ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2064】 麺処 篠はら (東京・要町) 特製醤油そば


ようやく上期の決算発表が終わったばかりなのだけど、ドタバタ騒ぎはまだ続いている感覚です。この3〜4年は、猛烈なスピード感覚で物事が推移しており、私自身も実にいろんな役割を負ってきたと感じます。なのだけど、どうしても、忙しくても弾けたいと言うか、食いたいものがありまして、今回やってきたのは、西池袋の先の「要町」界隈であります。とある有名店経験あるお方の新規オープン。夜なのに遠征して「麺処 篠はら」に行ってまいりました! まー空いてるとは思わんかったけど、夜の8時で行列数は10人です。連結して待つ間、会社から携帯に電話が何回もかかってきて、行列中に暇で退屈することはなかったが、ホント勘弁してほしいねー。







さて何とか行列をクリアして、ご店主の話を伺い聞いていると、いろいろオープンから試行錯誤をしている最中なんだとか。最初は貝類が強すぎて・・・いろいろ配合を変えて様子を見ているらしい。なので、毎日微妙に味が違うわけだ。だから、そんなの聞いてしまったら毎日でも来たくなるじゃないか…。ご店主の手際の良さを眺めながら、どこか魔法と感じるスープ感に想いを馳せ、配膳までの数分間は、本当に短く感じました。「よろしければ薬味の柚子七味、おすすめです」とのお言葉も添えながら配膳が完了。


  



  











【複雑エキスの溶け込みに貝類の滋味!柔らかい仕上がりの醤油スープ】


弾けたい夜だから「特製」にさせてもらった。だけど、肉の凄さもさることながらスープの醤油ブラウンが霞みがかったような、そんな色合いが気になってなりません。透明感あるのに霞みのある風合い。まるでチョーク色の醤油スープ。ライトなのかミドルライトなのか不思議なスープ感。







味わうと「柔らかくて高尚」なエキス感が広がります。香味油もコク深く、だけども動物系のエキス感が濃ゆい。なのに濾過されたようなスッキリと軽やかな味わい。確かに丸鶏とかの芳醇なエキス感が深い…。しかしそれだけではない複雑なエキス重ねが気になるー。ちまり鶏系と言い切れないのだわ。豚肉エキス?いや豚骨の軽い煮出し?豚でないようなゆったりした肉エキスもあるような、ないような。このカオスっぷりはすごいです。







さらに味の決め手はやはり「貝出汁」。これだけは分かる。独特の滋味は、味わいのフレームワークをしっかりとイメージさせてくれます。煮干しとかあるのかもしれないけどそれは低い。むしろ昆布とかそう言う淡い海系旨味系。







全体的には!キッパリ醤油で痛快に食わすというより、優しい味わいで酔わせるタイプかも。醤油は「柴沼醤油醸造」のものらしい。醸造感プンプンでパンチ効かせるタイプでなく、風合いをしっかりと感じさせるシルキーな印象。生醤油かどうかは全く知らぬが、醤油の柔らかい風合いを楽しむにはうってつけかもしれません。







【しなやかな腰つきと滑らかさが上品!平打ちストレート麺】


この麺は味わいを感じやすくて大変好き!グルテンとデンプンのストレートな質感も芳醇だし、一方で汁を吸いがちで出汁融合した部分が味わい深いかもー。平打ちというところも、食べ応えが感じさせる。また啜った時に同時に生じる捩れが、内頬と喉越しのシルエット感を高めて滑らかな印象を与えます。


前歯の切れ味も優しくスパスパと軽やか。潰しこみより熟成を優先したような質感。奥歯のプレスではクチリと、短いタップで潰れこみます。麺自体が甘みを感じるという感覚で、デンプンも軽やかな印象すら与えます。つまり、淡白というより内容が濃ゆいので「上品な麺」と個人的には感じる次第。スープの旨さがどうしても分かりやすいのだけど、それに見合ったバランス感ある良麺。どうりですでに常連化している客が多いわけだわ。大盛り注文率も高いし、女子も比較的多めの客層なのもわかる気がする。丁寧さを深く感じる麺だから。












【狂おしいまでのしっとり感ある肉!いくらでも食えそう!】


割と直前まで、手切りにこだわったような? レアチャーシューは、うまいのに決まっております。レアなチャーシューブロックは、外が香ばしいようなきつね色っぽく、中は艶っぽいまでにピンク。サクラ色より遥かに淡いピンクが、醤油のスープにゆっくりと侵食されてゆく様は、儚さを思います。二種の部位を提供してくれます。バラ肉の脂が溶けると舌がいちいち喜ぶ。そして美味い酒を連想させる。スッキリした仕上がり感なので、蒸留酒系と合わせてもいいかもしれない。吉田類ならきっとそうすると思う。












【薄味のようで味わいがしっかり濃ゆい黄身がうまし!】


最後に味玉。薄いタレにしっかりと浸かった感があるねー。塩気が薄く、玉子本来的な味わいの濃さを感じます。特に白身なんかそう。フルフルとしたところが上品。また黄味は、カスッたような見栄えもあるけど、実は芋羊羹以上にしっとりとしていてエクセレント。スープを濁らせることもなく、スープを染み込ませて食うのが一番の食べ方かもしれません。














総じまして、「要町の女性的醤油麺」と言うか印象かな。要町で醤油と言えば、どうしても「しながわ」を先に連想してしまうから。絶対的でなく相対的にそう感じてしまう。だから甲乙つけられない。共に発展して行ってほしい。要町をラーメンホットスポットへと牽引して行ってほしいもんです。応援しますし、また食べにきます。スープを完飲すると、よく店主から「きれいに食べてもらってありがとうございます」と言われること多いけど、「励みになります」と言葉を付け足されて言われたのは初めて。人柄も味わいということですね。今回は、食う直前まで会社の気分が抜け出せなかったのだけど、食った後は実に爽快!なので詠います!



ひとヤマを
超えてほっこり
週末の



醤油の香りに
ため息混じり



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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