ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2880】 白河手打ち中華そば 孫市 (東京・西国分寺) 冷し中華


陸の孤島極上中華そば!隠れ家が有名になりつつー?>


 こちらのお店のロケーションは厳しいー。中央線西国分寺駅国立駅の中間地点にあり、バスの利用もできないとなれば・・・車で行くしかないです。ましてやこの真夏の炎天下ですからねー。店自体が非常に隠れ家的でわかりにくいのですが、裏側が車を置けるスペースとなっており、また近年店前の月極パーキングも確保された様子。開店前に待ち行列がすでにできています。







 数年前までは、多摩エリア限定のラーメン本に紹介される程度だったと思っていたのですねー。しかし、開店当時からその実力度はお墨付き!。ご店主のシャツの背中にある「とら食堂」の文字が眩しいです。れっきとした白河系のお店でして、ワンタン麺、チャーシューめんのオーダーが多いです。テーブル席メインですので、ご家族連れでもきっとリラックスして、「良いラーメン」が食せます。近いうちに私も家族でまた来たいたいと考え中です。


     






 さて開店直後ですぐ満席&外待ち発生・・・こりゃ待つなと覚悟です。食券手渡してから暇だったので、しばらくトミカで遊んでましたー。


     














<白河系もちもち縮れの素朴麺は冷えても旨し!>


 やはりこちらの冷しの特徴は、何と言っても麺に他なりません。白河系独特のモチモチ多加水縮れ麺。細くとも存在感が分厚い麺で、手打ちと主張するランダムな縮れがナイス。素朴のようでワイルドでもあり、腰の強さがありつつも、とても柔らかく感じさせる色合いと滑り。透明感すら覚える白い目の色合いもまた印象的です。







 またしっかりと麺が冷えているのも嬉しい。粗熱を取っただけではなく、きりりとした温度感があればこそ「冷し中華」です。しかも、冷えて引き締まりがありつつも、ギュッと固まったようなそぶりがない。まるで温麺のようなぷよぷよ!!っとした柔らかさが残っているのもいい感じで、前歯で千切る時にもプツプツプッチンという明るい弾力感を発します。奥歯でプレスするときにはモチっと弾力を感じつつも、案外クチリ!っと淡白に潰れこむようなイメージもありなむ。







 また縮れ麺であり、平打ち系細麺であるところから、ズボボボボボボボボボボーーーーっと啜り上げるのに適しており、駆け抜ける麺の感覚が、まるで口の中で優しくハイタッチをしてから駆け抜けてゆくようでもあり・・非常に面白い。自家製麺の中でも手仕事ぶりが高い麺。うまい!麺がうまい!大盛り+150円というところは頷けますが、大盛りだと英世でお釣り来ないから躊躇してしまった。やはりこちらでは、大盛り必須だと確信しました!。












<またおま系冷し中華と侮るなかれ、ほんのり薫る出汁感がキリリ!>


 冷し中華の醤油だれが、こんなに丁寧だとは!。はっきり申して、味付けの思想は「大衆街中華の酸っぱい系」のそれです。新たな味構成の発見はありません。ただ、これほどありふれた味構成なのに、キリリと感じられるのはなぜ?。







 透き通った醤油ブラウンの冷し中華ダレ。王道の酸味系主導のたれ。当然金属的な酸味と尖りは一切なく、まろやかな酸味がいい感じです。「酸味がまろやか」だというのは、冷やし中華では共通的でしてこの差分が店ごとに微妙なので、自分の機嫌が悪いと「またおま」と思ったり、また冷静な時は「王道」と感じたりと、レビューするには厄介なタレです。しかし、今回はその味わいの中に「出汁を感じた」。







 醤油の塩気に和がらしが溶かされると、辛子の香ばしさが広がります。そしてベースの酸味とその香ばしさが結びつき、ほんのりと胡麻油のアクセントもいい感じ。そしてその次には、キリリとした旨味の中に、魚介系の風合いをちょいと感じさえる「旨味の落ち着き感」がじわじわっと広がるかも・・・。







<細切りにしても叉焼旨し!錦糸卵もしっかりと味わいを感じる逸品!>


 いつもの3兄弟(錦糸卵・チャーシュー・きゅうり)細切りが、何気にうまい。ここのチャーシューは「叉焼」という昔ながらの燻タイプだったはず?。なので、細切りにしても、一本一本が薫るようにしてうまし!。煮豚系チャーシューとはまた違ったうまさですね。醤油だれを少しばかり吸い込んだって香ばしさには変わりがない。また、依怙贔屓かもしれませんが、錦糸卵がしっかりと味わい深い。ここにも出汁感が広がる。実に仕事が丁寧。







 プラスアルファなトッピングは、トマトとワカメ。トマトがまた完熟でうまい。現代的なトマトだから冷し中華にも合うね。タネ部分の甘みが醤油だれに後半混じって、ちょっとまた変わった味わいに昇華させます。またワカメが、ちゃんとしてる。水で戻りきらないワカメがラーメンによく投入されているのを見ると、私はとても切ない・・・・。これにはそういうやり切れない切なさが一切ないので、心置きなく味わえました。












 総じまして、「白河系の素朴を装った崇高冷やし中華!」と言う感覚で、素材感も生き生きしておるし、気楽な旨さと崇高さと言うミスマッチがなんとも嬉しく感じる一杯!。驚くほど斬新さはないけれど、白河系の一杯と言うのはどうして、和ませるような魅力を感じさせるのでしょうか。それは冷し中華となっても同じこと。とら食堂は、引退したら直ぐにでも行きたいと思いますが、それまではこちらや都内の系譜で、引き続きワクワクさせていただきます。嗚呼早くやってみたいなー「行くぜ、東北。」 後何年先のことやら・・・。とりあえず、今は目前の仕事してコツコツとやっておきます。ごちそうさまーっと告げて店を出ようとすると、また外待ちが増えとる。こちらは、店前には日陰や冷房待合室があるから、そう構えなくとも良いと最後にお伝えしておいて・・・さてとっとと詠ってもう寝ますー。



   お昼前
   エアコンうなる
   炎天下



   ぞろぞろ集う
   良麺求めて



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!