ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2000】ラーメン二郎 横浜関内店 (横浜・関内) 小ラーメン・汁なし・ニンニク

 この休日に、わざわざ、またまた、いやいや、とぼとぼ・・・・出勤でございます。真夏のオフィスは空調もなく蒸し蒸し状態です。おまけにパソコン立ち上げたらOSが勝手にアップデートをはじめまして、ファンが唸りを立てており、非常にもたつく動作状況。メール開くのもいちいち時間がかかって、効率が悪すぎます。まさしく、ダルダルな気持ちに拍車がかかりやってられません。そんな時に限って悪いことが起こるのでして、この日のために仕上げておくように指示していたベースデータが、使いもんにならんことが判明。もう絶句ですよ・・・・。来た意味なし。仕方ないので、他の優先順位が低めの業務をパパッと片付けて、諦めて帰りました。





 それでもまだ陽が高すぎる!ラ活を少しくり上げるか、遠征でもしてみるか・・・・ということで参りましたのが、横浜関内の二郎さんであります。へへへ・・・実は、夕方の部に並ぼうと思ってたけどね、頭の片隅で。こちらは以前、ラー友と攻めに行ったことがあるのですが、どえらい行列と炎天下の日差しで泣く泣く諦めたことがあるお店。今回もつらいかな・・・と思ってたけど、いざ来てみると行列は発生していたものの、暑さよけができるアーケード内に並ぶことができるとう状況で、個人的にはとてもラッキー。うちわ持参で、スマホ片手に時間つぶししてた20分間少々で、あっけなく入店ができてしまいました。なんと・・・回転が速いのね!!


  











【接客がとても安心感があっていいね〜!そんな気配り二郎!】


 厨房と行列整理と配膳をこなしつつ、店前で注文を事前に確認するメガネくん。実にいい動き、いい声の響き、いい笑顔、そしていい接客です。券売機の前に立つと怒るとか、コールのタイミングをドキドキさせる圧迫感とか、皆無な店でフレンドリーですね〜。なので、初心者の方や、観光ついでの客、デート中のカップル、はたまた親子連れなど、バラエティー豊かな客層。いろいろ、麺半分、少なめその他いろいろな細かい注文を暗記して厨房に通すという処理が、まるでルータースイッチのように高速です。しかし、この界隈は二郎の行列が目立ちますな・・・。近くのボーリング上の屋上にある大きなピンも真っ黄色で、二郎仕様ですな。


  









【タレのうまさ!カネシがクッキリしつつも柔らかいエッジング!!時々響くニンニクのジリリ感!!】


 「汁なしの方、ニンニクどうされますか?」と聞かれて「ではお願いします」とお伝えして、0.5秒ほど間があって「わかりました」ということで・・・配膳されたのがこの一杯。私がヤサイを迷っている顔でもしてんだろう。そんな0.5秒の気持ちの駆け引きが、ちょっとした心配りのような気がして少し嬉しい。しかし、やはり二郎はジャンキーな麺顔でないといけませんな。モサモサっと大雑把なようで、きっちりと摂理が存在する配置感がたまりません。卵黄をグチャグチャにしてしまう前に、まずはタレのストレートな味わいを確かめます。






 乳化してない透明度がある濃いめのブラウンがいい感じ!カネシの色合いと塩気を見た目でじっとりと感じますし、香ばしさも漂ってきそう。味わうと確かにカネシの塩気と化調の結合によるまろやかさが広がります。脂感も濃いめだけどスッキリとした印象で、甘みすら覚える味わい。そう!柔らかいカエシの味わいで、とてもナチュラルにうまい!と思える仕上がり感です。





 ニンニクも思ったよりも少し少なめで、カネシのまろやかなエッジングを壊すことのない程度のジリジリ感。ちょうど食欲をそそるレベル感です。あとは確認できたということで、一気に混ぜっ返し、卵黄のねっとり感を溶かし込む。一方でヤサイの汁もじんわりと滲み出して、意外にスマートな味わいに変化する後半のタレ感。前半はカネシがクッキリとしているのに対し、後半はややあっさり系に変化して最後まで食べやすい。なるほど、これなら「粉チーズ」や「ニラキムチ」など味が濃ゆいトッピングが備わるわけだね。












