【「ノ」でなくて、「,(カンマ)」だったのねー!】
どうでもいいことから語ってすみません。これが正直な第一印象でーす。なんでこういう店名になったかは、先輩レビュアーさんのコメントを参考にしていただきたいのですが、ユーモア溢れる店名に反して、店内は大阪の下町感覚溢れる雰囲気でした。平日夜8時半。たまたま僕が一つだけ空いている席に座れましたが、いつも満席状態で、適度に2名程度待ちが発生・・。人気ぶりが伺えます。地元密着型ですなー。
【京都の天天有本店を知らない僕は、つい第一旭とくらべてしまう・・・】
全体的な印象を言ってしまうと、天下一品の「こってり」をあえてスッキリさせたものと、第一旭だかばしのレギュラーの味わいと、その中間。・・・・っていうポートフォリオになります(わかりにくいー、絶対つたわってないなー)。
つまり、なんか単純なあっさり豚骨スープのアレンジじゃない気がするのです。このスッキリ感は、豚骨というか・・・・豚肉といった感じで、ベースはむしろ鶏白湯という印象でした。このコクのまったり感とスッキリ感の共存は良いです。
【薄切りチャーシューなど、見慣れた京都ビジュアルに満足】
大阪の下町で京都ラーメンの風貌にであえるミスマッチ感覚が個人的にぐぐっときます。比較的脂がすくなめの薄切りチャーシュー。薄味処理ですがスープによくなじむ。気持ちだけのもやしもいいなー。もともとさっぱりしたスープなので、味がうすくならんくていいし。麺も中太ストレートで、アルデンテの峠を撮り過ぎた程度のシコシコ感。
【薬味は本架的に辛いので注意しましょうね。】
味重ねも楽しみの一つです。韮とコチジャン。隣のお兄さんが、たまたま「それじゃー、二郎の野菜ちょい少なめ・・・と同じだよ」と思うほど韮を持っていたから、「そんなに旨いの?」と思って調子に乗ってたら、自分の好きな味のバランスを一気に飛び越えてしまった!(大泣)皆さん注意しましょう。結構韮は濃い味付けです。
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総じまして、この550円という値付けがにくい! どこか、チープさを装っていながら、なかなかいい仕事だと思います。遠慮がちな値付け感すらするのです。この人気ぶりは、安いとか旨いとかだけではない、この味が地域の舌にうけてんねん的な心意気も感じる!。
店先に、じゃまなようであるが、その日の役目を終えた寸胴が置いてある。いつもの仕事ぶりの自身を示しているかのように。
今日は、しみじみと大阪の下町を感じ取りました。ありがとうございました。そして今日も本当にご馳走様でした!
- ジャンル:ラーメン
- 住所: 大阪市住之江区南加賀屋4-4-22
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- (写真提供:fukurou@)