<陸の孤島にありながら人気持続!本格手打ち中華そばの店>
実に4年ぶりに久々に訪問となります、こちら「竹の助」さん。質実な白河らーめんを提供される店で、実に好印象です。こちらで7月から「冷やし中華」が開始との情報を得まして、わざわざ週末にクルマを飛ばしてやってまいりました。確か前回もクルマで訪問で、あの頃はちょうどオレが左遷されたタイミングだったはず(爆:今でも変わらんか?)。本当に陸の孤島みたいなロケーションで、当時は少し心配をしていたのですが、なんと人気は持続的安定のようです。ちょっと開店時間を読み間違えて早めに来てしまったのに・・・、すでに店前には待行列が少し発生しております。どうもみなさんもクルマのようでして、店横のパーキングは私を含め開店時20分前には埋まってしまいます。
コインPも周囲に見かけられず、どうしたものか。クルマの方は、先客のクルマが出て行くまで、店の近くでハザード点滅させて待機するしかないわなー・・。
<麺が主役の冷やし中華!ピロピロ平打ちの白河系で楽しむ冷した感触がたまらん!>
こちらは冷やしに限らず「麺が主役」な感じがいたします。大盛りだと+180円もアップするのですが、それだけ自信と価値がある麺だと感じます。竹で打たれた平打ち麺は、ピロピロとした形状をして素朴さを表します。麺をテボに投入する前も、腰を入れて揉み潰して縮れを作っている厨房での姿が、カウンター越しでもよくわかります。
明るいモチモチな多加水の感触は、氷水でキリリと一気に冷やされ急速に収縮をしたような感触。引き締まりには明るさをキープしながらも、そのモチモチした感触はかなりハードな印象となってます。しかし冷した方が如実に麺の風合いが生きるというものでして、熟成されたグルテンの朗らかさが、なとも涼を感じさせるような爽やかさです。
醤油タレに浸透することはとても少ないイメージで濡れるだけ。しかし縮れだけでなく表面が細かくボコボコとしているような・・・・微細な傷があるような・・・そんなざらつきが実はあるみたい。なので、サラサラしたタレでも入り込んで、キャチする能力は高いか?。表面はただ単にツルツルに見えるようなんだけど、高速に啜り上がる部分と、タレで濡れた感じを持続する部分とで両立しているので、これはなかなかタレの混じった味わいとしても楽しませてくれます。
<どれも丁寧な質感の3兄弟トッピング!味玉久々に食って旨し!>
錦糸卵、きゅうり、チャーシュー・・・これら3兄弟トッピングもさすが。特にチャーシューなんて、千切りされた欠片をひとつまみしただけでも、味わい深いというか、肉繊維のぱふぱふっとした感触が伝わり、タレ香ばしさと脂の甘みが感じられる。また3兄弟の長さと太さもいい感じで近似しており、見栄えと歯ごたえなどに調和が生まれます。
今回のプラスαなるトッピングは、くし切りトマトと味玉。トマトは小ぶりながら、丸1個は入っとるのでは?。そして完熟なのだ。多分カットしたてだと思う、タネが崩れてないから。またしっかりとした味玉がホールで投入されとります。この一ヶ月程度は、冷し中華に邁進しているため、味玉は久しぶりに遭遇したような気分。薄味のタレが深く染み込んだ白身の風合いや、ゆるい芋羊羹状態の卵黄が、タレと絡んで深く熟成した濃厚な味わい。うう・・・やはり美味い。今度暖かい汁系でじっくりと味わいたい気分にさせます。
<オーディナリーな醤油ダレ!ゴクゴク飲み干せる酸味の柔らかさと出汁の旨味>
タレはベーシックな醤油だれ。酸味は抑えめで、そこに多少の糖分の存在があるみたいで穏やかに響きます。また出汁としても映えるようなイメージがあって、このままゴクゴクと抵抗なく飲み干せるような、スッキリ感覚があり。和出汁感覚に近いものを感じますが、昆布等の乾物系の旨味が溶け込んでいるのでしょうか。
またオーソドックスなる和がらしも溶かしながら食うと一段と風味が華やかにかんじます。辛子なのに香ばしさが引き立つような風合いの転じ方をし、こういう部分にも涼を感じさせる味覚のマジックがありますねー。
総じまして、「麺の素朴さをダイレクトに味わう極上冷やし中華!」という感想でして、これなら「ざる中華」でも楽しみたいと思えます。暑い日に暖かい汁麺で汗かくのもいいですが、冷やし中華がどうしても苦手という方にも、ハードル低く楽しめる一品。いかがでしょう?。ということで、冒頭開店時間を間違えて待ちくたびれたところを、大逆転で痛快にさせてくれました。感謝感謝、今日もいい一杯に巡り会えたー・・・。ってなことで、平日のストレスが霧散したのを感じたところで、週明けに備えてちょろっと詠います!。
ゆるゆると
ダレる週末
麺探訪
日頃ストレス
スベりに流して
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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