ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3028】 谷記 吉祥寺店 (東京・吉祥寺) 天津麺 〜よろよろ酔いどれ屯する店のふわふわ天国気分!谷記天津!

【東京都内の格安天津麺シリーズ その9】

<格安で24時間営業!駅近本格中華で呑んだくれ〜>
 
 
 「谷記」さんは、錦糸町をベースにしている中華料理屋さん。都内に7店舗ほど展開されていて、4号店がここ吉祥寺店らしい。私のこのブランドのイメージは、「24時間」「格安」「本格派」そして「呑んだくれ」というワード達でしょうか。一番最初は、ワンコインラーメンを求めて朝ラーしにやってきたのですが、その時にイメージが焼き付いてしまったかもしれません。ここは24時間営業で吉祥寺ですから、始発電車待ちながら飲む客が多い。この近辺この店に限った訳ではないのですが、吉祥寺の早朝はそう言った風景も多いのです。

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外観
 
 
 
 
 
 さて今回は、風邪で体調崩して朝飯食えず。昼間は忙しくて昼飯食えず。体調崩しているのに一切飯食わずだったので、午後3時には気分が悪くなってしまい、仕方なくフレックス退社した流れです。出先から東京駅に向かい、中央線に乗って座ったとたんに爆睡してしまいました。しかしこの移動中の昼寝が実に良かった!。中野駅を過ぎたところで目が覚めて、体調やや復活してるのを自覚。すると突然に腹が猛烈に減って、井之頭五郎シンドロームに陥ってしまいました。この沿線で24時間営業ということなら、もうここしかない!。「谷記 吉祥寺店」に白羽の矢が立ったということで、こういう状況だからこそ腹に何か詰めて、エナジーチャージです。・・・・ま、最初から「天津麺」しか狙ってないけどー。

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内観
 
 
 
 
 そんな午後4時の店内。誰もおらんと思いきや、一つのテーブル席だけ、酒盛りが始まろうとしておりました。炒め物をじゃんじゃん注文して、ビールを人数分という感じでして、一体どんな仕事をしておられるのだろうと羨ましく思えてしまう。日経平均は鰻登りでも実感ないけど、ちゃんと恩恵ある人たちもおられるのかもと、一人で拗ねつつお姉さんに「天津麺」をオーダーいたしました。体調悪かったから、ビールは封印。

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メニュー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<麺顔一面フワフワ玉子の海!カニ身のしっかり感とサイズ感に大納得の628円也!>
 
 
 まあ、タイミングが悪かったというか、酒盛り先客のオーダーが優先するわけで、バンバンと炒め物が私の前を通り過ぎてゆきますー。醤油や香辛料は本格的なのがよくわかる匂いでして、いかにも酒がよく進みそう!。レバニラ炒めみたいなのが妙にそそるぜ!ちくしょーっと思っていたところで・・・・割と淡白そうに思える見栄えの天津麺が配膳されました。それがこの麺顔です。

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麺顔全景

 
 
 
 
 
 うおーーー、玉子面積最大級!丼が小さいわけではない。むしろ大きめ。それを覆い尽くす玉子焼きは卵を3つ位使ってないか?スゲーと思っているところで、どうしても目につく「カニ身」。三つ散らばっておりますが、このカニ身が実にちゃんとしてますよ。見事に「かに玉」を表現しており、なんちゃってー・・なカニ玉とは別格です。このボリューム、ちゃんとしたカニ身で「628円(税込)」という設定には頭が下がります。

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麺顔アップ
 
 
 
 
 
 
 実に玉子がふわふわです。驚きです。卵黄と卵白が割と最後までしっかりと混ぜ合わせたタイプです。具材はカニ身の他には、薬味ネギ少々で、卵と少量の出汁だけで味あわせるという攻めを感じるスタイル。かに玉全体がふわふわーな玉子感覚がすごい。しかも薄味で卵自体の味もしっかりと感じ取れる程です。箸でかに玉を割ってみても、玉子焼きの断面しか出てこない。卵だででこんなに食わせるのかと・・ちょっと驚きを隠せませんでした。

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割ってみた

 
 
 
 
 
 そしてカニ身がいいね。殻から外れたそのままのニュアンスをキープしたままです。なので噛み締めるとカニの本来的な風味がジュワーっと広がる。カニ身の加工品という缶詰的なニュアンスは少なく、身を食ってる感がいいのです。これまでちょこっと食い続けた天津麺ですが、かに玉というだけに、「カニ」と「玉子」だけで直球勝負というのは、実に痛快に思えます。

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別角度で割ってみた
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<歯応えクシクシとした細系捩れの中華麺!玉子の感覚とはコントラスト与える食べ心地!>
 
 
 かに玉を食っても食っても減った気があまりしないのも嬉しいけど、一旦麺に目を転じます。かに玉の下から箸でリフトすると、思っていたより割と細めの中華麺が現れる。ストレートではなく、多少のボコボコさがあるフォルムで、ちぢれ麺とは言い難く、個人的には「よじれ麺」と読んでいるタイプです。割と密度が高い感じで、茹で上げも少しばかり歯ごたえが残るような感覚でして、前歯で千切るとクシクシとしています。このクシクシ感と、かに玉のふわふわ感のコントラストが非常に食ってて心地よいです。これはいいぞーっと食い進めていくうちに、徐々に汁が浸透していくものの、完全に腰弱になることなく、しっかりとコシを最後までキープする感じです。

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麺アップ

 
 
 
 
 
 天津麺はどうしても麺はズボボボボボーーーっとすするより、麺と具を乗せて丸ごとハグっていう感じで食いたいよね。だからどうしてもご飯的な食い方になってしまうかも。だったら天津飯食えよと、いつも感じながら食ってます。

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麺リフト
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<冒頭は薄味にして、中盤にはあっさり味に変化し、後半は卵の余韻でまったり味わう・・・時差別スープ感!>
 
 
 最後にスープですが、ここが評価が分かれるかも。全体的に実にあっさりしています。薄味というより、薄めの味。だから塩を振りたくなるのですが、かに玉を食っているうちに段々と印象が変化してゆきます。かに玉のコクが移るのか、次第に立派な「あっさり味」に昇華して、ごくごく飲み干したくなる味わいになってゆきます。ところがこれだけに止まらず、かに玉の最後を味わった頃合いには、実にまったりとした味わいにもっと進化している状態。全体的にとても時間差で変化するスープ感覚でして、オヤジ世代の私にとっては後半すごく見直しました。名付けて時差別スープ!
 
 
 
 
 
 
 
 総じまして、「よろよろ酔いどれ屯する店のふわふわ天国気分!谷記天津!」と言う見たまま感じたまま、何の捻りも毎回なくてごめんちゃい!。今回は予想以上のかに玉感覚で、ありがとうと言う感じです。だって安いんだものー。しかし、やはりここでは炒め物で飲みたいよね。前回訪問では、記録によると麻婆茄子麺でビールあおってたらしいオレ。次回こそ酒をあおって、呑んだくれオヤジの仲間入りを果たす決意です。・・・・・いや、そんなことより、早く風邪を治そう。自省を込めてちょこっと詠って、風呂入って、屁をこいて、寝ます。
 
 
 
   だらだらと
   仕事切り上げ
   吉祥寺
 
 
 
   夕方食らう
   今日の昼飯
 
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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