ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3206】 國分ラーメン食堂 (東京・金町) 手もみ中華そば 醤油 + 味玉 〜コンテンポラリーとハートフルのハイブリッドもちもち醤油麺!

<揺られ揺られて県境まで〜〜金町>
 
 歳のせいか、季節変わり目のせいか、深酒のせいか・・・最近眠りが浅くて、つい電車で座ったりすると、10秒後には眠り込んでしまう。もともと寝入りが尋常でなく早い体質で、周囲を驚かすことが多いが、最近は起きれないのだわー。疲れが相当溜まって抜けませぬな。
 

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 この週末は、綾瀬まで出かけて濃厚煮干をがっつり食って、鬱憤を晴らそうと計画しておりましたが、またまた乗り過ごしてしまいまして、県境の町まで来てしまいました。引き返すとまた行列最長尾になるだろうし・・・。なので、目覚めた駅で、昼飯食うこととしました。それに「金町」だったらいい店あるもんね。濃厚煮干はまたの機会とし、今回はオーディナリーな一杯を求めましょう。今回は、「國分ラーメン食堂」さんへGO!。ようやく初訪問です。
 

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 全く予習してなかったので、何が一番人気か、ネットで慌てて調べて見ますと、どれも甲乙つけがたし。煮干ってのがあったら今回の遠征目的に適ったのでしょうが、ここはメニュー看板のポールポジションの位置にある「手もみ中華そば」とさせていただきましょう。
 
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<透明感ある醤油清湯!カエシの輪郭よりさらりとした旨味と甘みにキレ!>
 
 前金制のお店で、変わってるなと思ったのは、レジに当たる場所で受け付けるシステム。気合い入ったご店主と全体オーダー流れ等を仕切っている女性スタフさんが、テキパキとしておられます。しまった・・・瓶ビールでも追加しておけばよかったかと思うが、混んで来たし、酔い覚めだったし、渋々諦めました。また酒で疲れが取れなくなるし。そんな自省の最中にちょうど配膳されたのが、この麺顔です。
 

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 おお!これはまた、想像してた方向性とは違った麺顔でして、手もみ麺の素朴さありありの・・・例えば「葉山」のようなのではなく、ちょっとハイセンスさが見え隠れする、今風な素朴さとでもいいましょうか・・・。スープも透明度があり、透けて縮れ麺がはっきり見える。透明感に今風のワックス感があり、縮れのフォルムが素朴感に結びつく。
 

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 スープを一口レンゲですすると、表層の軽い香味油の色気がスーッと鼻腔をくすぐりますが、抜けが早くてしつこくありません。ギトギトの鶏油では少なくともないみたい。それよりも、醤油で琥珀色に染まったベーススープがとても優しく、キレを感じるようなスッキリさが魅力的です。見た目よりかなり塩気の輪郭は薄くい。しかし円やかと一言で片付けるには勿体無いと言うか、鶏ガラの丁寧な煮出しには雑味がかなり濾過された印象で、動物系の旨味がとてもスッキリしていている。若干の塩気はむしろ甘味を引き立てる側にまわった印象。
 

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 面白いのは、たったこれだけのネギ薬味なのに、カイワレなのに、味がスープにも浸透しているのが分かるところ。ネギの淡い苦味と香りがスープの味となって染みている。当たり前のことしか言ってないけど、薬味がはっきりと感じ取れるほど、研ぎ澄まされたキレってのがあった気がする。ぐびぐびともうこれは全部飲み干すしかない。丼に直に口をつけて味わうと、今度は麺から吐き出されたであろう炭水化物の甘味すら感じ出す。とっても普通な醤油スープが、これほど楽しめるとは意外でした。
 

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松屋製麺所:太ちぢれ麺、ぬるつき少なく明るいモチモチ感はまるで耳たぶ!>
 
 メニューによって製麺所を変えているようですね。細麺の場合は、菅野製麺とのこと。太ちぢれ麺は、松屋製麺所。太ちぢれと聞いて、七彩やくじら食堂のような、平打ちピロピロ麺を想像したけど、それほどピロピロでもなく、ボコボコと潰れて捩れるフォルム。麺の周りに滑りなどがある場合が多い中、それほどぬるつきもなくて、するするツルツルと高速にすべり、のど奥へと駆け抜けていきます。
 

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 言うまでもなく多加水麺。汁を意外と吸い込んでいるのか、味わいがとてもいいねー。前歯での千切れはスパスパと安易でリズミカルですが、束になったそれを奥歯でプレスすると、想像通りの明るいモチモチ感が広がります。そして力を入れるとすぐにクチっと淡白に潰れていき、後に残るのはスープエキスと炭水化物が瞬時に合体する旨味。これはつけ麺になると、少し引き締まるのでしょうが、芯がなく引き締まると想像すると、ものごしが気になりますねー。きっと美味そうだ。
 

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<解れる寸前の厚切り豚バラ肉!スポンジのようにスープを吸い込みジューシーこの上なし!>
 
 メンマは、大きめ長めの穂先タイプで、麺とサイズ感が一致していて、一緒に啜り食うと歯応えと風味が重なり、とても美味かった。メンマも汁を吸い込むのを改めて知ります。
 
 そして「つくね」があるのが、とっても嬉しい!。何か得した感がある上に質感もよかった!。軟骨が含まれていて、コリコリとした歯ごたえがうまさを誘うし、また大葉の刻みが忍び込まされており、この風味感がますます食欲を掻き立てるようです。これだけ追加で注文しても良い!。
 

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 そして肉です!。普通サイズの一枚肉と思っていたけど、箸で引き上げるととても分厚いことに気が付いた!。私の iPhone SE と比べたら2倍の厚さがありましょう。そんな豚ばら肉は、とろっとろに煮込まれており、おそらくベーススープ生成にも貢献されてると思います。赤身には隙間ができていて、全体がスポンジのようになっております。今にも解れてしまいそうなほどに、とっても柔らか。余計な脂が抜け落ちて、スープを吸い込んでいます。それを一気に奥歯で噛み締めると、口の中が一気に、ジュワーっと旨味の洪水状態。見た目以上に満足感があります。
 
 
<味玉にハズレなし>
 
 白身は淡いクリーム色に均一に染まっていて、薄味出汁が深くゆっくりと浸透しているのがわかります。堅さもなくハードなプリンのようにプルプルと震えるくらい。また卵黄はほぼジェル状態で、熟成でもしたかのように、濃密な旨味が広がります。とても舌の上に絡み付くので、まるで旨味がいつまでも楽しめるかのように。嗚呼、やっぱり・・・味玉にハズレなし。
 

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 総じまして、「コンテンポラリーとハートフルのハイブリッドもちもち醤油麺!」と言う、何だか見たまま感じたままの、捻りの一切ないまとめ方で、ごめんちゃい。思いがけない訪問となりましたが、逆にいい出会いであったと確信できます。それに、隣客の鶏そばが、異様に旨そうじゃない!。そう言えば、最近は鶏白湯を全然食ってないので、体が欲しているのかも。次回はそれを狙ってみます。ごちそうさまと告げて店を出ると・・・あらら、今にも泣き出しそうな雲行き?。行列してたら鬱陶しいことになったであろう。行き当たりばったりというのも、いいことあるのだねとまた改めて思った次第です。そんな幸運を忘れないように、とっとと最後に詠って、いつものように締めようと思います!。
 
 
   重い雲
   垂れ込む町に
   中華そば
 
 
   スープの余韻に
   心は晴れやか
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeでまとめてみました!
 
 

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