【麺のカタさが非常にナイス!ええ塩梅とはこのこと!!やや外カタな雰囲気で風味も味わえる】


 直系って訪問店数はそこそこ稼いでいるんだけど、なかなかリピートに結びつかないのが私の胃袋限界でして、二郎といえば、デロっとした独特な柔らめな物腰がいいな〜なんてイメージしか、個人的には持ち合わせず・・・。もっとも、超ハードな店もあったりするんですが、だいたいそんな感じ。なので今回もそんな先入観で臨んだ次第ですが、これが少し趣向が違って実に好印象です。どちらかと言えば、歯ごたえをしっかりと感じさせるタイプでした。デフォルトのカタさ・・・・なかなか外側の壁をそれとなく感じれてナイス!

 前歯で突き刺さる感覚があるし、粘度少なく沈み込むように歯が入り込むところが、実に風味を感じさせて良い!キャベツの根や茎の太い部分の茹で上げよりも、ややハードかもしれません。それがいい塩梅と申せましょうか、しっかりと食ってる感覚を与えてくれて嬉しい限り。やや平打ちなフォルムは、縮れというより捩れと言った方が似合っている。ずるずるっと啜り上げるとそのまま口元への刺激となって、なめらかに口の中に入っていきます。





 すすって喉の奥に当たって詰まったところで、プッツリブツリと噛みちぎり、あとはワシワシっと口全体で頬張って奥歯でプレスを繰り返す・・・・。オーションらしい独特のグルテンさが、タレに交わって旨い瞬間です。時々、卵黄が分厚く絡まった部分もあったりして、これまたなめらか且つ、まったりコクが広がってタレとグルテンの旨さに混じります・・・・、うまし。

 さて、実はとても負担少なく一気に最後まで食えた次第。4杯1ロットの一番最後で、写真を撮りまくってからのスタートにしては、一番最初に食い切ってしまったけど体調が良かったか??? いや、麺量がちょうど良かったのでしょう。体感的には、小で300g余りといったところか。マイベストな麺量だったかも(個人的な感覚なので、責任はもてません)。













【カネシの浸透浅く・・・豚が喜ばしく思えるほどの、柔らかさと肉味わい】


 豚が実に旨い・・・・。この日は余裕があったから、小ぶたでもよかったかも。一見、カネシが程よく効いた感じなんですが、亀戸二郎とは真逆か?と思うほど、カネシの浸透が控えめなタイプ。肉の甘みがうかがえる味わい。そして、ほぐれるような柔らかさと、脂の甘みがクロスします。いや〜・・・・この豚、最高レベルで旨いっす!肉に埋もれてみたい。実は、一口食ったら旨すぎて、前半で食い切ってしまった。ボリュームの多さで有名な二郎だと、胃袋が元気なうちに肉を先に片付けようとか、そんな小細工考えて食い続けるのですが、今回は、自然とうまくてうまくて・・・・あっという間に食ってしまった。黒烏龍茶を交互に飲みつつ、肉と脂と対峙した。もっとくれと胃袋が叫んでいた・・・・。











【ヤサイもキャベ率高めで甘く、程よいシャキシャキ感キープなもやしも嬉しい】


 ヤサイの印象は適度なシャキ感があるもやしよりも、実はキャベツの味わいが気になっていた。ここ最近食っている中では、たまたまかキャベツの量が増していたかもしれません。茹で上げコントロールもナイスですし、カネシのタレにもよく合うし、そしてニンニクがピチーっと決まると、ヤサイの甘さが爆発的に美味しくなります。












 総じまして、「大衆さとホスピタリティ!そして味わい高しなジャンク系!!」という感覚で、ハードルが低い分、身近に感じらえる崇高な二郎ですな。



   休日に
   夏の横浜
   空青く



   浜風熱風
   舞う豚骨臭




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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ラーメン二郎にまなぶ経営学

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