだけでしたしー。また八海山とかいろいろな日本酒が並べられてて、お好きに勝手にどうぞ〜ですって。ちょっと私オヤジ一人、異邦人状態なのでご遠慮しましたが、若い大将がこういう風物を大切にしてくれているところが、実に嬉しいじゃありませんか!。


   


   











汁:「これぞ上品煮干^^ ニボの風味と甘みと塩気が美しい!研ぎ澄まされたようで穏やか!」


 「お餅をお入れしますか?」と問われて少し驚いたけど、元旦営業サービスだったのね。のりで入れてもらっても良かったんだけど、スープを素直にピュアな状態で頂きたかったので、丁重にそこは辞退しました。そこから、流れるような調理のようで、本当にあと言う間に配膳が完了。カウンターの高い台を超えて大将自ら配膳いただく。とてもフレンドリーな方だ。さてその麺顔。本当に初春と言うか、春の海と言うか、実に穏やかなブラウンでして、しかもシンプルさと可愛い感じが両方する。セリか何か不明な青菜と糸唐辛子の補色関係がまたキリリとした印象を与えます。







 味わいが、これまた「上品」そのもの。煮干らしいニボニボ〜な個性は残さず、ただ残り香を少し漂わせるような仄かさが素敵です。それでいて醤油の主張も穏やかで、白醤油とすら覚える酸味オフの塩エッジ。味わっていくうちに、煮干しの甘みもじわじわと感じるようで、関西風の魚介甘さを主張するものとも違う。やはり筋は関東かと思えど、どうも私がいた5年以上前の関西とラーメンについては事情が変わっていて、あまり関東関西も変わらなくなってきたかも。







 個人的には「研ぎ澄まされた」ようなピッチリした煮干塩気のピントと、「穏やかな」な甘みがハイバランスな一杯かと!。ちょっと元旦からいいものを食らったぞと、鼻息荒くなってしまった私です。今年はとてもいいスタートを切った!












麺:「京のカリスマ 棣鄂の麺! 風味程よく優しい腰つきと密度感覚!食べ飽きぬ質感」


 最近では、東京でもちょこっと見かけるようになった「棣鄂」 。しかし本場京都で喰らうそれは、また格別と意識してしまいますが、やはり旨し。こちらの加水がやや多っぽい感じで、身の詰まったような風合いが好き。しかし、スープとの相性を計算したかのように、パツパツすぎない。そして見栄えは、全粒が混じって打たれているのがまさにイメージ。前歯では意外にもスパスパと切れ込み、加水がやや多く感じた割には汁の吸い込みはちょい早い。奥歯へ運び込んでプレスするとクチっと潰れて旨味を感じる。







 「そば!」って感じでズボボボボボボボボーーーーーって一気に啜れるのも良いね。スープも麺も熱すぎずぬる過ぎず。見栄えよりはザラつきはなく、啜ること自体が快感ですな。












具:「酉年の初めにいただく胸肉とモモ肉のしっとり上質チャーシュー」


 ちょこっと載せられたチャーシュー2枚。このサイズ感が「煮干そば」って感じもします。ただ単に2枚並べただけでなく、酉年としては嬉しい鶏チャーシュー。しかも胸肉ともも肉。淡白さがスープを吸い込んで美味くなる胸肉と、うっすらと脂を含んでまったりと美味くなるもも肉との使い分けがナイスです。今にして思うと、どうしてお正月なのに、思い切ってチャーシュー増しと、味玉プラスをしなかったのかと激しく後悔。この質感ならありです!。












 総じまして、「新玉気分もめでたきかな、年初に突き抜けた崇高煮干!」と言う感覚でしょうか!?。これはすごく美味かった!。天気も良かったので気持ち良かったですが、なんだか本当に年初めからいい一杯に巡り会えまして、腰抜かすほど驚きの感動で、一年のスタートです。クーーーッ、また来たくなるではないか。残念ながら、早速仕事を抱えておりますので、そのあと京都駅へと向かい新幹線で戻ることになります。今年はぐっと地に足を付けて乗り越える年ですので、浮かれ気分を払拭せねばな・・・・・。と言うことで、気を引き締めながら、さっさと詠います!。



   新玉に
   鴨の流れを
   越えて食う



   煮干泳ぐか
   初春の空



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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京都手帖2017

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