ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン889】 一圓 三鷹北口店 (東京・武蔵野市) 西久保らーめん

【きっかけは?:「最終バス」と「ラーメン」との天秤の結果です!】

  仕事で遅かった金曜日の夜・・・・・思いっきりはじけてラーメン食いたかったのですが無理でした。最寄り駅で、深夜バスを利用するか・・・・・と思っていたら急激にラーメンが恋しくなった!でも食う時間はない。悩んだ結果、ラーメンを選択(爆)。実は、傘もないのに雨降ってたのよ。駅から自宅まで・・・歩くと家まで25分以上・・・・雨なら30分少しかな。それでも食いたかった! なので、駅近の西日本地方のラーメン屋に本気モードで突撃ですよ!すると、閉店時間を少し回ってたのは仕方ないが・・・断られた・・・・。店側に何の落ち度もないのだけど、全く理不尽だけど、もうこの店絶対行かない!と誠に了見の狭い自分をさらけ出してしまう・・・。そんな自分が嫌・・・・・(そういえば、台風の日に神戸駅近くの店に開店5分前に入店したら、外でまてと言われた店を思い出した!)。そんな自分を払拭いたしたく、日頃、週末の遅い朝飯として利用しているこちらに泣きつくように訪問をいたしましたわ!




【スープ:ホンマに皮肉やなくて、日常のアミノ酸を感じる旨さ!これ褒めてます!】

  訪問すると、前店の冷たい対応(ゴメン!)とは裏腹で、この時間に8割り程度に入りやがな!心に血が通い出す感動ですよ!泣きそうになりますが・・・・今回だけは、こういう事情もあって、ときどきな朝飯を前倒しで深夜に食うのです!本来、地元では餃子で知られたお店ですが、アタクシはラーメンがハマってます(笑)。なぜって?決まってますがな・・・本当は住みたかった街の名前がそのまま入っている一品があるから。それは「西久保ラーメン」。

 吉祥寺界隈や、井の頭公園の近隣とか・・・そんなええところは無理にしても、ここには住みたかった・・・・。アタクシの次の世代に夢を託します。せやけど、ビバリーヒルズな感覚は一切ありませず、気軽な街ですぜ。

 知っている味ですが、一応言っておきます。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「あえて言おう!!愛すべき調味料なのだ!化学者の苦労はノーベル賞!」


1)旨味:分かりやすい構成で旨味調味料と塩と鶏がらコク!そして具の偶発的なエキスなのだ!

  鶏ガラ系の旨味に調味料で整えた感じなのですが、これがまた憎めないのよ〜。流行とか本格を気取ったところのない日常的な旨さを感じます。その上に、ヤサイ炒めから出て来るエキスが、かぶさりまして・・・・実に計算上をこえたまとまりが生まれます。ヤサイの旨味ってのをこういうところで感じるか〜と自分でも意外な感じですが、シンプルな構成が逆に好印象です。

2)塩気:確かに旨味調味料が影響しているのだが、アタクシは憎めない!

  塩気は、ヤサイ炒めから出て来るエキスまじりな塩分と、それと調味料と化合した塩分と半分半分なイメージ。なので、見た目以上に塩気を感じます。されど、割り切りを何となく諭されるというか・・・・その塩気加減に。やや後から水を欲してしまうけど、これが毎回分かっていても通ったもんなのだよな・・・。


3)香り:熱さによる湯気が素敵!ヤサイ炒めの香ばしさが引き立つ!

  大したもんで、熱々です!湯気が出まくりでして写真撮影に苦労しましたもん!これ、本気で旨いヤサイやったので、炒め物の熱気の中に独特の香ばしさを感じます。タンメンというには、ちょっと申し訳ないところが、愛くるしい香りなのですな。




【麺:ヤサイ炒めとのコラボゆえに・・・この麺が光るのだろうね!

  ときどき程度だけど・・・・朝飯を夜に食うと随分印象が変わるもんだね。大体こんなことを考えて、いつも食ってます。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「・・・・安いだけに変にかん水感じるような麺出す店よりもよっぽどええねん!」


1)外観:ありふれたストレート角麺が和む・・・・特に金曜日の夜だから

  価格相応と切り捨てるのは勿体ないなと思うのです。ロードサイドの激安ラーメンも捨てがたいのですが、比較すると手作り感がある様な気がします。明らかに、どちらも自家製麺ではないのですが(笑)。どこにでもあるような「ありふれた感」が居心地よいような感覚。例えば・・・太さが標準的でストレート麺。切り口は角でわりとエッジが利いています。


2)感覚:スパスパとカッターナイフの如く前歯で切れるところが好き!

  そして麺の潰しをそれほど感じない大衆系な噛み切り感覚!スパスパスパ〜と千切れること。。。そら快感に近いものありまっせ!奥歯でのすり潰しなどどうでも良くなるくらい、麺のスパスパ感と具材のもしゃもしゃ感との競演がナイスです。


3)スベリ他:モヤシやキャベツと合うところが好き

  その「もしゃもしゃ感」ですが、麺の単純な奥歯感覚を補うように、モヤシとキャベツの炒め加減がいいのです。逆に考えると、モヤシとキャベツの炒め物に合うような・・・・・ライト系な麺と申せましょうか・・・・。スベリがどうのこうのと考えられないのは、モヤシと絡むからでして、結果としてそれがナイスなのですが・・・





<ヤサイ炒め>

  おお!考えてみれば、この一杯は「肉なし」やんけ!チャーシューある別メニューは毎回食しておりますが、そんな価格さをつけるほどかと・・・・肉の存在を疑問視します。いやいや・・・500円で気軽に野菜炒め塩ラーメンを食えることが嬉しい。既述ですが、ヤサイ炒め自体は本格的に熱く仕上がっていて、玉ねぎの大雑把な切り方なまた憎めないね!モヤシもシャキシャキやったし、キャベツもそこそこ入っとったわ!アタクシは好きですよ。




 総じまして、意外にも叫びたい夜に、私的にいつものを食してしまったという話です。違いはただ一つ。今夜だけはビールをまた一本あけながら食してしまいました。なんだか、金町界隈にすむラーメン仲間の行動と似て来ました(笑)。でも、最高な気分でしたよ! このあと、近くのコンビニでビニール傘を買って35分かけて自宅にたどり着く次第。なれど・・・・満足! 時間あるときに、最高の一杯を食うのもいい。だけど、時間ないときに足下にある一杯がこれほどありがたいと思ったことはありません。そして・・・旨いと。 楽しさのあまり、レビューを書いている時間がとても貴重で充実。ラーヲタな自分に誇りを見いだした一瞬・・・・なので詠います!



  生き延びて
  クニにかえりて
  食う麺は


  都馳走に
  比ぶるものかは


お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




 

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