ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2252】東大和ラーメン大冬樹 (東京・桜街道) 煮干し中華そば 肉盛り


 息子の友達が自宅に遊びに来て、久しぶりに男手料理をしてみましたが、毎度ワンパターンなので、手打ちパスタでカルボナーラを作って見ました。こうやって、久しぶりに麺打ちをやると・・・ラーメン活動の記憶に結びつきますな。私はパスタなので超強力粉のデュラムセモリナを使いましたが、水分の入れ具合や、製麺機でのプレスの力の圧のかけ方や、ローラーをかける回数などで、みるみるグルテンの表情が変わる。また、厚さや切り口の幅などで、茹で上げの食感も変わるし時間も変わる。また、麺を打った後の放置の時間もいろいろと差が出てしまうので、実に面白い。でも趣味でやっている分はいいんだけど、商売だったらとてもじゃないが、一定品質なんてありえません。やはりプロはすごいなーっと・・・パスタを打ちつつ、ラーメン屋や製麺屋のことを考えていた私です。いずれ時間があれば、和そば打ちにも挑戦したいけど・・・沼にはありそうなので、これ以上は・・・・・。


MARCATO パスタマシン アトラス 150

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<疲れが取れんけど煮干しを摂ろう>


 ・・・・などと考えながら、今回も大型連休の過去レビュー整理シリーズ。さすがに大型連休前の一週間は多忙で疲れがどっと出たという感じ。朝型の私でも朝は頭が持ち上がらなかった。浅い眠りをずるずると引きずったような休日の午前中で、完全に起き上がったときには、朝11時。家族はお友達とランチパーティーということで不在。用意してくれた味噌汁を一人テーブルですするという体たらくです。もうこういう日は何もしたくないね。ラー活以外は。久しぶりにクルマと付き合うかと、新青梅街道をひたすら西へ。目指すは予てから狙いを定めていた「大冬樹」さんです。


   






 それにしても、運転中のあくびが頻発。まだ疲れが取れ切ってないのがわかりますので、途中コンビニでドリンク剤とタバコのヤニを摂取。体全体をもう一度ふ奮い起こします。ぼーっとしながら考えるのは「何を食おうか・・・・」ということ。当初、あっさりと塩でと思ったんですが、元気に成るとやけに煮干しが気になりだして選択を変更。さらに朝が味噌汁だけだったから、普通に腹が減ってきて「肉盛り」とさせていただきました。


   











【すっと沁み入る軽やか煮干しの透明感に背脂が滲むすっきり醤油味】


 当初思っていたよりは随分と使い勝手が良い店箱です。カウンターもそこそこ席がある上に、テーブル席もそれなりにあって、地元客で半分埋め尽くされている。老若男女バラバラで、広く地元から受け入れられているのがわかります。こういう店って旨いことが多いんですよねー。地元の老夫婦と思しき方の隣に座って、しばらく店のうんちく書きなどを眺めたり、スマホでメールチェックしたりしてたら、アッと言う間に配膳が完了いたします。







 その麺顔・・・名前負けしてませんねー。一面の肉。肉が波のようにというか、甍のようにというのか、綺麗に扇子状に並べたてられます。もはや肉しか見えません。特製よりも肉盛りにして良かった良かった!期待通りのレベルを確信したところで、スープをすすり始めましょう。







 まず煮干しエッセンスは「軽やか」タイプ。全面甘みを効かせるタイプでもなく、全面ニボニボ系の苦味と香ばしさを効かせるタイプでもなく、その中間的な立ち位置。適当にどちらのエッセンスも持ち合わせますが、どっちもつかずという残念感はありません。むしろライトにいい塩梅でバランス取っていると思える品質。まさにゴクゴクと飲み干せるタイプで、煮干しの「クセがすごいんじゃー」という部分は一切なし。その上にサラサラっと背脂が浮いておりのも印象的。燕三条というワイルドな背脂醤油とは程遠く、どちらかと言うとこの背脂感覚は、京都系に近いかもしれません。







 塩気もまろやか。醤油の熟成された風合いまでは感じない塩気ですが、その軽やかな塩気が、煮干し軽やかさとはベストマッチです。またトッピングのチャーシューから滲む旨味も塩気を柔らかにしてくれるようで、あっさり過ぎず、重くなく、子供にでも安心して食わせることのできる穏やかな煮干し醤油です。







【軽いパツっとした歯ごたえが小気味良いストレート細麺がナイス!】


 どこの製麺所か不明ですが、ほんのりとパツパツ感を保つところが、煮干しそばとしてはキャラクター付けがきっちりとハマっているという感覚です。基本的にはストレート細麺。多少膨れっ面してますが、全体的には角麺の部類か。クツクツっとした前歯の切れ味が爽快です。練り水の個性も少なく、麺の素直な風合いがそのまま体感できるという代物。奥歯でのプレスではクチリ!と短いたっぷで潰れるものの、密度感もナチュラルでやや高めと受け止めます。







 表面の光沢から、口当たり以降の滑りの良さは保証つき。ズボボボーーーっと啜って楽しいし、またチャーシューで巻いて食うのもおもろいです。後半はさすがにやや汁を吸い込みますが、ダレた面は感じさせません。












【さすがは「肉盛り」極上バラ肉スライス8枚で埋め尽くす麺顔】


 ここのチャーシューは好きなタイプ。昔ながらの程ばんな作りなんですが、古い感じはしません。むしろ王道のチャーシューという感じ。部位はバラ肉で割と大きめにカットせずに使っている。スライスの分厚さは標準的。サイズは大きめ。8枚ドドドン!っと綺麗に並べたててます。







 醤油されの漬け込みは深い方で、表面部分は深い焦げ茶色した感じでクラシカルな印象。されど、肉脂肉脂といった層が鮮やかで、タレの香ばしさと肉の味わい、脂の甘みがいいバランスの感じです。特に秀逸なのは、皮に一番近ところも削がずに保たれているということ。私は、よく「皮付き」とか「皮に一番近い皮下脂肪みたいなところ」など、よく書き留めますが、まさしくこれもそう。皮のコラーゲン分と醤油ダレの融合は素晴らしいの一言です。







 総じまして、「煮干しの繊細さと肉盛りの豪華さで痛快バランスの一杯!」というそのままで何のひねりもないまとめでごめんちゃい。されど、汁・麺・肉どれも文句なく、全体でまとまっている感覚は、何気に素晴らしく思えます。変に突き抜けようとしない、定番な仕上げがまた好感度を上げるというやつか・・・。まだまだ若そうなご店主なので、まずはこの地で有名店になってほしいと応援気分です。駐車場がわかりやすいので、また来ると思います。次回は塩かまぜそばかな。この肉と汁の仕上げなら、どちらも満足できそうだし。たまには家族でも連れて行ってやるか・・・。ということで・・・なので詠います!



   週末の
   寝坊半日
   潰しては



   疲れを取って
   煮干しを摂取



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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