ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2840】 鶏そば十番 156 麻布十番本店(東京・麻布十番) 156冷やし中華 太麺

<麻布十番なら冷やし中華もオサレ〜!>


 自分にあまり縁のない麻布十番にやってまいりました。単に大江戸線/南北線乗換ついででやってきただけですがー。この日も相手先の都合に振り回されて、昼飯時を犠牲にし、それでもオフィスに戻らねばならないので、この場所この時間で昼飯食わないといけなくなったため。歳を取るほどに自由度が効かないものですー。一応、麻布十番では「AFURI」か「新福菜館」を押さえていたのですが、ダメ元で「麻布十番 冷やし中華」でネット検索してみたら、こちら「156麻布十番本店」さんが提供しているとの情報ゲットです。鶏そば専門店でこれは意外です。しかも駅の出口からすぐそこというロケーションの良さもあり、速攻で訪問してみました。








 流石、麻布・・・おしゃれな店構えで、ガラス張りの入口と夜はワインなど揃えた店構えでバルっぽく、私が場違いに思えるようでした。時間がずれていたの広い店内閑散としておりましたが、それでも先客5名程度。寂しくもなく混雑もせず、一番ゆったりしながら食えるいい感じの店内でした。こちらは、細麺と太麺で冒頭に選ぶシステムなのか? 一応今回は、久しぶりに「太麺」を所望しましたが、「時間がかかりますよー」と言われて一瞬躊躇してしまいます。こういう場合は、「少々お時間いただきます」と伝えてくれれば、こっちが焦らなくてすむね(笑)。












<胡麻ドレ風な分かりやすさに、濃厚味重ねがナイスなバランス!>


 なんだよ、「時間がかかりますよーー」と言う割には配膳が早いではないか!? いい意味の肩すかしを食らってしまいました(爆)。それでも手間がかかってそうな見栄えでして、トッピングのカラフルさもさることながら、それをめくったら、胡麻ドレッシングみたいなのがたっぷりと麺にかかっておりますし、またパラパラと薬味もかかっておりまして、想像以上に封雑さをかんじます。








 麺を手繰りながらですが、まずは何も薬味がかかっていない部分を味わうと、胡麻ドレシングというより、クリーミィーサウザンのような滑らかさが印象的。胡麻の風味がとてもスマートでありつつ、どこかしら胡麻らしい香ばしさ?いやいやナッツ系の乾いた香ばしさの余韻を感じます。そして次に、一気に全体を混ぜ混ぜしますが、ここからは濃厚さがしっかりと表現されてきます。ナッツ系の香ばしさが一気に副鼻腔に広がり、非常にまったりとしたナッツ系の味わいが攻めてきます。そしてところどころに、サッパリ系マヨドレな味も割り込んで来て、なかなかシンプルそうで、一言で言えないー。












 実はこの濃厚さには、味玉の卵黄が深く影響を及ぼしております。この砕けた乱雑なカットが、全体の質感を高めているのは間違いないと思うのだが・・・・。












<風合い良く、引き締まった弾力性がナイス!ドレッシングまみれで滑りも高速!>


 太麺で個人的には正解だったかな。つけ麺と同じ麺と想像しますが、しっかりとした密度感覚がある中太ストレート麺でして、冷水で引き締められたものの、固い部分はなくてあくまで「全体が引き締まった」感覚。なので弾む感覚がしっかりのこっていて、それが楽しさを覚えます。前歯を当ててクチりと千切ると、歯の裏側に麺の断面が当たるような貼りつき感もありますし、奥歯でプレスするときのモグモグとした瞬間は、明るく弾む感じです。








 あらかじめ、よくドレッシングが混ざっているので、ぬめるようにして啜り食います。ちょっとズボボボボっと強く啜るには、密度で重さを感じるため、多少ハグハグワシワシとした食べ方になります。クリスピーな薬味が貼りつきますが、ゴツゴツというスベリ抵抗感はなく、意外に全体的に滑らかにすすれました。












<パフパフ鶏胸肉がナイス!味玉を粗くクラッシュさせた新発想すばらしい!>


 肉はパフパフっとした鶏胸肉。これ好きなんですよー、白ワインに合うよね。しかしこのドレッシングっぽいタレで、濃厚なニュアンスも持ち合わせるなら、細切りにして棒棒鶏っぽく仕上げるのも手かなと思いました。しかし、店の雰囲気からするとそれも変か・・・・。







 質の良さを感じる味玉を、もったいなくもクラッシュさせた粗微塵です。これは、麺をかき回すと黄身部分がドレッシングソースとナッツ風薬味と上手く交じり合い、ソース自体を濃厚に高めつつ、風合いを増すという効果があります。なので具としても、スープ具材としても旨い!。また白身部分は完全にはがれますので、粉砕された白身が、麺と絡むと面白い食感の助けとなります。大変面白い発想でちょっと個人的には感心したかも。













 総じまして、「さすが麻布十番の冷やし中華!旨さに斬新さが織りなす一杯!」と言う感覚でして、そのまま何のひねりもない感想でごめんちゃい。全体的にはサラダ感覚のように思えて、いや実は濃厚なまったりさがしっかりある。そして胡麻の香ばしさも漂う・・・というなかなかよく出来た冷やし中華。後からネットで情報を復讐したら、近年毎年提供しているような感じもうかがえて、一応名物なのですね。納得でございます。また、麻布十番では押さえの店が1軒増えてしまった・・・という満足感を抱き、このあとまた都営地下鉄にのって移動ーーーー。現実に一気に引き戻される瞬間ですね(笑)。そんなギャップを思い出しつつ、さっさと詠ってとっとと寝ますー。



   外回り
   まったり過ごす
   遅ランチ



   まったり絡む
   濃厚胡麻ドレ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





麻布の生活

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大田舎・東京 都バスから見つけた日本

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